自分のPCのSSD換装と、妻のPCへのWindows10インストール

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 自分のPCのHDDの速度が気に入らなくなってきた。それと同時に、容量(1TB)も、足りなくなってきた。YouTube動画など増産したからである。

 他方、妻のPCをWindows Vistaのまま長年放置してきている。とうにサポート期間も終了し、最早(もはや)セキュリティがどうとか言い得る状態ではない。恥ずかしいことだが、「ITストラテジスト」の資格を持つこの私、職場では大いに専門性を発揮して口を(のり)しているが、自宅のPCとなると「家でまで仕事みたいな真似をしたくない」というような気分が働いてしまい、どうも何やら、こういう杜撰(ずさん)なことになってしまうのである。

 これでは新型コロナウイルスにやられる前にコンピューター・ウイルスにやられてしまう。意を決し、自分のPCを改良するとともに妻のPCもアップグレードすることにした。

 そこで、秋葉原でWindows10 Home 32BitのDSP版(Delivery Service Partner version)を2TBのSSDと一緒に購入しようと思い立った。廉価なDSP版は、PCの部品と一緒でないと購入できないからだ。そして、OSは妻のPCへインストール、SSDは私のPCへビルトイン、という腹案を立て、去る4.16(木)の夕刻、秋葉原の九十九(ツクモ)電機へ行った。

 新型コロナウイルスの蔓延と緊急事態宣言のため、秋葉原は閑散(かんさん)としていた。ところが、九十九電機のある、中央通りから一本西へ入った「メイドさん通り」では、メイドさんたちがウイルス感染リスクも(モノ)かは、ミニスカートの素足も(あら)わに客引きに励んでいる。

 生きるためとは言え、誠にご苦労なことである。

 九十九電機は()いていた。2階のディスク売り場へ行き、2TBのSSDでDSP版は購入できるか、と聞くと大丈夫だと店員さんは言う。それで「Homeの32Bit版を」と注文すると、(あに)(はか)らんや「今はもう32Bit版はありませんよ」などと店員さんは言うではないか。

 う~ん、こりゃ困った。Amazonで探すか、と何も買わずに帰宅した。新型コロナウイルスで要警戒の東京の市街地からは早々に退散するのがよい。

 Amazonで探すと、どういうわけかDSP版よりもパッケージ版の「USBメモリ」製品のほうが安いことがわかった。2018年版とあるが、なに、インストールしてからアップデートすればよかろう。他にも、「DOS/Vパラダイス」や「九十九電機」の通販サイトも覗いたのだが、「10・Home・32Bit・DSP」は、意外に安くなく、1万7千円だのと言う値段がついていたりした。パッケージ版は\13,280-.である。

 それから、SanDiskの内蔵2.5インチSSD、2TBの「SDSSDH3-2T00-G25」を一つ。

 更についでに、3.5インチベイに取り付けるためのアダプタ金具も一つ。

 これらを注文しておいて、自分のPCの下ごしらえをする。

 現在の環境はHDDが1TBなので、ディスクのフォーマットは「MBR」にしてある。しかし、将来2TB以上の大きなディスクを使用するときのためには、「GPT」フォーマットにする必要がある。ところが、ディスク移行ツールなどを使用する際、「MBRからGPT」、あるいはその逆だと、失敗することがままあるらしい。

 そこで、次の各サイトさんの解説を参考に、現在のディスクをGPTに変換しておくことにした。

 上記サイトさんでも各々述べておられるように、変換には「mbr2gpt.exe」というコマンドラインツールを使う。コツは「ユーザアカウント制御(UAC)」「システムの復元」を無効にし、シェルは「Windows PowerShell」をAdministratorで起動することだ。

PS C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFullos
MBR2GPT: Attempting to validate disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Validation completed successfully
PS C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS

MBR2GPT will now attempt to convert disk 0.
If conversion is successful the disk can only be booted in GPT mode.
These changes cannot be undone!

