さえずり季題【473】は「雑煮」です。元日ももうすぐ。全国に様々な雑煮があります。我が家は鶏に丸大豆しょうゆのシンプルなものに焼いた角餅。みなさんのところはどんなものでしょうか。例句は拙句で失礼します。「喪の明けて女ばかりの雑煮椀 青山酔鳴」 #saezuriha_odai #saezuriha
— June,born in Apr. (@no_ra_co) December 28, 2019
タグ: 俳句
足袋
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今週のさえずり季題
さえずり季題【472】は「足袋」です。古くは鎌倉時代に皮製が木綿製は江戸時代からと言われ元々は防寒用でした。近頃は色物や柄物も見られますが、伝統芸能の男性の白足袋がとりわけ目に眩しく感じられるのも冬の最中故でしょうか。
足袋にあり男の白といふ色も 山崎みのる #saezuriha #saezuriha_odai— 山本真里 (@Mrkmbc) December 20, 2019
枇杷の花
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今週のさえずり季題
さえずり季題【471】は「枇杷の花」です。その果実の艶やかさからは想像できないような地味な地味な花。花言葉は「ひそかな告白」「治癒」と言われればそんな気もしてきます。いい香がするそうな。あたたかな夜風が顔に枇杷の花/岸本尚毅 #saezuriha #saezuriha_odai
— 砂女 (@sunajopon) December 13, 2019
開戦日
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今週のさえずり季題
さえずり季題【470】開戦日:太平洋戦争開戦日1941年12月8日午前三時ハワイ真珠湾停泊中の米国太平洋艦隊に日本海軍航空隊と特殊潜航艇が奇襲攻撃!「ワレ奇襲ニ成功セリ」との報をもたらした。傍題十二月八日◆開戦日耳を塞いで口開ける (谷山花猿 ) #kigo #haiku #saezuriha #saezuriha_odai
— 萬屋万吉 (@mankichiyorozuy) December 6, 2019
寒柝
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冬 麗 らか
昨日は旧暦十一月三日で、日中は
入れ込みで少し寒い入り口傍の席に座を占め、蕎麦前に酒をぬる燗で一本、肴に焼海苔。
向かいに座った頑固者らしい不愛想な男が身欠き
心地よい海苔の香りが立ち上る。蕎麦の喉越し、蕎麦汁の加減、どこをとっても申し分なし。
程よく
海苔は春に収穫されるが、新海苔は冬寒いうちから「初物」を珍重して早々と出るのだ。暮の贈答用に選ばれるということもある。
宵の口には針のように細く、キリッと尖った三日月が陽とともに沈んでいった。脇にクッキリと宵の明星を従えていく。
冬らしくなった。明日はもう十二月、師走である。
今朝は今週の「さえずり派」の季題を出題した。「さえずり派」はTwitterの俳句ハッシュタグ「#saezuriha」で詠む素人俳句だが、名の知られた俳人の方もいる。季題当番は適当に回る。当番は先週の土曜、平坂謙次さん @hedekupauda から回ってきていたのだ。
「短日」で出題した。実際、とうに秋も終わり、夜長と言うより短日の実感が濃い。
短日
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