薄暑ふと空を見上ぐる背広かな
大股に男薄暑を歩みけり
黙 すまゝ往路電車の薄暑憂 し
大股に男薄暑を歩みけり
佐藤俊夫
オッサンは生きている。
さえずり季題【598】は「薄暑」です。傍題は「新暖」「軽暖」など。
初夏の、やや暑いと感じるような気候。たくさん歩けば少し汗ばむぐらいの、日蔭や風が気持ちの良い季節でしょうか。
「はんけちのたしなみきよき薄暑かな」久保田万太郎 #saezuriha_odai #saezuriha— boubun (@boubun) May 20, 2022