MicrosoftのSilverlightがChromeで動かねェ、ってのは、いかにもケチ臭い、ケツの穴の狭ェ話じゃねえかい。
最近、MicrosoftはAndroidで動くリモートデスクトップ出してたり、コンパイラをフリーにしたり、なかなか感心だなと思ってたんだがね、感心ついでにこれも頼むぜ。
……ま、ほっておけばそのうち対応してくれンだろ。
オッサンは生きている。
このブログの右側の、「読書リスト」にもあるとおり、私は最近、日本書紀を読んでいる。
感想をFacebookなどに書き込むことが多いが、そのたびにイライラすることがある。「歴代天皇の名前がほとんどかな漢字変換できないこと」である。
常々、MS-IMEを使っているが、本当に日本語の語彙に乏しく、不自由する。いやしくも「『日本』語変換」をするのならば、畏し、日本の歴代天皇くらい最初から全部登録しておいたらどうだ、と思う。
何も、1万語の専門用語を載せておけ、などと言っているのではない。日本の歴史上の、著名人の範疇に入る人名リストがたった126人ぶん、北朝を入れても131人ぶんではないか。それしきのものが入っていないというのは、なにか特別の理由でもあるのかと、言いたくもなるではないか。
それとも、Microsoftごとき外資系企業から見ると、日本の天皇などばかばかしくて入れる必要がないとでもいうことなのだろうか。…いやまさか、考えたくもないが、またしても「アジア近隣諸国への自主的配慮」か!?
まったく、いきどおろしいことである。
そこで、不肖・佐藤、意を決し、自ら歴代天皇の登録用テキストを作って公開しておくことにした。
必要とされる向きは、次のリンクからダウンロードして辞書登録するとよろしかろう。天皇の御諡号がサクッと変換できるようになり、まことに具合がよくなる。
登録のしかたは簡単だ。
なお、漢字の異体・旧字体は両方登録してある(例えば、「いとくてんのう」で、「懿徳天皇」・「懿德天皇」(徳・德の違い)の両方が候補に出るようにしてある。)。また、「じんむ→神武」も、「じんむてんのう→神武天皇」も、両方「人名」の品詞で登録してある。