そりゃそうだろうよ。

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 そりゃあ、こんな糞拭き紙みたいなものを高値で売ってこいと言われれば、死にたくもなるだろうよ。気の毒である。

 一度、東京の朝日新聞本社の高い階でふんぞり返っているいけ好かないブン屋なぞのほうが、倒産してプライドを失って路頭に迷い、死んでしまうといいと思うね、腹の底から。

 ブン屋にいい人なんかいないもの。

読書

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 「大黒屋光太夫 上」を読み始める。

 大黒屋光太夫が最初に漂着したのはアリューシャン列島の「アムチトカ島」である。この島の名を見てふと思い出すのは、アメリカが行った「カニキン」水爆実験の現場がこのアムチトカ島であることだ。

(ふき)(とう)

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読書

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 最近はなんだか、本代をケチるようになってしまい、市立図書館南部分室へばかり通うようになった。

 先日、高田屋嘉兵衛が主人公の小説「菜の花の沖」(司馬遼太郎)を読み、とても面白かった。それで、その中にもたびたび取り上げられる、高田屋嘉兵衛より二回りほど前の時代の人物、「大黒屋光太夫」にも興味を持った。

 この「大黒屋光太夫」については、私が好きな作家の吉村昭に作品があることも、前から知っていた。有名な作品なので書店の文庫の棚によく見かけるし、図書館の棚にも確か、ある。

 先月頃だったか、図書館でさっそく借り出そうとして吉村昭の棚に行ったら、「大黒屋光太夫」上下巻のうち、貸し出し中なのか、上巻だけがなかった。

 最近「こだわり」のようなものがだいぶなくなってきた私は、まあ、しばらく待てば返却されるだろう、どうでもいいや、と、下巻だけの「大黒屋光太夫」の隣にあった「ニコライ遭難」をヒョイと手に取り、借り出した。

 この「ニコライ遭難」がまた、面白かった。丹念かつ膨大な取材に基づいて史実を淡々と追い、忠実・正確に物語を進めつつ、しかし、随所に文学的創作と潤色が光るのである。吉村昭の本を読むことは「プロの仕事」に酔うような感じで、楽しい。

 読んでいる最中にインフルエンザに罹ってしまったのだが、病臥中「ニコライ遭難」を読むことで丁度その無聊を紛らわせることもできた。

 昨日はインフルエンザ後の病み上がり出勤だった。さすがに体力の衰微著しく、きつかった。

 帰りに図書館に寄った。今度は「大黒屋光太夫」が返却されてきているだろうと思い、棚に行ってみたのだが、今度もない。

 前から読みたいと思っていた別の本でも借りるか、と思い、昨年NHKのドラマで放映されていた「(きらら)」の原作を探す。江戸時代の浮世絵師、北斎の娘で、その腕前は父北斎をも上回るのではないかとすら言われる女流、葛飾應為(おうい)をモデルにしたものだ。朝井まかてという作家の作品である。

 以前これを探したとき、図書館の端末で調べて「在架」だったので、棚に行ってみたら実際は不在架だったということがあった。別にこんなことで窓口にいちいち苦情めいた確認を入れるようなキチキチ不寛容の私ではない。市立図書館の運営ごとき、このくらいのことはあるだろう。

 待っている間にそのうち戻ってくるだろう、と思っていたのだが、今日はひょっとすると「眩」が在架かも、と思って朝井まかての棚へ行ってみた。

 先日は不在架だった朝井まかての作品がたくさん戻ってきてはいたが、相変わらず「眩」は不在架である。そんなに読みたきゃ予約しろよ、という話もあろうが、これがまた、そういうこだわりも私には希薄なのである。

 ところが、ふと棚を見るうち、気になる作品が目に付く。同じく朝井まかての作品で、「御松茸騒動」という中編である。パラパラっ、とめくってみると、冒頭から楽しい描写が2ページほどあり、これは面白そう、と思って借りることにした。

 それにしても大黒屋光太夫がないなあ、と少しばかり残念だ。ふと、そうだ、一応端末で調べてみておこうか、と思い、カウンターのキオスク端末に向かってみた。そうしたら、文庫本の上巻は貸し出し中で確かに不在架だが、単行本のほうは上下そろって在架である、と出た。

 ああ、そうか。気づくのが遅かったなあ、と思う。何も本は文庫だけではない。文庫がだめなら単行本、ということに気が付かなかった。書店で探すとき、単行本は高いので、最初に候補から外す、というあさましい癖がついてしまっていたのだ。図書館では単行本も文庫もどっちも「タダ」である。正確に言えば住民税を払っているのだから、読まなきゃ損々、てなものだ。

