漫画原作者の小池一夫氏が亡くなったそうである。
- 小池一夫さん死去 82歳 漫画「子連れ狼」の原作者(スポニチアネックス、平成31年(2019)04月19日(金)11時46分)
祈冥福。
オッサンは生きている。
夕刻。十四夜の大きな
退勤帰路、都会の喧騒。意外にスッとする月の青光に照らされて、花の散った桜の木々が緑ゆたかに葉を張り始めている。反対側の舗道には企業や官庁が立ち並び、その植栽の
1時間半程の通勤電車の手慰みは読書だ。先月からウィル・デューラントの「哲学物語」を読んでいる。ようやく半分ほど読んだ。ソクラテス、プラトン、アリストテレス、時代は飛んでベーコン、スピノザ、ヴォルテール、カント、ヘーゲル。今夕、やっとショーペンハウエルまで来た。
50年以上、60年近く前の古書だ。赤い布表紙のそれを手に持ったまま電車を降りる。はや春月は中天にある。周囲の匂いも色も明度も、ベッドタウンらしいものとなってゆく。
春燈ゆらめく住宅密集地の
最寄り駅の駅ナカ、「新越谷VARIE」の鮮魚店「魚力」によく立ち寄る。通勤経路だからだ。
立ち寄って何か買うと言うことはそんなにないが、気が向いて、とりどりに並んでいた「
それを肴にして、一杯やった。例によって動画に撮り、YouTubeに上げた。
実に旨かった。
動画の中で呑んでいる酒は、「会津ほまれ」である。
読んでいる本は、「平凡社 世界教養全集 第1巻 哲学物語」である。
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さえずり季題【436】は「春田」です。
凍てついた土もようやくほぐれ、苗を植える準備が始まった。季節が行きつ戻りつ、なかなか本格的に暖かくならないのがもどかしい。啄木の校歌きこゆる春田かな 小原啄葉
水入れて春田となりてかゞやけり 長谷川かな女#sezuriha pic.twitter.com/GRqBTHTRuF— Blueberry7015 (@NHotozuka) April 12, 2019
先日、旧知のI君と東寺展に行ったが、その時買った図録を見ながら一杯やることにした。
冷蔵庫の葱とピーマンをガスこんろのグリルで焼き、醤油、花かつお、七味を振り、これを肴にした。実に旨かった。
例によって動画に撮り、YouTubeに上げた。
図録はAmazon等では取り扱いがなく、ISBNもない。国立博物館オフィシャルショップで売っている。
動画の中で呑んでいる酒は、相変わらず「会津ほまれ からくち 米だけの酒」である。
何か旨い酒肴でも、と思い、ほうれん草と鶏肉を辛子和えにして一杯呑んだ。旨かった。
例によって動画に撮り、YouTubeに上げた。
動画の中で呑んでいる酒は「会津ほまれ からくち 米だけの酒」である。
動画の中で読んでいる本は平凡社の古書「世界教養全集 第1巻 哲学物語」(ウィリアム・デュラント著)である。
最近気になる流行の言い方に、標記の二つがある。ドイツもフランスも、……いや違った、ドイツもコイツも「チカシイ間柄」だとか「このネジをキュッと締めてアゲル」などと言っている。
どっちも変だし、おかしいからやめてほしい。
「近い」は活用して確かめて貰えば誰にでもわかることだが、「近かろう・近かった・近い・近いとき・近ければ」で命令形はなし、つまり典型的な形容詞だ。語幹は「ちか」であり、「ちかし」ではない。
同じような形容詞に「赤い」がある。「赤かろう・赤かった……」と活用するが、「赤しかった」などと言うだろうか。言わない。同様に、「
「何々しい」というふうに使う言葉には、例えば「いたましい」がある。しかしこれは、「いたむ」という動詞を形容詞的に変化させて使うものである。元の言葉が形容詞であるわけではない。
「
他に、「おいしい」という言葉もある。だが、これは語幹が「おいし」で、活用語尾が「い」だ。「おいしかろう・おいしかった・おいしい・おいしいとき・おいしければ」で命令形なしである。「し」は語幹に含まれる。「おいしい」の「し」を取り除いて「おいかろう・おいかった・おいい・おいとき・おいければ」などと活用するとまったく成り立たないのは明らかだ。だから、「近い」で成り立つものに無駄な「し」を入れた「近しい」とは根本的に違う。
もっと
こう考えてくると、だからやっぱり、「近しい」なんていう言い方・書き方は変だ。「近い間柄」とか、もし言うなら「
歴史的に「近しい」と著述した文筆家はいるのかも知れないが、これは「揺れ」の
昔は小児科で「先生がくれたお薬を赤ちゃんにあげたら……」(正しいのは「頂いたお薬を息子に
「この残りの髪をピンでとめてアゲル」
「共通項の二乗の部分を消去してアゲテ、ルートでくくってアゲル。」
「ここで釘を打ってアゲル」
「で、コンストラクタをオーバーライドしてアゲテ……」
「大根は面をとってアゲテ、十字に切れ目を入れてアゲマス。」
だ~~~ッ!!
……ええい、誰も彼もアゲルだアゲテだアゲマスだの言ってやがって、
「ピンでとめる」「消去して、ルートでくくる」「釘を打って」「オーバーライドする」「面をとって」「切れ目を入れます」と言えんのかあああ!(笑)。
はあ、ふぅ……落ちつけ、俺。
まあ、言葉と言うのは、時代により人により、
だが、極端に変なものや、誰にでもわかるようなルールに沿っていない変化には、注意深く向き合っていくべきものだろう。
先頃からすっかりファンになった新越谷駅前の蕎麦
店主が体調を崩していて、先週、先々週の土曜日は閉まっていて残念であった。今日は本復されたようで、いつもどおりの営業だ。
今日は季節メニューで「桜エビと新たまねぎのかきあげ」というのが出ていたからそれと、いつものように新潟県の銘酒「吉乃川」で蕎麦前をやって、生粉打ち十割の「もり」で〆。
美味、至福と言う他なく、やめられぬ。
妻と近所の川べりの桜を見に行く。
地元の隠れた名所で、美しい。
改めてテストしてみる。
……良く動く。いい感じだ。24時1分、なんぞというところも私の考えた動きである。
明日は旧暦三月三日、つまり旧
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