掃除

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 朝、玄関先と庭を掃除。腰が痛く、なかなかつらい。

 草取りをしたが、冬なのでたいして伸びておらず、ゴミ袋二つが一杯になった程度。無心に掃除をしていたらあっという間に昼になった。

 昼めしにうどんを食べたあと、雑巾を絞り、あちこちの拭き掃除、埃取り。

 階段のワックスが部分的に剥げてみすぼらしくなったのを、ワックス・リムーバーの剤とブラシでゴシゴシとこそげ取る。踊り場の床板が難物で、ゴシゴシこすったところ、中途半端にワックスが落ちて余計に汚らしくなってしまった。歯ブラシを使ったがダメで、ならばと真鍮のワイヤーブラシで隅々までワックスをこそげ取り、ようやく一息。

 階段に新しいワックスを塗ってしまってから、作業順をよく考えていなかったことに気付く。ワックスが乾くまで階段を昇降できない。

 乾かして、やっとこさ掃除道具を片付ける。これで、まる一日。

 疲れた。冷蔵庫を開けたら竹輪があったので、それを肴に一杯。

読書

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 昨夜はクリスマス・イブということで、目下読書中の「菜の花の沖」第2巻は脇へ置き、キリスト教の理解に努めんものと、手元の文語体「舊新約聖書」のうち新約から「マタイ傳福音書」「マルコ傳福音書」「ルカ傳福音書」「ヨハネ傳福音書」を交々(こもごも)読み、「使徒行傳」に少し入ったかな、というあたりで深更1時となり、力尽きた。

 私の持っている聖書はこの文語訳版1冊のみだ。文語訳の方が口語訳のものよりも格調が高く、読んでいて楽しい。

 なにしろ、クリスマス・イブの晩に聖誕譚、聖跡譚なぞ読み耽ろうというのだから、我ながら、キリスト教徒よりもキリスト教徒らしいのではなかろうか、などと思わぬでもない。

 しかし、信仰心で読んでいるわけではなく、冷静な理解の一助としようとして読んでいるのであり、また他面、聖書は物語として読むと結構人間臭くて面白いと思うから楽しんで読んでいるのであって、キリスト教徒から言わせれば恐らく不埒という他なく、その点私は我知らずというような無意識をも含めて、キリスト教徒ではない。

 むしろキリスト教なぞ嫌いですらある。

休日のいろいろ

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 司馬遼太郎の「菜の花の沖」、第2巻をのんびりと読み進めつつあるところ。

 オランダ船を初めて見た主人公嘉兵衛が、自ら操る弁財船と比較し、舵の違いについて考えるシーンがある。その中で、「和船は舵を綱で吊り下げる構造をしている」という意味の記述があるのだが、それがどうもわかりづらい。

 それで、そういえばもう10年も前になろうか、お台場の「船の科学館」というところに行った時、和船に関する展示が充実していたことを思い出した。

 休みなので、ちょっと行ってみようかという気になった。

 新橋まで出て、ゆりかもめに乗る。

 着いてみて知ったのだが、船の科学館の本館は、もうかれこれ5年もの間、「リニューアルのため」として展示を中止しているのだった。脇にある小さな別館と、南極観測船「宗谷」だけが公開されている。

 5年の展示中止は長い。1年か2年、工事のために一時展示を中止したというのならまだしも、5年も閉じたままというのはハッキリ言って「閉館しました」「廃館しました」というのと同じである。どうやらなにか、相当、経営に難があったようだ。ゆりかもめの最寄り駅は依然「船の科学館駅」のままであり、奇異の感を免れぬ。

 さはさりながら、目的の、弁財船の模型は見ることができた。綱でゆるく縛ることで可動を確保し、かつ、船上に引き上げることができるようになっている様子がよく解った。

 平成13年の北朝鮮不審船事件の記録映像が放映されていて、それなどをゆっくり見る。13分ほどなのだが、北朝鮮船がガンガン発砲し、こちらの船体が破片を飛び散らせながらブスブスと穴だらけになっていく様子などが生々しく記録されており、よくこんな映像を撮影出来たな、と思った。

 だいぶ前に一度見たことはあるのだが、ついでに「宗谷」の内部ものんびりと見学した。


 大した用事があるわけでもなかったので、さてお昼はどうしようか、と考え、麻布十番の更科堀井へ行った。酒を少し、肴は焼海苔。それから、名代の更科蕎麦を手繰る。

 帰り、今日はクリスマス・イブだったな、と思い出す。家で家族と飲むのに、新越谷駅ナカの「カルディ・コーヒーファーム」へ寄り、カヴァを買う。ロゼとビアンコの一本ずつ。

 帰宅して、キリスト教の理解に努めようとする。新約聖書の「マタイ傳福音書」の、イエス・キリスト生誕のところなど拡げる。

強姦

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 人の噂も七十五日という。

 上の通り、当節流行の「いきなりステーキ」だが、その持ち株会社の名前を「ペッパーフードサービス」と聞けば、誰しも10年前の悪虐非道な強姦事件を思い出すだろう。

 まあ、よくぞあっぱれ、ここまで悪評を盛り返したものだと思うし、頑張っているな、とも思うが、多分底のところでは何も変わっていないのだろうなあ、と想像はつく。同じ経営者による、似たような採用方針による人材登用、上っ面は変えたつもりでいるかもしれないが、芯の部分を同じ人物がやっているのだから、大して変わらんだろうて。流行経営者なんてものはそんなものだ。誰もがもてはやす最新流行の経営者、堀江何某の胡散臭さやいい加減さを見るまでもない。

多分

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 世の中、頭の悪い人でできているものだなあ、と感じ入るところ大である。

 思うのだが、多分こういう会社って、吹けば飛ぶような、不動産の電話営業をかけまくっているような半分ヤクザの会社だったり、ホストクラブか何かの元締めとか、そういう会社で、働いているこの放火の主人公君にしても、もうそこで働くしか他にどうしようもないような、スネに傷持つ身であったり、地元縛りの中でがんじがらめに動けなかったり、いろいろとそういう背景があるんだろうなあ、などと想像する。

音符・ウンコ

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 失礼だが笑ってしまった。

 まあ、そもそも、仕事関係のメールで絵文字など使わぬにこしたことはない。だが、若い人などは、どうしても使いたくなるのだろう。

 よく「文章で言い切ると冷たく怒っているような感じがするので、絵文字でそれを緩める」というが、文章力を鍛えたり、語彙(ボキャブラリ)を豊富にすることにより、やわらかい物腰の表現や、丁寧な言い方というのは、絵文字などによらずともいくらでもできる。

 いや、まあ、音符がウンコになってしまうなどというのは、ドコモとソフトバンクが協定か何かを調整し、文字のマッピングを修正すればいいだけの話ではあるが……。

熱燗

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天皇誕生日

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天皇陛下万歳

 祝日「天皇誕生日」である。冬麗の空に向け、玄関先に国旗を掲揚する。

 昔の言い方なら「天長節」である。「天長地久」の意であるという。