夕焼けが真っ赤だったので、急いで近所の跨線橋の上まで行ってみたが、あっと言う間の
風は湿りを帯びているが強く、そんなに暑熱を感じなくなった。もはや残暑とも言えぬ。仲秋も奥深い。虫が
オッサンは生きている。
今日、夕焼けがあんまりにも赤いので表へ出て写真を撮ったのだが、その時、「月が青いな」と感じた。
右の写真には月は写っていないが、しかし、青かった。
正直、これまで月が青いと感じたことは、ない。ただ、「月が青い」との慣用表現に自分の感覚視覚を無理にあてはめ、「青い、かなあ……」などと納得しつつも、「月の色は黄色だろ」と子供の頃から内心では否定していた。
これは「
黄水、と聞いて尿を思い浮かべるなら、それは
ま、そういう人は多くはあるまいが、「赤」ちゃんに「青」水とは、鬼でもあるまいし、呵々、……と書いては冷た過ぎようか。
さておき、ところが、今日、夕焼けの中に浮かぶ十一夜の霞み月は、本当に青かった。周りが赤いから、何か視覚にバイアスが加わって、それで青く感じたのだろう。
戻ってからの連想で、「月がとっても青いから」を思い出した。
これを唄った菅原
時々NHKの懐メロ番組で見るが、私が子供の頃でさえ、既に懐メロの大御所であった。
しかしまあ、大御所であるだけに、唄い方も味わいというか、なんというか……。
私などは、青洟、黄水、赤い夕焼け、などと聞くと、どうしても「RGB」という頭文字語を思い浮かべてしまう。Red、Green、Blueの略であるが、ここには「
プリンタのインクを買い込む際には、「CMYK」とて、「