依然、新型コロナウイルス「COVID-19」は
深くこれを
そんな中で、英国首相がこのウイルスに
- ジョンソン英首相が退院、「助からない可能性あった」 医療者に感謝(BBC、令和2年(2020)04月13日(月)10時33分)
さて、米・英・仏・伊の人口は、それぞれ、3.3億・6.7千万・6.7千万・6千万である。これに対して、新型コロナウイルス感染者数という「検査の実施率」に依存する不確かなものでなく、同ウイルスによる死亡者数で割合を計算してみよう。単純な計算で、米・英・仏・伊それぞれ、0.007%・0.017%・0.02%・0.03%となる。別の書き方をすると、米・英・仏・伊それぞれ、約1万4千人に1人、約5千7百人に1人、約4千5百人に1人、約2千9百人に1人が亡くなった、ということである。
- 新型コロナウイルス 世界マップ(日経新聞)
日本について同様の計算を試みると、1.3億の人口に対して113人の死亡、つまり0.00009%の割合である。これは約112万人に1人が亡くなったということだ。細部は下リンクの表計算を見て貰えばよい。死者数の一人単位カウントに対して、人口の1万人単位カウントがなんだかスッキリしないが、それはここで言いたいこととはあまり関係がない。
- 主要各国の新型コロナウイルス死者の割合等(Googleスプレッドシート)
日本と欧米で、「桁」が随分違う。日本は死者の割合が米国に対して2桁、英・仏・伊に対しては、なんと3桁少ない。くどくも記すが、不確かな「感染者」の数を言っているのではない。相当確実と言いうる「死者」の数で言っている。
これをよく味わうと、欧米諸国政府の力量不足、努力不足、健康ひいては人類文明というものに対する意識とアンテナの低さ、責任感や当事者意識の欠如、低劣さ、怠慢など、
何をボヤボヤと手を
欧米諸国人に促したい反省としては、「ハグ」などと称して人目も
欧米人の一般的挨拶習慣である「握手」もよろしくない。この悪弊が疫病を蔓延させていると知るべきである。日本人のように相手と距離をとって静かに「お辞儀」をするのが有効だ。
日本人はこのように、昔から「お辞儀」などによって、社会的な距離、すなわちソーシャルディスタンスを重んじてきた。欧米風の
この際、中国とその政府については言うまい。人口が多すぎ、病者の状況もまったく不明と言え、論ずることに意味が認められない。