ついにこんな寺も現れようとは(笑)

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 以前、知人との馬鹿話をネタとして書き留め、このブログで紹介したことがある。「供養」という題で、10年ほど前のエントリだ。

  •  供養(オッサンとバイエル、ピアノ等、平成21年(2009)08月24日(月)17時50分)

 ところが、朝日の記事を漫然と見ていたら、似たような供養を本当にやる住職が現れたというので、笑ってしまった。

 「仏教の大義」て……(笑)。

飲酒で無免許だそうな

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 昨日書いた近所の事故の件、その後埼玉新聞に記事が出たようだ。

 無論、単なる交通違反にとどまらず、自動車運転処罰法違反で現行犯逮捕だという。

 パトカーが追跡を中断した後の事故で、その点、まず穏当な取り締まりだったと言える。これで無理な追跡が続けられていたとしたら、また「どうなってるんだ警察は」というようなスットコドッコイな批判に問題がすりかわったろう。まったく、警察もご苦労様なことである。

 40歳近いおっさんが無免許と言うのもなんだか情けないが、多分最初からではなくて、取り消しか何かになったのだろう。しかも朝っぱらから飲酒運転、迷惑千万なことだ。

 巻き込まれてマンションの植栽に突っ込んだトラックの運転手の方にお見舞いを申し上げたい。

大事(おおごと)だがニュースにもならぬ

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 交通事故を見た。

 見たと言っても事故から数時間後の現場を通りかかっただけで、その瞬間を目撃したわけではない。

 秋涼の3連休の初日だ。床屋へ行こうと思い、曇り空の下を出かけた。朝明るくなってもまだ草むらから虫の声がする。いつもと違う道を歩いてみようと自宅近くの角を曲がると、なにやら多数の赤色灯が(ひらめ)いているのが見える。

 それはちょうど、右の地図の場所の交差点だ。

 近づいて行ってみると、トラックと乗用車の事故のようだ。野次馬が多く集まって眺めている。

 事故の当事者らしい乗用車は交差点の北側、TBSハウジングという住宅展示場の近くの路側に大破して停まっている。一方のトラックは南側のマンションの玄関そばの植栽に突っ込んだ状態で、レッカー車が取り除けるための作業を始めようとしていた。パトカーが7、8台も集まっていたろうか。駅前の喧騒をはずれて住宅街のはじまるあたりのことで、一帯は通行止めになり、警察官が迂回を指示している。

 大破している黒い乗用車は「DQN(ドキュソ)カー」と言われるようなワンボックスだ。火災を出したようで、交差点近くの歩道に粉末消火器のピンク色の薬剤が散らばっている。乗用車の見た目から、私は「ああ、これはこの乗用車が悪いのではないか」という先入観を持った。

 とても引き出せそうにもないような状態のトラックを、レッカー委託の会社の人たちが手馴れた様子で吊り上げて引き出す。それを眺めていると、近所に住んでいるらしい60越えの風采のご主人が話しかけてきた。

 知らない人だったが、話を聴いていると、事故の一部始終を全部見ていたらしく、問わず語りにあらましを教えてくれた。

 その人が早朝、ゴミを集積場所に出そうと表へ出たら、黒い乗用車がスピードを出して突っ込んでくる。その後ろをパトカーが拡声器で「停まれ!停まれ!」と命令しつつ追跡している。

 逃走する黒い乗用車は交差点へ差し掛かり、たまたま通行しかかった無関係のトラックに衝突し、トラックはマンションの植栽へ突っ込む。黒い乗用車は回転して歩道へ激突し、大破炎上したそうである。不幸中の幸い、交差点に歩行者はおらず、突っ込まれたマンションも建屋への損害はなかったようだ。

 その人の息子さんが消火器を持って駆けつけ、火災を消し止めたそうである。

 乗用車に乗っていたのは丸坊主の男と、若い女であるという。怪我人は出たものの、死人はどうやらないらしい。

 飲酒運転ででもあったのかもしれない。しかし、そんなことで警察官の制止を振り切って逃げようとまではすまい。ひょっとすると何か(やま)しいことの一つや二つはあったものかもしれぬ。トバッチリを喰らったのはトラックのほうで、迷惑千万のことであったろう。

 大して交通繁華な場所ではない。

 一部始終を語ってくれたそのご主人によると、「ここには長いこと住んでいるが、ずいぶん前に交通事故があって以来、こんなことは絶えて久しくなかった。けれど、そのずいぶん前の交通事故の後、何件か同じようなことが続いたんだ。こういうことってのは、続くからねえ。……またこんなことがあるかもしれないよ」とのことであった。(もっと)もなことだと思う。こういうことには何らかの原因があるものだからだ。

