引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。
第17巻の四つめ、「おらんだ正月――日本の科学者たち――」(森銑三著)を休みの土曜の夜、自宅の居間で読み終わった。
読みはじめるとすぐにわかることなのであるが、この書は “読書” の続きを読む
オッサンは生きている。
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。
第17巻の四つめ、「おらんだ正月――日本の科学者たち――」(森銑三著)を休みの土曜の夜、自宅の居間で読み終わった。
読みはじめるとすぐにわかることなのであるが、この書は “読書” の続きを読む
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。
第17巻の三つめ、「蘭学事始」(杉田玄白著・緒方富雄訳)を帰りの通勤電車の中、東武スカイツリーラインの西新井と草加の間の辺りで読み終わった。
菊池寛の小説「蘭学事始」は読んだことがある。また、本書は同じものをデジタル書店の「グーテンベルク21」がKindleで割合に安く出している。そのサンプルは見たことがあるのだが、購入まではしなかった。それをこの全集で読んでみたわけである。
著者の “読書” の続きを読む
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。
第17巻の二つめ、「黒船前後」(服部
著者の服部之総はだいぶ年季の入った
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。
第17巻を読みはじめ、最初の「日本文化史研究」(内藤虎次郎著)を往きの通勤電車の中で読み終わった。秋葉原での乗り換え前、仲御徒町の駅辺りであったか。
著者の内藤虎次郎は戦前に活躍した中国学者である。本文中で何か所も「日本史については私は専門外である」という意味のことを言っているが、その実、東洋文化に関する幅広い視点から日本史を俯瞰し、しかもその通低ぶりたるや、日本史専門の学識をはるかに凌駕するものがある。
本書は “読書” の続きを読む
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。
第16巻の三つ目、「歴史とは何か」(G.チャイルド Vere Gordon Childe著・ねず まさし訳)、本文を往きの通勤電車の中で、解説を帰りの通勤電車の中で読み終わった。
著者のチャイルドはオーストラリアの学者で、「マルクス主義考古学」なる変わった学問の提唱者である。
本書は、 “読書” の続きを読む