MBR2GPT: Attempting to convert disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Trying to shrink the OS partition
MBR2GPT: Creating the EFI system partition
MBR2GPT: Installing the new boot files
MBR2GPT: Performing the layout conversion
MBR2GPT: Migrating default boot entry
MBR2GPT: Adding recovery boot entry
MBR2GPT: Fixing drive letter mapping
MBR2GPT: Conversion completed successfully
Call WinReReapir to repair WinRE
MBR2GPT: Failed to update ReAgent.xml, please try to  manually disable and enable WinRE.
MBR2GPT: Before the new system can boot properly you need to switch the firmware to boot to UEFI mode!
PS C:\WINDOWS\system32>

……というようなコマンドライン経過で、2~3分で変換は完了する。その後、忘れずに「ユーザアカウント制御」と「システムの復元」を元に戻す。

 翌日、4.18(土)、USBメモリ版のWindows10とSSDが自宅に届いた。で、SSDを取り付ける前に、一度PCの電源を切り、念のため起動を確かめておこうともう一度電源を入れる。

 ……アレ?

 全然立ち上がらなくなっている。どうも、GPTへの変換に失敗し、ブート領域を壊したらしい。う~ん、参った。ITストラテジストが聞いて笑うワイ(恥)

 インストールメディアで立ち上げだな、こりゃ、……というわけで、もともとWindows8からのオンラインアップグレードでWindows10にしたマシンなので、Windows8のインストールメディアを取り出そうとした。

 ところが、ナイ。見つからない。あっれ~??

 家じゅうひっくり返して探したが、ナイ。土曜日半日つぶして探したが、ナイ。

 どうも、家族か私か、誰かが誤って捨てたようである。

 う~ん、う~ん、アホじゃなかろうか、私。

 ええいままよ、と、妻のPC用に買ったWindows10を、急遽自分のPCへのクリーン・インストール用に使用し、妻のPCのWindows10ライセンスは改めて別のを購入することに決した。

 SSDを取り付け、Windows10のUSBメディアでクリーン・インストールする。USBでのクリーン・インストールは誠に速く、あっという間に終了する。

 元のディスクを取り付け、データを引き上げる。ブート領域が壊れただけなので、大事なデータは全部アクセス可能である。

 元の容量(1TB)の倍(2TB)のSSDを購入したわけなので、元のディスクは丸ごと適当なところにコピーしてしまうことにする。そのままだとアクセス制御がかかっていてコピーできないファイルなどが出てくるから、ディスク丸ごと、所有者を自分に変更し、フルアクセス権限を全部のファイルやフォルダにつける。ディスクのプロパティの「セキュリティ」タブで簡単に操作可能である。システムからいくつかのファイルやフォルダについて拒絶されるが、無視する。

 それから念のため、Explorerで操作すると、何かと失敗も多いから、ここは「robocopy」を使用する。コマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げ、

C:\WINDOWS\system32>cd c:\

c:\>robocopy /e /r:2 /w:0 f:\Users\自分\Documents\ C:\Users\自分\Documents\古い方のディスク
(以下略)

……等とすれば、素晴らしいスピードでコピーが始まり、そもそもコピーが無理なものはいい加減に試行して適当にすっ飛ばしてくれる。

 移行は終了、起動も動作も実に快適になった。素晴らしい速度である。

 それから妻の分のWindows10をAmazonで購入する。4.21(火)にそれが届く。最初に買ったものと同等のものなのだが、\11,260-.と、2千円ほど値段が安くなっており、なんだか悔しいが、気にしないことにする。

 自分のPCから取り外した古いHDDを妻のPCに取り付け、古いWindows Vistaの管理コンソールを使って変なパーティションを全部開放する。それから届いたWindows10をサクッとクリーン・インストールし、OSやWindowsセキュリティを最新版にアップデートする。

