菜の花の沖
以前、同郷の先輩Hさんと東京周辺を散歩した時、酒を飲みながら伺ったことには、伏見や灘の酒の味わいの違いについて、司馬遼太郎の「菜の花の沖」という小説で読んだ、ということを聞いた。 検索してみるとかの高田屋嘉兵衛の物語 … “菜の花の沖” の続きを読む
オッサンは生きている。
以前、同郷の先輩Hさんと東京周辺を散歩した時、酒を飲みながら伺ったことには、伏見や灘の酒の味わいの違いについて、司馬遼太郎の「菜の花の沖」という小説で読んだ、ということを聞いた。 検索してみるとかの高田屋嘉兵衛の物語 … “菜の花の沖” の続きを読む
「菜の花の沖」から高田屋嘉兵衛の伝記に興味を覚え、そこから吉村昭の「大黒屋光太夫」、桂川甫周の「北槎聞略」、井上靖の「おろしや国酔夢譚」と渉猟してきた。 「おろしや国酔夢譚」については、緒形拳、西田敏行、川谷拓三の出 … “おろしや国酔夢譚” の続きを読む
井上靖の「おろしや国酔夢譚」、読み終わる。 高田屋嘉兵衛の伝記小説「菜の花の沖」(司馬遼太郎)を読んだことから興味を持ち、これまでに吉村昭の「大黒屋光太夫」と、江戸時代に桂川甫周により記録された「北槎聞略」を読んだ。 … “読書” の続きを読む
吉村昭の「大黒屋光(こう)太夫」、上下巻とも読み終わる。 実在の大黒屋光太夫は10年もの間異郷ロシアで過ごす。しかしこの作品での物語の展開はスピーディだ。主人公光太夫がダメもとでオランダ公使に手紙を託すシーンがあって … “読書” の続きを読む
最近はなんだか、本代をケチるようになってしまい、市立図書館南部分室へばかり通うようになった。 先日、高田屋嘉兵衛が主人公の小説「菜の花の沖」(司馬遼太郎)を読み、とても面白かった。それで、その中にもたびたび取り上げら … “読書” の続きを読む
「北槎聞略」が岩波文庫にあることを、Amazonのリコメンド広告で知る。 「菜の花の沖」を読んでいるとき、たびたびこの文書が取り上げられていたので、興味を覚えた。
流感(インフルエンザ)で仰臥のまま、先週の月曜日に図書館から借りた本を読み終わる。吉村昭の「ニコライ遭難」。 明治時代の大事件、「大津事件」を、吉村昭独特の淡々とした、かつ臨場感あふれる筆致で描いた佳作である。 本 … “読書” の続きを読む
司馬遼太郎「菜の花の沖」、全6巻を読み終わる。 最終巻の第6巻では、第5巻で詳しく語られたロシアの背景をばねに、物語が急展開して「結」に向かう。主人公高田屋嘉兵衛の、人生最大の、高田屋嘉兵衛を高田屋嘉兵衛たらしめた有 … “読書” の続きを読む
引き続き読み進む。司馬遼太郎「菜の花の沖」第5巻。 この巻では相当長々と主人公高田屋嘉兵衛とは直接関係のない、しかし物語上重要な当時の状況、ロシアとの国際関係、国内の政治状況などが作家・司馬遼太郎自身により語られる。 … “読書” の続きを読む
「菜の花の沖」第4巻。 私は司馬遼太郎作品について批評ができるほど多くは読んでいない。「坂の上の雲」と、それからこの「菜の花の沖」だけである。 しかし、司馬遼太郎の歴史小説については「司馬史観」などと言われる批判が … “読書” の続きを読む