差別

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 差別だ差別だ言うんだったら、頭のいい奴がいい大学に入ってたっぷり金を稼いで他人を睥睨(へいげい)してるのだって「学力差別」とか「知能差別」だろうし、腕っぷしのいい奴が野球やらサッカーみたいな何の意味があるのかサッパリわからん遊びにウツツを抜かして大金を稼いで女をコマしてるのだって「体力差別」とか「スポーツ差別」だろうぜ。

焼きが回った

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 今日たかだか、とはいえ、それは相当それなりに気合を入れてではあるが、3kmばかり走ったら、気分が悪くなり、食ったものを全部戻してしまった。

 随分鍛えてもきた私だ。その意味からは、「焼きがまわった」と言ってもいいかも知れない。

 まあ、そりゃあ、若くはない。しかし、これしきで気分が悪くなる私でもないのだ、と言ってしまうと、それは少し過信なのだろう。

 体のリソースは限られているから、残り、ケチケチと大事に使わなくては。しかし、年金破綻、老人総労働のこのご時世、体を大切にして長生きをしてもしんどいことばかりで、生きていても仕方がない、とも言える。健康長寿が呪わしい社会が来てしまったわけだ。

 65歳から5年くらい年金を貰い、70歳くらいでスカッと死んでしまいたいのだが、自殺なんかするとなんだか忌まわしいから、病気などでやむなく、という感じで消えたい。多分、(がん)か何かに(かか)って、痛ェ痛ェ言って苦しみのたうって死ぬのだろう。

 消えるときに、もう、面倒臭いし恥も多いから、私が生きていたあらゆる(あかし)や痕跡を消し、できることなら家族や知人友人の脳からも私の記憶を消去して、私が死んだことすら誰も知らず、私がいたことも誰も覚えておらず、墓もなく、記憶もない、誰も悲しくない、という消え方をしたい。そう願うのだが、人の記憶から消え去ることは難しい。この科学万能の時代に、それしきのことがどうしてできないのかと残念に思う。

最近時事

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言い換えりゃいいってもんじゃない

 またなんか、変な新聞の変な社説でこんなことを言っている。

 「子供の日」を「子どもの日」と言い換えたようないかがわしさだ。こんなのは体育という言葉の定義の問題に過ぎない。

 それに、「見るだけスポーツ」「娯楽スポーツ」、ひいてはサッカーの如き「賭博スポーツ」までをも称揚することに繋がるようで、あまり健全でない意見だと思う。

ジィさんバァさん凄過ぎ(笑)

 高齢化でもこれならまあ、……いや、いやいやいや、だめだだめだだめだ。老人に頼っておっちゃイカン。若いモンが働かにゃイカン。

意外、盤石の専制国家体制強化中かと思いきや

 あらまー……。軍人如き、あの中国政府の事だから、ギューッと統制できてるのかと思いきや、やっぱりそうか、という感じだ。まあ、前から分かり切ったことではあるが……。

 こんなことが起こるようでは危ないな。結局、政府がちゃんと軍を抑えきれてないのよ、尖閣だって領空侵犯だって何だって。

 大男総身(そうみ)に知恵が回りかね、ってなところだろうねえ。

亡くなった方には気の毒だが

 まことに気の毒なことである。しかし、まあ、こういう状況だったらしいからねえ……。かなり迷惑だったらしい。

コレコレ!外国人が勘違いするでしょっ(笑)

 何か、ニッセイがオリンピックの協賛・協力などの活動で作ったらしいが、面白すぎるワイ。

先王は立派な帝王だったが……

 タイ国王、ラーマ9世・プミポン国王陛下崩御の報に接す。

 盟邦タイの国王陛下であって、哀悼の限りである。タイ王国のために祈る。

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 王位継承順位2位の、妹君・シリントーン王女は真面目で英明な人らしく、国民人気も非常に高いそうだが、独身で子がなく、将来の王権継承上少々問題アリとかで、このブッ飛んだ皇太子が即位しちまうらしい。タイの人々も大変だなこりゃ。