 それからアプリを再インストールし、妻と子供たちの古いデータを「robocopy」でディレクトリツリー丸ごと新しいディスクに移行する。

 次女は「SAI」というペイントツールを使用してイラストを数多く描いていたが、これはダウンロード販売のものだ。そのライセンスキーが必要である。古い方のHDDのインストールディレクトリに拡張子「.slc」で「(数字).slc」というファイルがあるが、それがSAIのライセンスキーだ。新たにインストールしなおしたSAIのインストールディレクトリにそのファイルをコピーすれば、これまで通りに使うことができる。

 これらをさっさと済ませ、終了。

 その際、面白いことがあった。妻のPCのCPUは「Celeron」である。Celeronというと古い32ビットCPUのような気がするし、実際発売日は平成20年(2008)の4月、つまり今から12年前で、もはや骨董(こっとう)とも言えるレベルである。作動させていたOSも「Windows Vista」で、32bitであった。

 DSP版は64bit版と32bit版は別製品になっているが、今回使用したパッケージ版のWindows10の場合は64bit版と32bit版の両方がインストールメディアに入っている。これをインストールする際、64bit版と32bit版のどちらをインストールするか選択肢が出るが、上のような事情であれば、その時に何となく32bit版を選ぶのが常道のような気がする。しかし、「64bit版を選んだらどうなるのかな?」と持ち前の茶目と実験精神が出て、64bit版を選んでみた。そうしたら、別段なんということなくインストールされ、動作もむしろ高速に感じられるようになった。

 さもあろう、妻のPCのCPUはCeleronはCeleronでも、「Celeron Allendale(アレンデール)-512K E1400 2.00GHz」なのであった。実はこれ、古くてもれっきとしたx64 CPUなのである。

 そのようなわけで、自分のPCと妻のPCの能力向上とアップグレードはなんということなく終了した。

時事哀挙

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岡江久美子氏死去

 俳優の岡江久美子氏が時も時、新型コロナウイルスで亡くなったという。

 私などが子供の頃から、NHKの「連想ゲーム」の回答者として活躍していたことが印象に残る。当時、紅組に岡江久美子氏、白組に大和田獏氏が出ていたことも懐かしい。後に大和田氏と岡江氏は結婚したのであった。

 祈冥福(めいふくをいのる)

覚悟を決めて生き、死なねばならぬ

 私も未練を残すまい。

 私はいまや、各種保険に十分に加入しておいてよかったと思うし、およそ40年もの間ただのひと月も欠かさず年金を払い続けてきて本当に良かったと思う。もし仮に新型コロナウイルスに感染して来週死んだとしても、今後遺族が十分に食っていけるだけのお金は残るし、遺族年金も出る。

 過密・密集・密接・密室・密談・密着・内密・秘密、……などと、3密どころか蜂蜜(ハチミツ)ならぬ8密(ハチミツ)、否、八十(やそ)密と言っても過言でない東京などという馬鹿げた(うんこ)のような街へ何十年と通勤し続けていて、それでもし心ならずも新型コロナウイルスに感染して死んだとして、これは命運と言うほか、なにものでもなかろう。

 願わくば、私の死後、家族と親戚一同が、いつまでもグズグズ悩んだり悲しんだりせず、早々に私のことなど忘れ去り、「嫌な奴が死んで本当によかった」とでも言って、清々(せいせい)、晴れ晴れとしてくれればよいのだが。

時事爺々

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金チャン色々出てるぞ

 たしか、冬頃以前からチラホラ重病説が出ていたように思うが、ついに大手メディアが書き立てだしたなあ。

 韓国のHUMINTはなかなか強力だと言われている。その韓国が異変を否定しているわけだから、実は大したことはないのかも知れない。しかし、火のないところに煙は立たぬという。こんなことを韓国を上回る情報網を持つ米国のメディアが書くのだから、何らかの病気ではあるのだろう。

