しんどいし暇だ

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 インフルエンザのため寝たままである。非常にしんどいのに、腹だけ猛烈に減る。普段あまり大食をしない私なのだが、何でなんだろう。

 暇なので食ったものなど書き留める。塩煎餅三枚、ぽん柑ふたつ、緑茶大湯呑に二杯……なんぞと書いていくと、さながら子規の「仰臥漫録」めいて、気分が出る。

 子規は今で言うブロガーみたいなものだったように思えるが、病床で暇だったのだろうなあ、ということが実感される。いや、私如き、たかが寝込んで2日くらいなのだが、それでもこんな風に思うわけだから、死病に取り憑かれた子規はもっとそう思ったであろう、というところだ。

垂れ込めていても

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 流感(インフルエンザ)で垂れ込めているが、無線LANルータをAmazonで購入し、ビデオを買って見、スマホの契約を変更した。

 大人の立派な契約行為が、寝室から一歩も出ることなく済んでしまう。まさかネットからインフルエンザのフィジカル・ウィルスが伝染するわけもないから、誰に迷惑もかからぬ。強いて言うなら、配達員のお兄さんが玄関先に現れた時に伝染(うつ)してしまう恐れなしとしない、という程度であろうか。

 してみれば、セキュリティさえ確保すれば、私など普段は座業なので、休暇中にだって仕事ができるようにしてしまうことは技術上は可能である。

 付言すれば、ほんの十数年前までの私の職場では、自宅に書類やパソコンを持ち帰って仕事をするのが常態であった。家族と夕食など済ませ、子供を風呂に入れたりなぞしてから、おもむろにノートパソコンを開き、夜更けに書類作成などするわけである。

 しかし、最近はこれが固く禁止され、一切行われなくなった。情報漏洩などの問題が深刻化したからだ。仮にそれをすると馘首(クビ)である。

 翻って当節、VPN等暗号化をはじめとする回線保護や、リモートターミナル、シンクライアントなど、セキュリティの技術は進歩著しい。こういうものを使って在宅ワークをしている企業も多くある。