さえずり季題【572】は「牡蠣」。 海のミルクと呼ばれ、末尾にrが着く月が旬なのが真牡蠣。抱卵の甘さ、肉の香を楽しみましょう。個人的にはサロマの牡蠣が大好きです。「牡蠣の口もし開かば月さし入らむ」加藤 楸邨#saezuriha_odai #saezuriha
— June,born in Apr. (@no_ra_co) November 19, 2021
月: 2021年11月
読書
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。第18巻の最後、「長安の春」(石田幹之助著)を朝の通勤電車の中で読み終わった。
著者石田幹之助は歴史学者・東洋学者であるが、特に中国の唐代について詳しかったらしい。本書は唐代の文化について徹底的に語りつくすもので、美しく端正な文章で書かれている。作品集なのであるが、 “読書” の続きを読む
テーマ詠「料理名、料理法」
激論や箸で人
ちゃんこ鍋部屋は総出のゑびす講
じたばた句会、今回のお題は
「料理名、料理法の読み込み」
でお願いします。
季節自由、古今東西を問いません。
妄想の料理も可です。
ではレッツクッキング!— 池之端モルト (@Ch1aIl) November 13, 2021
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
少し推敲しました。(『弾薬を備ふ山家や』→『弾薬を備ふる山家』『水神おはす』→『水神
寒月
酔ひぬれば寒月西へ落つる街
過ぎゆきを
今週のさえずり季題
さえずり季題【571】は「寒月」です。先日、かまぼこ型の半月が雲に隠れながら冴え冴えとした光を放っていました。19日には満月になるそうです。「寒月や門なき寺の天高し」(蕪村)#saezuri_odai #saezuriha
— Seren (@Seren_kei) November 14, 2021
読書
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。第18巻の三つ目、「敦煌物語」(松岡譲著)を朝の通勤往路、JR秋葉原駅の中央線ホームへ上るエスカレーターの上で読み終わった。
はじめ、題名などから往古の史跡敦煌に関する論説かなにかなのかな、と思ったのだがさにあらず。読んでみると、敦煌遺物の、いわゆる「敦煌経」(『敦煌文献』とも)の流出をめぐる珍妙な物語である。Wikipediaなどで「敦煌文献」を探すと、当時の関係者がほとんどタダ同然の対価で貴重な敦煌文献を売買し、欧州や日本に拡散してしまったことが簡単に書かれているが、 “読書” の続きを読む
一字詠「注」
むさし野に
本日のじたばた句会
お題の発表です。
「注」の字を詠み込んでください。
レッツじたばた(^-^)/#jtbt— 由野 (@l2EnqyE2SxfgTON) November 6, 2021
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
尻
草の実や自転車押して雨のあと
尻
冬 隣
男らのハンドポケット冬隣
干し物のそよとも揺れず冬