痴呆化

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 インフルエンザによる発熱のせいで、相当頭脳が痴呆化しており、朝やったことも思い出せない。格安SIMの申し込みのため、免許証の写真をデジカメで撮ろうとして、さてデジカメが見当たらない。朝、それもついさっき、体温計の写真を撮るのに使ったばかりなのに、ない。

 2階にあるわけはないのだが、と思いつつも念のため2階の書斎へ行ってみると、そこにひょいと置いてあった。しかし置いた覚えが全くない。30分ぐらいして、「ああ、無線LANルータの機種型番を控えるのが面倒で、写真に撮ろうとして、ところが暗くてうまく撮れず、結局やめた」時に、そこにデジカメを置いてきたことを思い出すのであった。

 こういう風に痴呆化した状態で先ほどMNPの移行手続きをしたが、何かとんでもないミスをしていそうで怖い。大丈夫か、俺。

 以前若年の者が特効薬タミフルやリレンザの服用により錯乱する、という話が取り沙汰されたことがあるが、その後あまり聞かない。

 単に高熱を発しただけでも、錯乱ぐらいはする。私のようなオッサンでも痴呆化するのであるから、そりゃあ、若者だって、場合によっては脳症などで叫んだりするかもしれんな。

うーん……。

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 インフルエンザによる風邪籠(かぜごもり)二日目。

 うーん、参った、なかなか熱が下がらんなあ。特効薬「タミフル」についても規定量をきちんきちんと()んではいるものの、まだ二日しかたっていないのだから、やむを得ないと言えばやむを得ない。

 体も相変わらず痛む。節々と言うより、私の場合は手足の柔らかいところのほうが痛む。だるい。思考力が減退し、文章もなんだか変だ。

 ただ、こうした時に良く思う、「あ、これは病勢が変わって、治り始めるところだな」と感じる点が出てきた。痰や鼻糞が黄緑色に変わってきたことだ。私の鼻水はいつもは本当に「水洟」で、無色透明で水のようにサラサラしている。鼻が悪いからで、そのため、洗い流されてしまって鼻糞もたまらない。しかし、風邪やインフルエンザに罹り、いつもの水洟が倍にも3倍にも増えて悩まされた挙句、ある時に至ると、ふと、この「汚い方の鼻水・鼻糞・痰」に変わり、快方に向かうのである。

 付記すると、この、「鼻糞が汚い時」は、持病のアレルギー性鼻炎がなぜかまったく鳴りを潜め、その点でだけ、いつもより逆に健康になる。この現象を、私は種々の情報などから、「普段健康な時はどうでもいい異物に対して無駄に免疫力が指向され、アレルギー反応などを引き起こしてしまうが、肉体がウィルスや細菌に侵されていると、免疫力のリソースがそっちへ全力指向されて払底し、普段の変なアレルギー反応はおさまってしまう」のである、というふうに理解している。

 今回もどうやらそういう兆候が見えてきたので、まず長引くことはあるまい。

 

「A」とな

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 昨夜来「(おお)風邪」で就寝していた。

 今朝は近所の医院で受診した。どうにも寒くて閉口するが、着込んで歩いていく。

 「インフルエンザA型」との診断である。特効薬「タミフル」規定量が処方された。

 近くの調剤薬局で薬を出してもらう。数年前だったかにインフルエンザに(かか)った時は吸入式の「リレンザ」が処方されたが、今回の「タミフル」はカプセルである。薬剤師に「吸入とカプセルで違いがあるんですか?」と雑談がてら訪ねてみたら、薬効に違いはないが、強いて言うなら、「日本人は飲み薬が好き」という傾向があり、このため、多く飲み薬が処方されるのだ、という。

 帰宅してさっそく処方どおり服薬する。

 職場のルールでは決められた期間、「有給休暇により出勤止メ」である。仕事も多少忙しいのだが、私の部下には乳幼児・学童を子育て中の者も多く、その迷惑を考えると休暇もやむを得ない。

 本でも読みつつ寝ているより仕方がない。