 事件などめったなことでは起こらない静かな住宅街にあっては、これは大事(おおごと)だったが、しかし、ニュースなどをググッてみたところで、特にこの事故について何か出るわけでもなし、世間的にはありふれた日々の交通事故に過ぎず、詳細はさっぱりわからない。

 ……ま、私に関係ないッちゃあ、関係ないことだが。

飛燕とダイバーシティ

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 あることへの、ある人の感想がやり玉に挙がっている。

 上の記事に対する、まあ、どうでもいいような無名の人の、ボソッとしたツイートが右なのだが……

 これがもう、えっらい炎上っぷりである。

 私は頭の悪い好戦右翼だが、しかし、どうも、この「きむらとも @kimuratomo 」なる炎上元の人を叩く気にはなれない。

 この「きむらとも」という人に、何か、未熟で(かたく)なな、小学校高学年の生意気な女の子のような感じを覚えるからだ。

 この人が唾のように吐いて捨てた感情は、「人間は戦争をする。だから人間は気持ち悪い、許せない。人間など滅びてしまえばよい。諸悪の根源だから」というのとかなり近いと思う。

 だが人間は、間違ったことをしながら良いことをする。人殺しが慈善活動をする例、篤志家が人を殺す例、そんなものは掃いて捨てるほど世の中に転がっている。

 悪事を働きながら、罪を犯しながら、だがその一方でまた人を思いやり、愛する、恋する、それが人間というものだ。人間は両極性を持っている、(など)と述べたのは確かユングであったか。両極性と言ってしまえばとらえやすいが、その実、極と極の間には、分別のないグラデーションのような中間帯があり、これはすべて連続している。無限の多様性が一人の人間の中においてすら、捉え切れないほど、ある。

 そんな多様性を持つ一人の人間が、1億、10億、50億と束になればどうだろう。彼らは、虐殺しながら、戦争をしながら、原爆を開発して炸裂させながら、それにもかかわらず、もう一方の手で人を愛し、神を畏れ、徳を磨き、世界を発展させるのだ。その多様性はもはや評価も批判も拒絶していると言わざるを得ない。

 大日本帝国が戦争の末期近くなって開発・投入した、この「三式戦闘機・飛燕」だって、現代の私達から見れば人殺し機械の相貌を持っていながら、実は一方では無辜の民を殺戮する悪魔の重爆撃機・B-29を打ち払ってくれる愛の帚木(ははきぎ)だったかも知れず、また同時に、立場を逆にすればその真反対、愛する夫や父が正義のために操縦するB-29に楯突く、悪魔の機械であったかも知れない。同じ機械が愛でもあり悪魔でもあるのだ。人間それ自身が善と愛であり同時に悪と罪であるように。

 言っては何だが、この人のツイートは言葉のアヤみたいなもので、どうやら医者らしいが、このダイバーシティ礼賛の世の中、医者ともあろうものが人間のそうした多様性を深く考えたことがないなどと言うはずはあるまい。きっとそういう思考を深刻に経てきた人であることは間違いない。

 むしろ医者として、これから大成するよう祈る。

労働基準もヘッタクレもないねえ

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 いまどきだってのに、ものスゲェな……。大炎上中だ。

 「女も丸坊主」て、ちょっとした人権問題が絡んでるぜ……。

 Twitterでは「徒弟制度」でトレンド入りしている。

%e7%a7%8b%e5%b1%b1%e6%9c%a8%e5%b7%a5%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9%e5%81%9c%e6%ad%a2 そして、秋山木工のサイトは、アクセスが殺到しているのだろう、今現在サービス停止状態だ。

そう簡単に

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 いろいろと思うところが多い。

 まず、ネットで炎上って、「炎上させよう」と思ってもなかなか炎上するものではない。まあ、犯罪行為だとか、全裸で走り回るところを動画に撮ってニコニコに放り込むとかすれば別だが。

 「玄関先に貼れるか」というのはなかなかいい警句だ。

 ……しかし、私のこのブログなど、もうずいぶん昔から玄関先に能書きやらゴタクを書いて貼り付けているようなものだ。というのも、私のこのブログなんて、顔から名前からそのまんま晒しているし、ちょっと検索すればおそらく住所などもすぐ特定可能で、よーく検索すれば、私の職業などもほどなく推定可能だろう、と思うからだ。

 だが、なかなかそんなことにはならない。というか、世間の人はしょうもないおっさんの駄文字列なんぞにゃめったなことでは興味なんか持たないからである。

 こういう点で、社会の背景に溶け込んでしまっている私のようなおっさんというのは、気楽なものだ。平安な暮らしである。