グレやん色々と最先端

 病気も最先端である。

 オンラインで「デジタル・スト」て、……。

 つまり、オンラインの行動をやめ、何も言わない、ってことか?う~ん、毎度、オモロい北欧女子である。しかし、健気(けなげ)に頑張っているので許す。

 ただ、この少女の周辺で金儲けを(たくら)むビジネス屋のオヤジ・コヤジは許せん。

時事漫(すい)

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筋金入り

 右のようなニュースがあり、ほう、さすが、と驚いた。

 御歳(おんとし)99歳とある。これは間違いなく第2次世界大戦の生き残りの老兵だなと思い、検索してみるとまさしくその通りであった。

 2等兵からの叩き上げ帝国陸軍大尉(Imperial Army Captain)、印・緬方面で日本軍相手に死闘し、復員している。筋金入りの大尉だ。そりゃあ、根性が違う、根性が。

関東は嵐

 窓外に風雨が吹きすさんでいる。

 私の住まいあたりでは、昼から雷雨の予報すら出ている。

 コロナウイルスも洗い流してくれないものだろうか。

今こんなこと(あげつら)っても

 しかし、ねえ……どうなんだろ。アメリカにもいろいろと言い分はあるんだろうけれども、たった1週間で死者が1万5千人も積みあがって、今や累計3万5千人にも(のぼ)る膨大な死者を出しているアメリカが、「今やること」ではないように思う。犯人捜しをして国民の怒りの矛先をどこかへうっちゃってしまおうとしているように見える。

コロ対でうまくいってる国の首相は皆女性

 なるほど、台湾・蔡英文、ドイツ・メルケル、ニュージーランド・アーダーン、フィンランド・マリン、……新型コロナウイルス対策がまずまず上出来な国の統領、宰相は、皆女性である。

 頑固な爺ィが仕切ってる国は、軒並み全部、ダメだ。アメリカ、中国、イギリス、フランス、イタリア、スペイン。特にアメリカなんて頑固爺の代表みたいな人物が大統領だし、イギリスなんて、首相自身が死にかかったんだから。

 ……日本もことによると、ことによるぜ……。

麻生さんも総理の時は馬鹿だのなんだのと襤褸(ボロ)(クソ)に言われたモンだったが、蓮舫も大概(笑)

 蓮舫。……まったく、こ奴も、向こうを張って引けを取らぬ阿呆(アホウ)よの。だって、国債は国の債務、つまり、「国民が貸してる金」で、「国民が借りてる金」では全然ないわけだからさ。

 しかし、まあ、野党とは言え、特別職国家公務員たる国会議員・蓮舫も、一般の人から見れば政府側の人間だから、そうすると、「アタシの借金」という意味で「国民の借金」と言ったのだとすれば、まあ、そんなにもハズれてはいない……いや、いやいや、違う違う。ハズれてる。ウン。

時事駄聞(だぶん)

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引きこもり耐性も何も

 Twitterでは「数週間程度の引きこもり耐性」という言葉がトレンド入りしている。

 しかし、ネットのある現代日本で、耐性もヘッタクレもなかろう。ネットのある状態で家にいても、これは引きこもりとは言えない。

 本当に誰とも接触せず、何も会話せず、自らに向き合う事だけが許された引きこもり、しかも、「過去の人々とも交わらない」、すなわち読書も禁止された正真正銘の真の引きこもりだと、これはさながら「達磨大師」の面壁のようなものであって、常人にはほぼ不可能である。

 だが、ネットさえあれば、私など、数週間どころか、数年、いや、10年程度は引きこもることのできる自信がある。

 そうは言え、これは単純に金銭の心配をしなくてよいと仮定したものであって、「金を稼ぐ」ということをも「引きこもり耐性」のうちに定義づけると、私は1日としてこれに耐えることはできない。私個人は、ネットから自動的に金銭が流入してきたり、ネットから継続的に金を()み上げることができるようなシステムは、残念ながら確立できていない。物理的に働きに出ないと、給料は貰えないソーシャル・システムに属しているからだ。

