毎日毎日、陰惨な気持ちで通勤している。
すし詰めの通勤電車にようやっと乗り込んで、さて、と一息ついて、壁から天井から
その中でも、ははあ、と、色々考え込まざるを得ないのが、
……に訴求する広告である。
上記の通り、片仮名で人の形容を書きつけると、本当に差別的で腹の立つ
……となろうか。
「知」には「高学歴・英語」、「美」には「デブ・ハゲ・ブス」など、もろもろが含まれるのだろう。
いや、これは、私がそういうことを言ってるんじゃないんです。電車の中に貼られている広告を、「結局こういうことでしょ?」と、私ができるだけ分かり易く訳してみようとしただけで、私には責任はないんです。
いまや、こういうふうに、差別的カタカナ用語で書いたら多分袋叩きに遭って路上で
金もうけの奥義なんだろうなあ、これ。なんというか、知とか美って、本来人間には寄り添ってない不自然なものだから、
単なるやかましい訴求のことを「コミット」などと言い換えて、卑怯なもんだと思う。
そこへつけこんで、一発勝負をかけると、あぶく銭がじゃらじゃら入る、ってことなんでしょうね。
ジャンル等 | 訴求先 |
---|---|
塾 | バカ |
英語 | バカ |
ライザップ | デブ |
TBC | ブス・ハゲ |
GABA・ベルリッツ | バカ |
林修 | バカ |
社会人大学院で修士 | バカ |
こういう貼り紙に惑わされて、じゃぶじゃぶお金つぎ込むわけだわ、ほとんど全部無駄なんだけれどもさ。
だからさ、こういう、善意を装った、その実、結局、「差別の増大」を図るようなものは、戒めなくちゃならないんじゃないか。こういう広告は差別だから、公権力で取り