……肴は「おかか胡瓜」っ。
苺
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha (季語は「苺」)
さてまだ明るいけれども
NESMAと野村総研技法
ソフトウェアの外注で値段の尺度を出すのに、どうも「ダロカン」みたいなのに頼る向きが周囲に多く、定量的な尺度を持ってもらいたいものと常々思っている。
FPでは規模は出るが、工数、ましてや金額など出ない。それで、SLOC/FPの統計を適切なところから引っ張ってきて、SLOCから人月を出し、人月単価をまた適切なところから引っ張ってきて、それで金額にする、ということをよくやる。これはCOCOMOの技法に似ている。
ただ、ユーザがIFPUG法でFPを出すなんてことは、きちんとしたIT部署を持っていないと難しいと言わざるを得ない。
そこで私はよく、「データモデルを迅速に作る」→「NESMA技法と野村総研技法を応用してアレンジした方式でFPを出す」ということをやる。不正確で誤差も大きいが、ダロカンで見積もって根拠がないために紛糾するよりはマシだと思っている。
野村総研はNESMAに近い迅速方式を公表しており、ドキュメントもこのようにある。
以前はオランダ・NESMAのサイトには日本語のPDFドキュメントもあったが、今は見当たらないようだ。しかし、NESMAは存外に雑な方法と言うわけではなく、今やISOにも入り、「ISO/IEC 24570:2005」として確固たる権威を持っている。
ただ、これらの方法を用いるには、誤差が大きいということをよくわきまえ、それを関係者全員に周知徹底する必要がある。そうしないと、後になってまたぞろ紛糾することになる。
そのことを説明するために、IPAの出している資料類を用いることもする。
この129ページ辺りの資料を示して説明すると、だいたい多くの人は納得する。
笑える
ものごと、これくらい笑い飛ばせれば、まことに明るいのう。
http://netgeek.biz/archives/36275
で、ネットを漫歩していたら、けっこうこの問題は既知らしく、かの奥村晴彦氏もこれに警鐘を鳴らしておられる。
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2266
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2586
奥村晴彦先生といえば、私など若い頃、「コンピューターアルゴリズム事典」なんか、もう、バイブルみたいなモンでしたよ、ええ、ええ。
ピアノの稽古
朝のうち、ごく普通にピアノの稽古。最近進歩ってものがないなあ。パッヘルベルのカノンは休んだまんま。
苺
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha (季語は「苺」、夏。)
今週さえずり季題
@burukosanさんのツイート(https://twitter.com/burukosan/status/596831801806454784?s=09)をチェック
スタインウェイ
秋葉原ヨドバシの6階、楽器売り場のスタインウェイ、いつもの通り弾いて帰る。