テレビ局で

 テレビ局では新型コロナウイルスが蔓延し、著名人や社員に病者が続出しているという。

 落ち度なくして重病に(かか)ってしまったテレビ局の働き手にはお見舞いを申し上げたい。

 だがしかし、これをきっかけにして、差別と偏見に満ち溢れた狂騒的で低劣なテレビ番組が減り、日本の知性が向上するのではないかと思う。

時事抛向(ほうこう)

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なるほど、浮いた経費を従業員に還元するわけか

 なるほど、家で仕事すれば、勤め先の運用コストが下がらなければ道理にあわぬ。それを従業員に還元するというのは、確かに名案である。

「三密」はあたらず、「三業」と言うべし

 新型コロナウイルス蔓延の世相、「三密」なる言葉が出てきた。曰く、「密閉、密集、密接」を略して三密と言うのだそうな。

 私としては、まったくこの命名には不満である。

 私の宗旨は真言宗であるが、真言宗で三密と言うのはそのような不潔なことを言うのではない。仏の身体・言葉・心、すなわち聞き(がた)くして受け(がた)至高至尊(しこうしそん)の「(しん)()()」三つの働きを三密と呼ぶのである。

 新型コロナウイルス蔓延の原因を断ずるなら、むしろ「三業(さんごう)」になぞらえた方がよかろう。三業とは「身体の慾、言葉の災い、心の悩み」を言う。まさしく、いまや神仏に罰されようとしている人類に反省を迫る言葉ではあるまいか。密閉・密集・密接、これらすべて人間の身体の慾、言葉の災い、心の悩みの三業によって行われるものだ。

カルロス・ゴーンと新コロ

 カルロス・ゴーンが満を持して放とうとしていた自身がモデルのハリウッド映画は、思いがけぬ新コロ禍で完全にダメになった。もはやゴーン本人が新コロで死んで話題を提供しないと、興業的成功はないだろう。

新コロ禍後の欧米の野望

 新コロ禍で間違いなく欧米の力は縮減する。

 縮減を取り戻すべく、奴らは戦争を起こし、有色人種を抑圧減退させようとするであろうことは想像に難くない。

 これを未然に(くじ)き、彼らの復活を阻止することだ。縮減による反動で更に繁栄するが如き、どうあっても阻止すべきだろう。

 そうすれば、自由な世界が再びやってくる。

何を今更ソーシャル・ディスタンスなどと

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 依然、新型コロナウイルス「COVID-19」は猖獗(しょうけつ)を極めている。米国人は既に2万人が亡くなったという。伊国人もまた2万人近く、仏国人は1万4千人、英国人は1万人が亡くなった。

 深くこれを哀悼(あいとう)したい。亡くなった人々は自らの罪によらずして、(たま)さかこの恐るべき微生物禍に()って不慮(ふりょ)の死を()げたのである。それぞれの国民、地域、家族の慟哭(どうこく)、その不運を思い、心からいたみ、悲しみをともにしたい。

 そんな中で、英国首相がこのウイルスに(おか)され一時は生死の境をさまよったものの、すんでのところで命を拾ったことは実に稀有(けう)なことであり、盟邦(めいほう)の一国民としてこれを喜びたい。

 さて、米・英・仏・伊の人口は、それぞれ、3.3億・6.7千万・6.7千万・6千万である。これに対して、新型コロナウイルス感染者数という「検査の実施率」に依存する不確かなものでなく、同ウイルスによる死亡者数で割合を計算してみよう。単純な計算で、米・英・仏・伊それぞれ、0.007%・0.017%・0.02%・0.03%となる。別の書き方をすると、米・英・仏・伊それぞれ、約1万4千人に1人、約5千7百人に1人、約4千5百人に1人、約2千9百人に1人が亡くなった、ということである。

 日本について同様の計算を試みると、1.3億の人口に対して113人の死亡、つまり0.00009%の割合である。これは約112万人に1人が亡くなったということだ。細部は下リンクの表計算を見て貰えばよい。死者数の一人単位カウントに対して、人口の1万人単位カウントがなんだかスッキリしないが、それはここで言いたいこととはあまり関係がない。