 そういうわけで、「御松茸騒動」(朝井まかて)の文庫と、「大黒屋光太夫・上下」(吉村昭)の単行本を借り出した。

新しいPCのセットアップ

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 流感(インフルエンザ)の熱は下がったものの、油断は禁物であり、まだまだ横臥したままである。

 そのような中ではあるが、自宅に宅配便で届いたPCのセットアップをする。

 「嗜み、嗜み」などとつぶやきつつBIOSをデフォルトに書き戻したら、今まで見たことも聞いたこともない「Windows Bitlocker」などという画面が出て、ひょっとしてウィルスにでもやられたか!?とめちゃめちゃ焦り、そうでないことはネットで検索したらすぐわかったものの、なんだかものすごく長大な解除キーを入力しなければならないことがわかり、参ってしまう。ASUSのタブレットは、以前はしょっちゅうタッチパネルが動かなくなり、そのたびにBIOSをデフォルトに書き戻さないと回復しなかった。今度の機種も同じだとすると、こりゃ相当シビれてしまう。出掛け先などでタッチパネルが動かなくなったらお手上げだ。

 それはそれとして、スタートメニューなどをちゃっちゃと整理し(=ほとんどのものを中身も見ずに消してしまい)「TeraTerm」(4.97)と「Kaoriya版vim・64ビット版」(8.0.0596)を有り難く頂いてインストール。これでもう無敵だ(謎)。

 ところで、ふと思い出したことがある。私のような爺はviが好きなので、若者に殊更viを押し付けて迷惑がられるわけである。もう迷惑がられるのも嫌なので、職場の若い人には何も言わないようにしている。さておき、「viは範囲の選択やコピーがダメだ」というが、そんなことはない。「マーク」を使えば縦横自在である。

 行aから行bまでをコピーして貼り付け

  1.  行aでコマンド「ma」(これは「そこを『a』行とマーク」の意)
  2.  行bでコマンド「mb」(これは「そこを『b』行とマーク」の意)
  3.  カーソルはどこでもいいので、コマンド「:’a,’by」(これは「a行からb行までをヤンク(コピー)」の意)
  4.  貼り付けたい場所にカーソルを移動
  5.  貼り付けたい行でコマンド「p」

 この際、「移動」したい場合は、「ヤンク」のところを「デリート」にすればよい。すなわち「:’a,’bd」である。

ASUS TransBook T101HA-G128 届く

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 先日、高熱でうんうん唸りつつもAmazonでポチッておいた「ASUS TransBook T101HA-G128」が届く。

 なんだかまた、間のいいような、悪いような……。

 しかし、倦怠感の去らぬ体でセットアップ。といったって、昔のパソコンに比べりゃたかが知れている。20回くらいクリックして、3つ4つ名前やらパスワードを入れて、あとは放置しておけばよろしい。

 今度は前機のように充電ポートの傷みで悩みたくないから、マグネット式のケーブルを購入する。これを使えば、本体側は傷めずに済む理屈だ。

猫の恋

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安SIM届く

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 流感(インフルエンザ)で寝込んでいるが、もうぼちぼち回復の(きざ)しである。熱も下がってきた。

 そういうところへ、佐川急便の荷物が届く。中身は先日申し込んでおいた「OCNモバイルONE」の安SIMである。

 病中ではあるが、寝室の布団に仰臥したまま、さっさと設定してしまう。既に娘二人と妻の、合わせて3人分で実験済みなので、慣れたものである。発熱により痴呆化した頭脳と指先でも、10分もかからぬ。

 OCNモバイルONEに限っては、ドコモの回線を借りたMVNOなので、ドコモの携帯であればSIMフリー化の必要もなく、また、「おサイフケータイ」などもそのまま使える。「モバイルSuica」で通勤し、「三井住友カードID」で(たま)さかには買い物もする私にとって、このことは大きい。

 使用しているスマホは、時として「ガラスマ」などとも揶揄される「SONY Experia A SO-04E」であるが、存外に、中古品市場ではそこそこ人気があるそうな。それは、「OCNモバイルONE」のSIMさえ挿せば、おサイフケータイが使え、ワンセグが見られるなど、そこそこ他にない持ち味があるからだそうである。但し、Androidのバージョンは4.2.2で最終打ち止めであり、例えば「Pokémon GO」等の人気アプリは動かない。

 さておき、これで一家4人、全員MVNOの安SIMとなった。4人合わせて、これまでの一人分の月々の支払いにも満たない。それで、データ量や通話品質等、特段の不自由を覚えない。音声通話なんて年に1回するかしないかだから、30秒10円なんて、屁みたいなものである。