さえずり季題【444】は(蝸牛)です。僭越ながら例句「肩幅の幸せ此処に蝸牛 平坂謙次」晴れの舞台も素敵だけれど、日陰の脇役も心次第で楽しいもの。梅雨空もしなやかに、紫陽花と蝸牛。 #saezuriha_odai #saezuriha pic.twitter.com/q6ANAYGL24
— 平坂謙次 (@hedekupauda) June 7, 2019
月: 2019年6月
時事少感
パコリーヌ、笑えるぜ
- プライベートだった!? 山尾志桜里氏“ロス疑惑”で立民・福山幹事長を直撃!「同行者が誰にどんなことを言ったか存じ上げない」(ZAKZAK by 夕刊フジ、令和元年(2019)06月05日(水)00時00分)
丸山戦争発言・辞職強要みたいな事件の方がこのところ盛り上がっているが、あんなのより、コッチのほうが辞職した方がいいよ。愛人とナニしようがそれは勝手だが、以前のガソリンの件とか、国民に実害出てンだからさ。
しかしそれにしても、政策はどうあれ、よくこんなの、選挙通ったよなァ……。
悪い冗談だろ
- 雅子さまに辛辣だったネットの「風」、トランプ氏来日で一変(NEWSポストセブン、令和元年(2019)06月04日(火)16時00分)
……「ネット」の風、て……。
「女性週刊誌界隈の風」の間違いじゃねえのかい。悪い冗談だぜ。不敬もいいところだ。畏れ多し。
梅雨 入り
関東甲信越は昨日
- 令和元年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)(気象庁)
暦要項によれば、二十四節季の上での入梅は6月11日火曜日であるから、だいたい暦通りである。
昨年の梅雨明けは早かったが、今年はどうだろう。
五月雨
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
読書
先だってより、平凡社の「世界教養全集第2 随想録/箴言と省察/パンセ/覚書と随想」に収められている「随想録」を読んでいた。モンテーニュの思想的著作である。
私などの無学者には本来馴染まない、哲学・思想の世界的大著であるので、なかなかスラスラとは読み進まず、しかも通勤電車の中などでの読書であるから、去る5月3日の金曜日、憲法記念日から読み始めて、今日まで約1か月かかった。
- 佐藤の読書リスト(Googleスプレッドシート)
しかもなお、十分に理解して読み進めたかと言うと恥ずかしいことだが実はそうではなく、ざっと3割もわかったと言えばそれでも不遜すぎる自己評価かもしれない。
モンテーニュという人がどういう人で、何をした人か、ということは、フランスの「宗教戦争」、あるいは「ナントの勅令」あたりで検索すればだいたいわかる。
そして、彼がどういう思想のもとにヨーロッパ史に残る見事な調停を成しえたかが、この本を読めばわかるわけである。
さて、次に、この本収載著作の二つ目、「箴言と省察」を読む。ラ・ロシュフコー著、市原豊太・平岡昇 訳、である。モンテーニュは名前ぐらいは知っていたが、このラ・ロシュフコーについては名前も知らない。とにかく読んでみよう。
言葉ノート
この本を読む上で出てくる、すぐには思い出せないような言葉をノートしておきたい。
ピロニスム | 懐疑主義 |
ストア主義 | 厳格主義、禁欲主義。むしろ、ストア学派等と言うよりも、「ストイック」「ストイシズム」と言った方が通りが良いかもしれない。 |
スコラ学者 | 昔のヨーロッパの「学校」を基盤とした学術主義の学者。 |
エピクロス主義 | 「快楽主義」。「エピキュリアン」という言葉があるが、それから考えるとピンと来る。 | Que sais-je? | 「ク・セ・ジュ?」。フランス語である。「我何をか知る」という言葉であり、前記ピロニスムに関連して、この「随想録」及びモンテーニュを一言で表せとなれば、この「ク・セ・ジュ?」である、ということにもなろう。英語で言えば「What do I know?」である。 |
五月雨
さえずり季題【443】は「五月雨」です。暦通りに気候が移り変わってゆけば、もうすぐ雨の季節ですね。初夏の雨の日、雨の晴れ間など思い起こしてみましょう。
例句:五月雨の降のこしてや光堂 松尾芭蕉#saezuriha #saezuriha_odai— BOOTHは固定ツイ 壱岐津礼@お茶菓子!!魁 (@ochagashidouzo) May 31, 2019