 日本と欧米で、「桁」が随分違う。日本は死者の割合が米国に対して2桁、英・仏・伊に対しては、なんと3桁少ない。くどくも記すが、不確かな「感染者」の数を言っているのではない。相当確実と言いうる「死者」の数で言っている。

 これをよく味わうと、欧米諸国政府の力量不足、努力不足、健康ひいては人類文明というものに対する意識とアンテナの低さ、責任感や当事者意識の欠如、低劣さ、怠慢など、諸々(もろもろ)の欠点が浮き彫りになってこないだろうか。

 何をボヤボヤと手を(こまね)いているのか。軍隊など出しているようだが、そんなことに意味があるか。欧米諸国政府には猛省を促し、我が日本国政府のやり方、日本国民の日々の生活をよく研究してもらいたいものである。

 欧米諸国人に促したい反省としては、「ハグ」などと称して人目も(はばか)らずすぐに抱き付いたり、人前でいやらしくキスをしたりする習慣を即刻改めるべきだということが挙げられる。今更、何が「文化」などと言っておれよう。日本人も明治維新以来欧米の悪しき習慣に染まり、一部の若者はこのような行動をとることがあるが、しかし、人前でキスしたり抱き合ったり頬ずりしたりというような恥ずかしくて不潔な行動は、日本ではいまだ必ずしも一般的でない。

 欧米人の一般的挨拶習慣である「握手」もよろしくない。この悪弊が疫病を蔓延させていると知るべきである。日本人のように相手と距離をとって静かに「お辞儀」をするのが有効だ。

 日本人はこのように、昔から「お辞儀」などによって、社会的な距離、すなわちソーシャルディスタンスを重んじてきた。欧米風の()れ馴れしい風習や、土足で家に入るなどと言う不潔な習慣、便所と風呂が一緒くたになっているというような建築様式など、不潔な風俗をやめ、日本流に立ち返ることがこの非常時には正しいと言えよう。

 この際、中国とその政府については言うまい。人口が多すぎ、病者の状況もまったく不明と言え、論ずることに意味が認められない。

時事放言

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必ずしも(ジジ)(ババ)キラーというわけでもないようだ

 高齢で治癒したということはめでたいことである。この方の今後の幸福を祈りたい。

思ったよりもマシ

 今日は東京都200人超えの報を聞くかな、と思っていたから、まだしもだった。

なぜ米国人はこのような目にあわなければならないのか

 亡くなった無辜(むこ)の米国人の冥福を祈り、盟邦(めいほう)の国民の一人として、悲しみをともにするより他はない。

 しかし、()えて言えば、世界最強最先端を誇示する米国人が、なぜ電子顕微鏡をもって拡大しなければ見ることも(あた)わぬようなちっぽけなウイルスに襲い掛かられ、かくもバタバタと死ななければならないのだろうか。

 これを当の米国人たちは、その因果に思いを巡らして反省すべきなのではないか。

 つけつけと言い(つの)ろう。所謂(いわゆる)「9.11」に報復するに、一部の過激思想家とは何の関係もなかったアフガンの多くの一般人、保有していない核兵器への言いがかりでどれほどのイラクの一般人、そしてシリアで、いや、もっと言うならベトナムで、長崎で、広島で、大阪で、東京で、どれほど多くの「なんの罪もない人」を「自分たちの手で」殺したか、米国人はよくよく反省するがいい。それらは天然現象などではなく、米国人の意思と手によってなされたことだ。

 新型コロナウイルスは違う。厳しく言って、米国人の白人エリート、すなわち筋金入りの清教徒由来の人々らが信じている「神」が、いまやウイルスの姿となって顕現(けんげん)垂迹(すいじゃく)したのだと知るがいい。

