読書

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 引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読んでいる。

 第15巻、「空想から科学へ(F.エンゲルス著、宮川実訳)/共産党宣言(K.マルクス・F.エンゲルス著、宮川実訳)/職業としての政治(M.ヴェーバー著、清水幾太郎・清水礼子訳)/矛盾論(毛沢東著、竹内好訳)/第二貧乏物語(川上肇著)」のうち、五つ目、「第二貧乏物語」(河上肇著)を()きの通勤電車の中で読み終わった。本巻の(ほぼ)半分を占める大著であった。

 著者は戦前の筋金入りの共産主義者である。当時「赤旗」の “読書” の続きを読む