登戸稲荷社

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47597487 近所の稲荷社「登戸神社」の縁起や、地域の旧家、関根家、浜野家の来歴なども簡単に知るなど。

 祭神を「倉稲魂命」といい、こう書いて「うかのみたまのみこと」と訓むそうな。

 日本書紀を紐解くと、岩波の「日本書紀(1)」では、40ページあたりに、

(日本書紀〈1〉(岩波文庫)、40ページより、下線太字筆者)

 一書曰、伊弉諾尊與伊弉冉尊、共生大八洲國。然後、伊弉諾尊曰「我所生之國、唯有朝霧而薫滿之哉。」乃吹撥之氣、化爲神、號曰級長戸邊命、亦曰級長津彥命、是風神也。又飢時生兒、號倉稻魂命

 一書(あるふみ)に曰く、イザナギノミコトとイザナミノミコトと、共に大八洲國(おおやしまのくに)を生みたまふ。しかりしてのちに、イザナギノミコトののたまはく、「我が生める国、ただ朝霧のみありて、薫り満てるかな」とのたまひて、すなはち吹きはらふ氣(いき)、神となる。號(みな)をシナトベノミコトとまうす。またはシナツヒコノミコトとまうす。これ風神なり。また飢(やは)しかりし時に生めりし兒(みこ)を、ウカノミタマノミコトとまうす。
()み下し筆者

……と見える。

 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は「稲荷」の神である。稲荷は「稲」「荷」の字にも表れている通り、稲がたくさん集積されたところの神で、豊穣の穀物神である。

 この神が使役するところの手下がすなわち「キツネ」で、そこからオイナリさまと言えばキツネということになったのであった。

gooブログと雨だれ

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 そういや、気に入らなくてやめたgooブログ。

 前にOCNブログ人が廃止されてしまって、仕方なしにgooブログへ行ったのだが、演奏データやファイルが扱えなかったりして気に入らないのでやめてしまった。

 その検索インデックスなんかがまだGoogleに残っていたりして気に入らないが、どうにもしようがない。

 しかしその時に、一応「記念動画撮っとこう」と思って、雨だれ弾いて上げてはいたのであった。



 ところどころ間違っているのだが、「まあ、ええわ(笑)」ぐらいのユルい弾きっぷりである。

2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448 (375a)

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 昨日、ふとモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448 (375a)」のことが話に出た。華やかで明るく、モーツァルトらしさのあふれた名曲だ。

 久しぶりに聴いてみたくなり、かけてみる。有名な演奏のCDは持っていないが、あまり芸術性のない演奏なら、今は著作権切れのクラシックはいくらでもMIDIやmp3が転がっている。手持ちにもこんなのがある。

 何年か前、たしか漫画やドラマ、映画でもよくかかったので、知っている人は多い。曲名を聴いてわからなくても、聴けば「あ、アレな」と多くの人が知っている。

 私の次女がお世話になっているピアノの先生に聞いたことだが、連弾と言うのは「男女のひそやかな楽しみの演出」でもあったそうな。いわく、キリスト教の戒律厳しい当時のヨーロッパであってみれば、無論男女の間の敷居と言うのは低くはなく、建前上恋愛と言うのは奥ゆかしくひそやかなものであった。

 しかしモーツァルトのごときはその天性の破天荒、面白がりな性格もこれあり、1台ピアノで二人で演奏すると、ことさら手が交差したり体が触れたりせざるを得ないような連弾曲を作り、弟子の男女連弾ペアにこれを演奏させては、二人の手や体が触れて頬を赤らめたりするのを面白がったそうである。

 さて、この「2台ピアノ……」に関しては、更になにやら少し人間らしい滑稽談がある。モーツァルトは女弟子のためにこの曲を書き、連弾をしたものの、実はこの女弟子がブスだったので内心嫌いだったという。それかあろうか、2台ピアノにして向かい合わせで離れて座り、女弟子とくっつかずに済むようにしたそうな。

一度ヨドバシのスタインウェイで弾くところ

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 一度、ヨドバシのスタインウェイで弾くところを、私淑するおっさんピアノの大先達、Harry Hayashi氏のヱビスビール記念館での味わい深い演奏動画に倣って撮影し、見せびらかしたいと思うものの、さすがにあの6階に三脚持ち込んでビデオなんか撮ったら怒られてしまうだろうと躊躇し、いまだ達成していない。

短夜(みじかよ)

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短夜(たんや)来て内緒話の渾名(あだな)かな   佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha (季語は「短夜」)

引き続き

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 引き続き「古川ロッパ昭和日記」読む。

 面白いのは、2.26事件の騒然たるその日も、なにやら驚き、かつなんとはない不安を覚えながらも映画に出演し、おでんを食って寿司を食って、その帰りに戦車とすれ違ってびっくりしている、というようなところだろうか。

久しぶりに

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 珍しく増辰海苔店が開いてる間に仕事が上がったので、大急ぎで立ち寄り、気に入りのをもとめる。増辰海苔店は九段・一口坂にある海苔専門店で、とてもおいしい。

image 海苔を買ったら呼び出しがあって一旦職場に戻り、それからスタインウェイ弾き逃げしにヨドバシへ 。しかし混んでいて先客がおり、4階の丸福でアイスコーヒーを一杯。