 こんなことを言い捨てたところで、それこそゴミのような一言に過ぎず、世界が変わることはない。米国も何も変わるまい。このウイルス禍が過ぎ去った後、経済を復興させるため、米国は()りもせずまた戦争をするだろう。あるいは中東では(あきた)らず、再びアジアに魔手を伸ばすかもしれない。恐ろしいことだ。野望、(いな)、非望である。

 米国の野望は断固としてこれを(くじ)くべきではあるが、日本にはそうするだけの力は、残念ながら、ない。したがって、巧妙・機微に立ち回り、詐術などの手段を用いて、「日本だけが無関係かつ安全に閉じこもっておれる」ようにするのが次善だろう。更にそれが駄目なら、今度は逆に米国が行う殺戮(さつりく)に加担し、戦勝国の側に並ぶことが次々善だ。それだけの覚悟が、日本人にはあるだろうか。

ESRI、なかなかいい仕事してる

 しかし、なんというか、チトゴチャゴチャしてるよな。

いや、私はいいと思う。

 安倍総理のツイートが批判されているという。それが右のツイートである。

 シンガー・ソング・ライター星野源氏の音楽に合わせて、自宅で静かに過ごしてもらいたい、という趣旨のことを訴えているわけである。

 私はこの映像に対する批判は当たらないと思う。内閣総理大臣自らなんとかしようと訴える至情にあふれているのではなかろうか。それに、当意即妙、なかなか品があり、よく出来ているではないか。

 一国の内閣総理大臣ともあろう人が、タレントや俳優の真似事までして、そこまでして何とか無用の外出を控えてもらおうとあの手この手を尽くしている、そういう誠意が伝わってもくる。少なくとも、私には伝わった。

 そのようなわけであるから、私はこの首相のメッセージを批判する立場の人と、残念ながら、永久に分かり合えそうもない。多分、向こうから見れば私は宇宙人とか汚物同然なのであろうし、私から見ると彼らは異物、鉱物とか液体、昆虫などに見える。

 だから、お互い無関係に、分かり合うことなく幸せに別々の道を行きたいものである。


なんて不便なドコモ電話帳

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 SONY製・ドコモの古いAndroidスマートフォン「Experia A SO-04E」を使っている。7年も前に買ったもので、最早(もはや)骨董(こっとう)に近い。だが、特段不便はしていないので使い続けている。

 さすがに通信料が高価なドコモのキャリア回線はやめ、安いSIM(OCNモバイルONE)に換えて経済的にしてはいる。ただ、ブラウザやOSのサポートがなくなったり、SSLの最新アップデートがなくなったり、セキュリティが多少心配ではあるので、今はおサイフケータイ等の機能は努めて使わないようにし、機微なパスワードを行使しなければならないオンラインショッピング等はしないようにしている。

 さて、このところ新型コロナウイルス蔓延のせいでメールによる連絡が多く、情報共有のためCC:にかなりの人数を入れてばらまく。家ではPCでメールを使うからどうということはないが、外では上記「骨董スマホ」を用いざるを得ない。

 で、このいわゆる「ガラスマ」、Gmailアプリで返信する際、多くの人にCCをつけようと右上メニューで「コンタクトから追加」を選んでも、「ドコモ電話帳」が出てきてしまい、これがまた、「グループ」の選択をすることができない不便な状態で出て来る。

 Gmailアプリから起動できる電話帳を「ドコモ電話帳」ではなく、グループの選べる「連絡先」アプリに変えようとするのだが、どうしても変えられない。システム全般の「デフォルト」の電話帳を「連絡先」アプリに変更しても、Gmailアプリの「コンタクトから追加」は、どうしてもドコモ電話帳が起動してしまうのだ。

 ドコモ電話帳をアンインストールしてしまえば済むような気がするが、これが評判の悪い「キャリアアプリ」というやつで、消すことができない。

 ああでもないこうでもないと半日頑張った挙句、あきらめて、水色帯封筒アイコンの「Eメール」アプリにGmailアカウントと自分のプロバイダメールアカウントとをセットアップした。このアプリだと「連絡先」アプリが起動し、楽に大量の「CC:」をばらまくことができるのであった。