ある意味ラクな人も出てくる

 国会では毎日毎日稲田防衛大臣がさんざんイジメられ、泣かされるという始末。

 しかし、一般論として、論戦がこういった大臣個人の資質や発言に集中すると、各省庁の役人などは膨大な数字などを積算したり中身のある答弁を書いたりといった手間が減り、楽な面も出てくる。

 目立つ人が叩かれ役で新聞に書き立てられているようなこういう時に、深くひそかに、目立たず、隠れて、そしてシッカリと進行する何かがあるんだから、ま、色々なところをよく観察して、野党もせいぜい気を付けることでしょうなあ。

木村沙織氏引退

 女子バレーの世界的第一人者、木村沙織氏は引退の意向という。

 強く美しい選手で、引退は惜しいが、今後もまた違った領域で大いに活躍をされるよう祈る。

ボブ・ディラン、ノーベル文学賞

 歌手が文学賞、てのは初めてのことなんでしょうねえ。

 ファンにはタマランのだろうなあ。……私は名前ぐらいしか知らん。

南海電鉄不適切アナウンス、不覚ながら笑っちまった。

 アナウンスの対象となったのが中国人か朝鮮人かは知らんが、不覚にも笑っちまった。

 この車掌さんも、多分、それほど考えもせず、

「本日は大変混みあいまして、まことにご不便をおかけしております」

「本日は雨で滑りやすくなっております。ご不便をおかけしております。お足元に十分ご注意の上ご乗車くださいますようお願い申し上げます」

……くらいの、定型的アナウンスで言ったつもりなのだろう。

 大して罪深さは感じられず、些細な失敗だと思うが、しかし、それにしても「本日は外国人のお客さまが多く乗車し、ご不便をお掛けしております」はないよなあ(笑)。

 しかし、ここには、なんというか、先日の「近鉄・職務放棄飛び降り大怪我駅員」の一件にもあったように、何にでも口汚く文句を言って詰め寄るバカ客の姿が見え隠れするな。大阪特有の低劣な客の性質にいちいち対応しなければならない鉄道会社も気の毒だわ。

簡単だからといって

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 破産して貧乏人になるのなど簡単なことだ。すなわち、収入より支出を多くするのである。やがて貯えがなくなり、足りない分はどこかから持ってこなければならず、つまりは借金をするはめになり、ついには破産し、貧乏人になってしまう。

 逆に、金をためるには収入より支出を少なくすればよい。馬鹿でもわかる理屈だが、これが、できない人にはできないものなのである。

 ダイエットもまったく同じである。摂るカロリーより出ていくカロリーを多くすればよい。どんどん痩せる。一点の疑問もない。

 これもまた、馬鹿でもわかる簡単な理屈なのであるが、これが、普通の人にはできないのである。

 なので、「これこれのことができないから、あいつは馬鹿だ、劣っている」という断定方法は、必ずしもすべての事象に適しているとは言えない。

 同様に、「××すれば○○になる」とか「○○は悪い」とか「××は良い」とかという、極めて簡単なことは、世の中に一杯ある。

「勉強をすればテストで良い点が取れる」
「泥棒や人殺しをすると捕まって刑務所いきになる」
「運動しないと体力がなくなる」
「他人を愛すれば自分もまた愛されることにつながる」
「戦争は悪いことだ」
「煙草は体に悪い」
「酒の飲み過ぎは良くない」
「スピード違反をしてはいけない」
「信号を守らないのはよくない」

 どれもこれも、あまりにも当然であり、簡単すぎるほど簡単であって、読んでいてバカバカしくなるほどだ。だが、この、バカバカしく簡単で当然のことが、できない人がたくさんいるのが、現実というものなのである。

 だから、自分が痩せているからといって、自分が勉強ができるからと言って、自分が酒を飲まないから、煙草をすわないから、おまわりさんに捕まったことがないから、人を愛しているから、戦争をしないから、という理由で、直ちにそれらをできない人を否定すること、あるいはそういう人の存在を否定することは、やめたほうがよい。できない人には、できないのである。