思いとどまる

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 昔から根本敬のファンだし、「映像夜間中学」にサインを貰いに行ったこともある私だ。それで、一瞬、ちょっと、投げ銭的に払おうという気になったのだが……

 ……だが、思い止まった。なんか、軽はずみな感じがする。

ハハ、俺でもそうする

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 へぇ~、……まあ、そりゃあ、そうだろうなあ、という感想。

 そりゃ、そうだろ。私がプーチンだったら、こういうふうにするよ、ロシアのために。東側が東側と手に手を取るのなんて、そんなの当たり前だろ。

 いやもう、最近、頭の悪い右翼の私でさえもが、産経新聞にすら辟易してきた。産経も読売も朝日も毎日も日経も、全部どうでもよくなってきた。

 マスコミなんてどいつもこいつも全部一緒だ。馬鹿馬鹿しいからネットで読むのすらやめてしまおうかしらん。

一杯

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 曇り。

 早々と入浴してしまう。

 カチワリを沢山作って、一杯。「ロック」は「オン・ザ・ロック」の略であって、これは「ウィスキー・オン・ザ・ロック・アイス」の略であることは論を待たない。

 石ころみたいに大きな、赤ん坊のげんこつほどのボールアイスをアイスピックで削り出し、それで呑む。至福だ。

 ああ、うまい。

 こういう場合は肴はなくてもよろしい。だが、あるならアーモンドなどが合う。

DPZ~KH Coder~ブレインストーミング~DPL

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 気晴らしによく「デイリーポータルZ」を眺める。デイリーボータルZ、略して「DPZ」は、ニフティの面白サイトだ。

 このサイトのアバウト・アスのページを読むと、タイトルに「愉快な気分になりますが、役に立つことはありません」なんて書いてあって、いっそ清々(すがすが)しい。だがしかし、これは謙遜と言うもので、全く知らなかった、しかも役立つ知識を得ることが度々(たびたび)ある。

 今日も「特集・マンションポエム徹底分析!」という、マンションの広告コピーを半分バカにして楽しむというふざけた特集を見て大笑いしていたのだが、それが、バカにするどころか、結構大真面目に、大量に集めたマンションの広告を千件以上もテキストマイニングにかけて分析するなど、なかなか(あなど)れないのである。

 ……で、その中で使われているテキスト分析ソフトウェアが「KH Coder」というもので、なかなか大した代物(シロモノ)であるようだ。

 先日、職場で何度かブレインストーミングなどしたのだが、フリー発言の書き起こし文字列に対して、これを使えばなかなか面白い結果が得られたのかもしれない、などと考えてしまう。また、ブレインストーミング中、ホワイトボードに各人に見えるようにどんどん発言を乱書していくのだが、板書と発言書き起こしを全く同じ分析にかけて、その差を見る、なんてことも面白いかもしれない。

 ただ、職場のブレインストーミングだと、重要な名詞などが必ずしも頻回に使われるわけではなかったりする。その名詞が現れたのは1回こっきりなのだが、その名詞が元になって、非常に発言が進展するきっかけになったりする場合もあるものだ。

 ブレインストーミングを本当に役立てることは難しい。ブレインストーミングを意味あらしめる点は、いつにかかって、ブレインストーミング後のとりまとめにあると思うが、逆に言えばブレインストーミングのとりまとめは大変難しいのだ。ブレインストーミング中の、その場その場のファシリテーションの如何にもかかってくるし、発言者が必ずしもまとまった意見を述べているわけでもない場合もある。それに、デルファイ法的な手法、すなわち、とりまとめ結果を出席者に呈覧し、時間をかけて意見の収束を図りでもしない限り、とりまとめ者の感覚や恣意がとりまとめに入り込むことが防げない。

 今はAIやビッグデータが流行っているから、多分、どこかで誰かが既にそういうことは研究し手掛けているのだろう。あるいは、何時間もかけてブレインストーミングなどしなくても、AI内部で同じことが瞬時に行われて、結論だけポンと出てくるのかもしれない。……AIにどうやって前提となる資料を食わせるのかよくわからないが。

 「あのブレインストーミングが行われた結果、ビジネスがうまくいった」「このブレインストーミングは、逆に失敗した」という事例データさえ大量に用意できれば、つまり、所謂「教師付き」データとして大量に準備することさえできれば、当節流行の「ディープ・ラーニング(深層学習)」にかけてしまう、というのも面白いかもしれない。つまり、「こんなブレインストーミングはハナっから意味がなかった」と、会議が終わった瞬間に断が下されてしまうという不愉快な推論器が作成されてしまうわけだ、呵々(カカ)……。

雷鳴

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 どうも夕立ちっぽいな、と思ううち、降りだす前に雷鳴が轟き始めた。

 気象庁のサイトで見ると、本当に頭上が警報色で真っ赤ッ赤だ。

 物好きにも、傘などさして表へ出、雷見物をする。

 激しい雷鳴と稲光の間はそうでもなかったのに、雷電が遠ざかっていくに従って沛然たる豪雨。

 ……ああ、惜しい。もし素面(しらふ)だったら、車で近所の相生陸橋へ出かけ、近県に落ちまくっている雷を動画に収めるのだが、残念、今日も相当きこしめしている私なのであった。

 天神様、私の頭をもう少し良くしてくださいお願いします。

怪談めく

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 ふと思いつき、最近話題の「大島てる」で、自分の家やその周囲、親類縁者の住まいなどに怖い点や変な点がないことを確かめ、なんだかホッとするなど。

 残暑払いに怪談めくのも、最近はこういうふうにリアルでゲスな。

一杯

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 近所の「ウェルシア」へ酒を買いに行く。

 風向きが変わり、積乱雲の底が頭上を灰色にし、周囲がむくむくと温気(うんき)めいて、ひょっとするともうすぐ夕立ちかな、という感じがする初秋・残暑の午後だ。

 冷えたやつを一杯。肴は塩昆布。

 我が住む街新越谷は、今日は「南越谷阿波踊り」という阿波踊りのお祭りがあるが、人混みだし暑いし、出かける気もあまりせず。

(のぼ)(づき)」補足

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 (ついたち)から望までの間の満ちてゆく月を「(のぼ)(づき)」という。「月」一般が秋の季語なので、もちろんこの「上り月」も三秋の季語だ。

 念のため言い添えれば、今日は旧六月廿八日で、もうすぐ朔の「下り」なので、今夜は上り月ではない。上り月は来週、8月22日(火)(旧七月(ついたち))から9月6日(水)(旧七月十六日)までである。
 
 上り月は()()りも早く、一日の仕事を終えて帰宅する頃にはもう中天にある。上弦の月は西空の残照がまだある頃に高く上っているのだ。

 月のよい頃の秋はまだまだ残暑が厳しい。そのためか、住宅密集地の家々の窓は開け放たれていることも多い。仕事帰り、夕暮れのベッドタウンの只中を通りぬけていくと、夕餉らしいさまざまな匂いが家々から流れ出てくる。主婦が子供を呼んでいるらしい声や、テレビのバラエティ番組の音などが低く静かに聞こえる。

 黄色く明りの灯った小さい窓は風呂場らしい。親子の声や、ザァ、と湯の音が聞こえてくることもある。
 
 「ただいま」と自宅の玄関を入ると、我が家も似たり寄ったりで、子供がテレビを見て笑っていたり、汁やお菜(おかず)の匂いが漂ってくる。

 上り月の宵は、まだ人々は眠りには遠く、仕事にせよ生活にせよ、活き活きとしていると思う。

上り月

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