 しかし、こんなことに時間をつぶしているなら、ピュアAndroidのスマホでもさっさと買えよ、と人からは言われそうだ。

 ASUSのスマホが手頃で、2万円台からあり、安くていいのだが、主力商品「ZenFone」は5GHzのWiFiに対応したものがない。私はBluetooth機器を多用しているので、2.4GHzのWifiだと混信が激しく、特にBluetoothキーボードが全く使い物にならなくなってしまうので、どうしても5GHzを使いたいのだ。実に残念だ。この点、今使っている「Experia A SO-04E」は、骨董スマホにもかかわらず、当時の最上級機種だったためか5GHzのWiFiに対応(IEEE802.11a)しているので、これは買って良かったと思っている。

 2.4GHzのIEEE802.11b/g/nに加え、5GHzのWiFi、すなわちIEEE802.11a/ac等も使えるものをASUSで選ぶと、突然10万円を超える「ROG Phone」になってしまうのである。まったくのところ、これがASUSの、(たま)(きず)というか、残念なところだ。

 だからと言って、なにやら胡散(うさん)臭いHUAWEIだのXiaomiだのは買いたくない。

 iPhoneはもっと高い。ハナッから眼中にない。

 キャリアの「月々負担がどうとか」という結局「月賦・ローン」でしかないような見かけだけ安いのなんか、今更()(ぴら)御免(ごめん)である。

 我慢して5万円くらいまでを視野に入れてみると、俄然「Google Pixel」が視野に入ってくる。Googleの製品は好きだから、これはいいかもしれない。今日現在、Pixel 3aは税抜き\49,500-.ほどで、Amazonで胡散臭い白ロム新古品を探すと\38,500-.~\39,000-.くらいである。

 う~ん、無駄遣いはしたくないし、どうしよう。

時事雑片

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この驚くべき後進性。欧米白人如き。

 土人、ですかな。家の中でも土足だしねえ。

 欧米白人は、今後も永久に「マスクは嫌だ」という生理的嫌悪感に固執して、バタバタと死に続けることだろう。気の毒だが、それは世界の平和のためになるとも言える。

米国人と言うのは、馬鹿なのかね

 米国では新型コロナウイルスが猖獗(しょうけつ)(きわ)め、既に1万6千人を超える人々が亡くなったという。感染者数ではなく、亡くなった人の数であるから、その恐ろしさは日本人が彼らをせせら笑っておれる(てい)のものではないと言わざるを得ない。深甚に失われた人命を哀悼したい。

 しかし、そのような国難の中、米国人たちは日本人に想像もできないことを突き進めようとしている。大統領選挙だ。

 これが日本だったら、選挙を先送りにするとか、さまざまな措置が講じられたことと思う。しかし、大国にしては動きの敏捷な米国政府も、大統領選の予定だけは止められないとは、なんとも憫笑すべき後進性ではないか。日本で喩えると、この「緊急事態宣言」の最中(さなか)に「内閣総辞職・衆参同時選」を敢行するようなものだ。ありえないだろう。

 人を死なせて「間接選挙制の皇帝を選ぶ」。まるで理解しがたい、アホな国情である。選挙がなけりゃ自動的に変なデブが選ばれる北朝鮮の方がまだマシなのではないか?。

しかし、アホというと日本人もアホの見本市である。

 さいたま市岩槻区表慈恩寺、無職、橋本佳朋容疑者(54)。

 本当に知能の低い奴はやり切れぬ。マスクがないなら自分で工夫して作るなりなんなり出来ぬものなのか。(よわい)五十、天命(てんめい)も過ぎた男が人騒がせな。

 真面目に働いて金を貯め、それを学費にして幼稚園から通いなおすがよかろう。

大林宣彦氏死去

 「時をかける少女」「ねらわれた学園」など、懐かしい。祈冥福(めいふくをいのる)