テーマ詠「アイドル」

投稿日:
()(びえ)()の握る写真の髪黒し
握手()むふと香水の悲しさは
とりどりの音(うすもの)をひらひらり
()(ざか)(おみな)手振(てぶ)り衰へず
帽深く見覚えの(ほお)避暑の宿

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

一字詠「傘」

投稿日:
額の花傘は二人を離してゐ
それ〴〵に骨張る傘と(しろ)(おうぎ)
軒深く()むや傘寿の暑気払ひ
ぶつ〴〵と文句の傘や夏芝居
傘の咲く()(つけ)()(どう)梅雨(つゆ)()

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

時事少感

投稿日:
パコリーヌ、笑えるぜ

 丸山戦争発言・辞職強要みたいな事件の方がこのところ盛り上がっているが、あんなのより、コッチのほうが辞職した方がいいよ。愛人とナニしようがそれは勝手だが、以前のガソリンの件とか、国民に実害出てンだからさ。

 しかしそれにしても、政策はどうあれ、よくこんなの、選挙通ったよなァ……。

悪い冗談だろ

 ……「ネット」の風、て……。

 「女性週刊誌界隈の風」の間違いじゃねえのかい。悪い冗談だぜ。不敬もいいところだ。畏れ多し。

梅雨(つゆ)入り

 関東甲信越は昨日梅雨(つゆ)入りした。

 暦要項によれば、二十四節季の上での入梅は6月11日火曜日であるから、だいたい暦通りである。

 昨年の梅雨明けは早かったが、今年はどうだろう。

今週時事

投稿日:
新手のハラスメントかと

 パッ、と見たらてっきり、「ソレハラ」という新たなハラスメントのことかと思った。(参考:全ハラスメント総覧(佐藤俊夫作)1445行目あたり(笑))

大丈夫かい

 ……って、大丈夫かい、軒先の傾いたところ同士で。婆抜きの(おもむき)があるぞ。

素早い開発も結構だが

 あのGoogleでさえこのくらいのことはやらかすわけだから、まして他に()いてをや、()して知るべし、というところである。

これはつまりイスラム化みたいなことか

 イスラム教徒は800年くらい昔から、「女性が肌や顔を見せて表に出ると、それは内面の美しさの判断を狂わせ、人を人として正しく評価する妨げとなる。したがって、女性は肌を隠さねばならぬ」として、ヒジャブやブルキニのような服飾を発達させた。

 すごいねアメリカ。イスラム化するんだ。へぇ~。……あんなに嫌い抜いてるクセして、ねえ。ま、勝手にすれば?

 私、イスラム教徒、わりと好きだよ。平和な宗教だしな。

クールジャパン、こんなことになってたとは

 この古谷(ふるや)経衡(つねひら)という人、最近Googleニュースでよくフィードされてくるようになった。たしか以前、テレビでひろゆきとか堀江何某に論破されたとして話題になっていた人だ。

 しかし、なかなかしっかりした評論を書く人だな、とは思う。

あるいは#MeToo的な話でもあろうか

 記事には「セクハラ」とか「#MeToo」などとは書かれていないが、そういう含みは濃厚だ。

 ロシア人のようにすぐに誰にでも抱き着く習慣も色濃いアメリカ人がこういうことを取り沙汰するようになったのであるとすると、もはやこの傾向は不可逆だ。

 わが日本は、「アメリカ人のすることはすべて正しい」みたいなところがあるからなあ……。いずれこうなる。

梅雨入り

 国立天文台の暦要綱によれば、暦の上での入梅は週明けの月曜、6月11日だが、梅雨前線の気象学的状況から言うとこの水曜日、6月6日だったようである。

立待

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 今日は旧暦五月の立待月(十七夜)である。立待月は狭義には旧暦八月の十七夜のことで、仲秋の名月の二夜後だが、広義には普通の十七夜のことをこう呼んでもよい。

 気象庁から「梅雨入りらしい」という発表があったのは先週のことだが、暦の上の「入梅」は今日で、名実ともに梅雨入りしたと言えるだろう。

 それにしても雨が降らない。今のところ空梅雨らしい。一昨夜も昨夜も晴れて、夕方には月が綺麗だった。昨夕など気圧が下がったか、水の匂いがして風向きが変わり、遠雷が聞こえ、頭上に積乱雲が成長する気配すらあったが、結局私の周囲には雨は降らなかった。その後晴れて、暑い夜になった。

 こんな夕方には明るいうちに風呂をつかうにかぎる。

 さっさと汗を流したら、冷蔵庫から氷の塊を出してカチワリをたくさん作り、ウィスキーを飲むのが良い。飲み慣れたバランタイン、ひと瓶千円しない。風呂上がりに飲むなら、(つまみ)も水もいらないや。

 あちこちの植栽の、花皐月(さつき)のよっぽど遅咲きのものもそろそろ(しお)れた。少しすれば盛夏、ある意味また別れと出会いの季節である。

「さえずり季題」の当番がまわってきたので

投稿日:

 今日は「さえずり季題」の出題当番がまわってきたので、時季もよし、と思い「入梅」にした

 ところが、関東地方は今日、梅雨の晴れ間で、好日ではあるものの、ガチンガチンの日照りである。室温は31度を超え、黄昏どきまでにはもう少し上がりそうだ。

 どれひとつ今日の飲み料でも、と、外へ出ると陽が中天にカッと熱く、眼の奥が光にじんと痛む。道すがら、家々の玄関先に紫陽花(あじさい)が咲いている。いつもならぼんやりと雨に煙る風情のはずが、烈日で色も鮮やか、クッキリと空の青だったり百日紅のような赤だったり。紫陽花ってこんなコントラストのある花だったかしらん、と面白く思う。

 結局、今日もウィスキーにしようかね、馬鹿のひとつ覚え、バランタイン924円でいいや、と。かちわりをロックグラスの直径一杯の大きい目に欠くのがよい。たっぷり注いで、あんまり薄まらないうちの、よーく冷えたところがいいよな。

入梅

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