警察も大変だ

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 こんな連中の相手ばっかりさせられてんだから、そりゃあ、大変だわなァ……。

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 雛人形を飾る。IMG_3786

 関西は遅く出し、関東は早く出す、ということも後になってから知った。

 3月3日が過ぎるとともかく早く仕舞わなければ()き遅れる……なぞと慌てるのは実は拙速を尊ぶ関東の習慣で、ところにはよるものの、関西ではのんびりと三月三日になってから飾ったものであるともいう。

 大屋敷でもないので、妻が子供の頃から大切にしているささやかな一組を、いつものとおり居間に出す。

次女の顔に書かれた字

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 先日、古いブログの記事を今の新しいシステムにすべて流し込んだ

 それで、作動を確かめるのも兼ねて昔の記事を懐かしくさかのぼっていたら、こんな記事があった。

 次女が1年生か2年生の、ほんの小さな女の子だったころの記事で、この頃私はと言うとバイエルの練習曲を全部弾き終え、「エリーゼのために」を弾こうとやっきになっていたのだった。

 なつかしい。

 こういうのがひょっくり出てくるから、ブログを日記代わりにするのはやめられない。紙の日記よりも長持ちするほどだ。

風景の映り込みもなかなか侮れない

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 いや驚いた。

 一般のネットユーザが、雑誌の写真記事に写り込んだ立ち木の画像から、Google Maps street viewでそれがどこか突き止めたというのだが、なんともはや、びっくりだ。

その画像
雑誌の立ち木
立ち木と元少年A

 何の変哲もない立木の画像だが、それを照合するとは、ねえ。なんというか、その鬱屈した情熱と言うか。

 私としては、こういうものは話題にすればするほど悪人が儲かる理屈になるのでスルーすべきと言うのが信条なのだが、まあ、今回は、つい。

 というか、なんか、これ、週刊文春がヒントをダダ漏らしして話題を撒いてるような気もするな。その瞬間だけそれこそ「焼き畑農業」的に部数は伸びるもんなあ。世の中の人の屈折した見たがり心理を突けば、さ。

含嗽(うがい)・手洗い・顔洗い

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 へえ、ずいぶんと流行だな……。

28年2月20日インフルエンザ流行状況

 基本は含嗽(うがい)・手洗いは勿論の事、「顔洗い」がよい、とも聞いたことがある。顔見知りの医師に聞いたのだ。その医師は、「顔をよく触る癖のある人は風邪をひきやすい」とも言った。鼻や口は無論だが、盲点は目で、目からも風邪はうつるという。

 その説明には科学的な合理性があり、なるほど、と思ったことだった。

根岸か

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 根岸、と言えば、私なぞには正岡子規、子規庵、と言ったあたりがどうしても思い浮かぶが、人によれば根岸と言うと次の記事あたりになるのかも知れぬ。

 それにしても、いいな、この記事。行ってみたくなるじゃないの。

https://www.youtube.com/watch?v=0uEZ_AyFp7k

(しじみ)

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出征兵士と越谷音頭

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 私は埼玉県越谷市に住んでいる。越谷の子供たちの運動会や、盆踊りなどで必ず流れる民謡音頭の一曲に、「越谷音頭」がある。

 運動会や盆踊りでこの音頭がかかる際には、録音や放送の音質があまりよくなく、歌詞がほとんど聴き取れない。レコードも古いため、音がくぐもって聴こえるのだ。私の子供たちも聴き取れておらず、しかもなお、それを「♪はぁ~ァア~ぁああ、はが~ぁげ~ふぅぐ~ぅほ~え~ほひはゃ~ほだぁ~ひ~ぃぃぃ……」と聞こえている通りにモノマネするので、おかしくてたまらない。終わりのほうのメロディで「♪ヘェ~~~ぇえ、え~ぇえ……」と唸るところがあるのだが、そこで声を裏返し、狂ったように「へぇえェエエエェエエェエッええっええッ!!」と目を血走らせて唸ると特に面白い。

 さておき。

 この越谷音頭のこと、特に気にもしていなかったのだが、ふと思い付いてネットで検索してみた。

 驚いた。

 あの聞き取りづらい録音、男女がかわるがわる歌っているのはなんとなくわかるし、男声がなんっか、聞き覚えがあるな、とは思ってはいたのだが、上掲ページによると、それがなんと、かの林伊佐緒なのである。

 歌手・林伊佐緒(明治45年(1912)~平成7年(1995))と言うと、作詞作曲もこなし、日本の「シンガー・ソング・ライター」の先駆けとして知られる。

 で、この林伊佐緒の最も有名な曲と言うのが、実はこれなのだ。

出征兵士を送る歌

 この「出征兵士を送る歌」には逸話が二つほどある。

○ この軍歌(戦時歌謡)は、陸軍省が公募したものだった。林伊佐緒は、この曲に優れた腹案を持っていたが、当時既に音楽家で、有名な歌手であったため、応募しても別枠になってしまうと思われた。そこで、変名・匿名で応募し、見事に1等で当選したという。しかも、他にも公募で1等を取って大ヒットした曲は数多くある。

○ 放送録画時、林伊佐緒の声量はすさまじく、Youtubeの動画を見ると、マイクを口から大きく離しているにも関わらず、バックコーラスのマイクが声を拾って、バックコーラスのボニージャックスを遥かに圧倒していることがわかる。

……という、そういう名歌手・名曲だ。

 越谷で親しまれる、あののどかな音頭を林伊佐緒が歌っていたとは、実に感慨の深いものがある。このギャップ感。

 で、越谷音頭の正確な歌詞が前掲のページで明らかになったので、それを見ながら歌っていたら、これまで耳で聞こえたとおりにモノマネをしていた次女が、

「もうっ、お父さん、あの全然意味の分からない聴こえ方をマネするのが楽しかったんじゃない。無粋に歌詞を明らかにしないでよっ!面白くなくなっちゃうじゃないよぉ~!」

とヌカすのである。

 ぬぅ。もって瞑すべし。

 それと、越谷音頭と一口に言っても、戦前に作られた「越ヶ谷音頭」と戦後作られた「越谷音頭」、旧節と新節の二つがあることも、越谷市民としては弁えておかなければならないところだろう。