花筏を詠めないこともある

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 昨日次女のピアノ発表会の帰り、川口の荒川河川敷あたりの花筏を見て、これをなんとか十七文字に、と思った。

 ところが、今に至ってもまだ詠めぬ。

 苦吟、とは文字通りこのこと、なぜか言葉にならないのだ。

 そういうこともある。多分、脳の中の何かが減っているのだと思う。感動が薄いのだ。ものに感じる心が減っているから、言葉が減るのだ。