Today’s drinking and snacks 今日の酒肴・セロリ味噌

投稿日:

 子供の頃からセロリが好きだった。だが、セロリは高価だったので、たまにしか食べられなかったようにも思う。

 長じて自由にセロリが食えるようになったわけだが、セロリは嫌いな人が多く、他人と一緒に食事する前提だと、これがまたあまり食べられない。

 幸い、私の家では、妻もセロリが好きなので、よく食膳に上る。だから、我が家の冷蔵庫にはよくセロリが入っている。

 そんなわけで、今日はそのセロリを取り出して刻み、酒肴にした。

 一杯飲み、動画に撮る。

 動画の中で呑んでいる酒は、いつもと同じ、「会津ほまれ」紙パック入り純米である。

 動画の中で読んでいる本は、前回の「なめこおろし」の時の続き、「平凡社 世界教養全集 第26巻 ある革命家の思い出/アラビアのロレンス」の中から「ある革命家の思い出」である。

死と酢とセロリ

投稿日:

 最近、生野菜のサラダなどを食うとき、酢やレモン汁などをかけるようになった。これらをごくわずか、盃に一杯ほどもかけ回し、野菜が少し湿ったところへ塩を一摘み振る。塩気がなじみ、まことに旨い。

 普通、オッサンは酸っぱいものがあまり好きではないものなのだが、オッサン度が深くなってくるにつれ、好みが逆方向に変わってきたのである。

 殊に暑くなってくると酸味は涼味でもあって、柑橘の酸味で調えた胡瓜やレタスは、こたえられない快味である。

 時々、ささやかな贅沢だと思ってやるのが、最近よく見かける「シークヮーサー」の生ジュースをレモンの代わりにかけることだ。片口に盃一杯ほどのシークヮーサージュースをとり、生野菜にかけ回し、塩を振って食う。鮮やかな味になってとても旨い。セロリやパセリなど、香りの高い野菜にもよく合い、旨い。

 単に旨いからやっているだけだが、多分、他の調味料でサラダを食うのに比べれば、カロリーも低く、クエン酸が疲労を去る効果もあるだろうし、恐らく健康にはいいのではないかと思う。但し根拠はない。

 これでウィスキーを3杯、また4杯、そして5杯。

 こうした気に入りの旨い肴で酔っ払ってくると、投げ(やり)に幸福となる。多幸感のあまり、もうあまりやることもなくなってきたから死んでもいいな、とすら思う。ま、これで本当に死んでたらそれこそホントのアホですけどね。