こどもの日

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天皇陛下万歳

 祝日「こどもの日」である。自宅の軒先に国旗を掲げ拝礼する。

 日本の子供は減った。実感としても、昭和41年(1966)生まれの私などが育った頃は小学校のクラスは1学年につき5~6個、中学校のクラスは9個ほどもあったように記憶するが――それでも所謂(いわゆる)(ひのえ)(うま)」のこととて、上下の学年より1~2個ほどクラスが少なかった――これと違い、私の二人の娘などが小学校へ通っていた頃は1学年につき2個クラスしかなく、しかも1個クラス十数人、そこへ、仮令(たとえ)子供が減ったにもせよ、公務員である教員を無造作に馘首(かくしゅ)するわけにもいかなかったのだろう、一つのクラスに担任が正副あわせて2人ついていた。

 二人の娘が通ったこの小学校も、その後漏れ伝え聞くところによると、小中一貫化や2校統合などが検討されているようだ。

 それだけに、子供は大切である。祝日の目的通り、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる」ことが重要だと思う。

 毎年書くことだが、この祝日の目的は上掲のことに加え、上リンクを見れば明らかなように、「母に感謝する」ことが明記されている。「父をどうこうする……」ような目的の祝日はないが、母に感謝することはこのように法律で定められているのである。

 私の娘二人は既に大きくなり、もはや子供ではないが、私の妻は永久に娘二人の母である。したがって私は妻に感謝しようと思う。

立夏

 尚、今年は今日が「立夏」である。今日から夏。

時事少感

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パコリーヌ、笑えるぜ

 丸山戦争発言・辞職強要みたいな事件の方がこのところ盛り上がっているが、あんなのより、コッチのほうが辞職した方がいいよ。愛人とナニしようがそれは勝手だが、以前のガソリンの件とか、国民に実害出てンだからさ。

 しかしそれにしても、政策はどうあれ、よくこんなの、選挙通ったよなァ……。

悪い冗談だろ

 ……「ネット」の風、て……。

 「女性週刊誌界隈の風」の間違いじゃねえのかい。悪い冗談だぜ。不敬もいいところだ。畏れ多し。

梅雨(つゆ)入り

 関東甲信越は昨日梅雨(つゆ)入りした。

 暦要項によれば、二十四節季の上での入梅は6月11日火曜日であるから、だいたい暦通りである。

 昨年の梅雨明けは早かったが、今年はどうだろう。

立夏

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 今年も「こどもの日」は同時に二十四節季上「立夏」である。年により多少変動するが、だいたい毎年5月5日頃である。

 旧暦四月朔日(ついたち)はこの後新暦5月15日で、そこから暦も実感も、夏となる。「名実ともに夏」ということだ。

 おだやかで涼しく、陽光の眩しいゴールデンウィークの終盤となった。これから梅雨に入るまでの季節は好日が多い。

夜と晩夏

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 暑い。

 しかし、来たる8月7日(月)が立秋であってみれば、実は今が「晩夏」であるということは即座に納得のいくところである。

 時候で言えば、去る7月23日が「大暑(たいしょ)」であり、今は7月29日だから二候、これを(とな)えて「土潤溽暑(つちうるおいてじょくしょす)」の候、と言う。

 溽暑(じょくしょ)、というくらいだから暑いことには違いがないが、先述の通り時候としては既に秋隣(あきどな)りといってよい。そう思ってみると、陽が陰った時の蝉の声などに(うた)た侘しい感じが増していくようだし、夏至から既にひと月、心なしか日が短くなったようではなかろうか。

 これくらいの季節の夜のことを「夜の秋」という。「秋」とついているが秋ではない。夏の夜、それも、ちょうど今ぐらい、夜になるとふと涼しさを感じる一瞬、虫の声に秋を感じるひと時もある。こうした、そこはかとない秋を夜だけ感じる、そんな晩夏の夕べの秋の気配のことを「夜の秋」と言うのだ。歳時記でもこれは夏の季語に分類されている。「竹の秋」とか「竹の春」などというような、真逆の極端な季語とは違うが、言い得て妙の面白い季語だと思う。