苦役

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 10年前はこんなことをシレッと書いていた。当時47歳だったが、毎日毎日この調子だった。去年自衛隊を定年退官したので、もうこんなことをする義務はない。苦役から解放され、実に晴れ晴れとした気持ちだ。

 苦役。そう、苦役である。

 往時内閣法制局長は “苦役” の続きを読む

遺伝子治療による性犯罪の撲滅

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 昼下がり、武蔵野線に出没したという盗撮魔に関するFF外ツイートを見て、盗撮魔を憎むあまり、胸糞が悪くなったところである。

 標記には「性犯罪の撲滅」と書いた。これは()き文句である。つまり、強姦魔や盗撮狂、ロリコンなどに類する性犯罪だけが犯罪なのではない。他にも、殺人狂、盗癖者、職場に見られる圧伏狂、つまり最近流行のなんちゃらハラスメントなど、あらゆる時と場所において、人々を苦しめる病的犯罪者が横行しているのが現状である。

 これらのほとんどが脳と精神の異常による疾病と見てよい。

 以前、平成28年の相模原事件の折、狂人の人権を損なうことなく、安全かつ人道的に無害化できないか、と書いたことがある。しかし、その記事にも書いたように、様々な事情から、それは無理というものである。

 薬物治療も人格を損なうことが大きく、益少なく害多し、というのが実際のところだ。

 思うに、近代の医学は微生物の害を克服することによって長足の進歩を遂げた。のみならず、最新の現代医学は遺伝子に操作を加えることによって、生物としての人間本態に由来する癌や脳卒中などの疾病をも克服しようとしている。

 ならば、遺伝子操作によって、脳の個癖に起因する性衝動や加害衝動をコントロールし、犯罪人を鎮静化することはできないものか。

 往古は、平和な村で暴れ者として嫌われていた者が、外敵の襲来などの有事において目覚ましく戦って村を救い英雄となった、というようなことが世界中であったろう。また、悪疫によって死に絶えようとしている村において、たまたま生き残り、かつ性欲に満ち満ちた精力絶倫の男女が乱交し、子孫を復活させたということも、あるいはあったかもしれない。また、中世から近代にかけて、支配欲に取りつかれた者が旧来の因習をひっくり返し、社会のシステムをより合理的に変革した、ということも、それはあったかもしれない。

 今さら教科書に載っているような歴史を辛気(しんき)(くさ)く例に挙げることはすまい。

 だが、世界人口70億を越えようとする現代において、暴力や性や支配欲や、そんな動物的衝動はもはや無用である。

 女子高生のパンツの写真を撮って喜ぶ如き者のみならず、レイプ魔、盗癖、殺人狂、詐欺師その他、犯罪的性向を遺伝子から取り除き、人間を平和で静謐で神のように真っ白な、平等で平準な永久の存在にすることはできないものか。

 結論は出ている。恐らく、それは不可能なのであろう。

 不可能である以上は、この憎むべき人間というもの、これを愛し、共存していくより他はないのだろう。憎むべきを愛する、それは逆に、愛すべきものを憎むということと同義でもある。

技術的事例としても非常に興味深い

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 先日の三井住友銀行のインサイダー・ハック事件。

 技術的事例としても非常に興味深い。

 というのも、現代の銀行システムは、仄聞するところ、非常に完成度も高く、またコンプライアンス、コーポレート・ガバナンスといったことが厳しく()かれるようになり、付け入る隙はかつてほどには無くなってきているからだ。

 反面、例えばみずほ銀行で平成14年(2002)と、東日本大震災当時の平成23年(2011)にあったシステム障害などの状況をつぶさに見るに、現代の銀行システムはインサイダーでもその全容を把握しきれぬほどの大規模なものになっており、思わぬところに穴があるかもしれないということは、専門家でなくてもなんとはなしに想像はつく。

 思うに、システムの穴と大金が絡んだだけに、三井住友の事件が殊更大きく取り上げられるが、システム技術者たるもの、このことは氷山の一角ととらえるべきことは当然だ。防衛、宇宙、医療等、人の命にかかわるようなシステムは、その運用管理の組織や体制、ルール作りまでをも含めて、いずれも建て増しに建て増しを続けた地方の温泉旅館の建物さながら、思わぬ出入り口がかならずあるものと思って自戒した方が良い。

 私も技術者の端くれ、これを他山の石として、気を引き締めていきたいと思う。

 これは技術上の問題ではなく、システム運用、会社全般の業務チェック体制の問題だ、という向きもあるかも知れない。しかし、システム運用管理、ITサービスマネジメントの分野では、ルールや組織、全社的な体制をも含めて「システム」というのだ。技術者が技術上の問題として組織や管理体制を見なくなることは、職務放棄である。たとえ狭義のIT的な問題ではなくても、そこになにか、技術的に解決すべき事柄や工夫はないか、自戒していかなければならないと思う。

変人狂人の(みやこ)

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 東京都みたいな伏魔殿の知事に立候補しようとするなんざ、それだけで豪傑・変人・馬鹿野郎・阿呆・変態・英雄・紙一重・自殺攻撃・マック赤坂・ドクター中松・カス・出歯亀・ヒョットコ・AV女優・同じく男優・成金・特攻隊……というほどのものなのであろう。まあ、大阪も似たようなものか。

 苦労を買ってするようなものだ。13兆円と言う小国の国家予算規模のカネを振り回すことができると言ったって、私金じゃないんだから、重荷以外の何物でもない。……まあ、舛添の禿(ハゲ)はその中から数百万ばかり(ツマ)むという実に可愛いことをしでかしてしまって蹴り出されたのだが……。アホもいいところだ。

 だから、男アイドルの桜井何某の親父が自民党から打診され、地位的にはまさに相応しい高級官僚であるにもかかわらずこれを固辞した、というのは、誠に謹厳実直な見識というものだと思う。ああいう真面目一徹の人に務まるところではないのだ。

 それでなくてさえ、賄賂商人、強盗、猥褻犯、おとこ女、スパイ、堀江貴文、やくざ、空き巣、詐欺師、政治家、痴漢、弁護士、強姦魔、孫正義、連続殺人鬼、おんな男、地方公務員、愚聯隊、三国人など、常軌を逸した連中が日々夜々跳梁跋扈するのが東京と言う所なのである。こんなところの知事など、常人では勤まるまい。

 あ、俺は東京都民じゃありませんので、まったくの無関係でござるよ、ほっほっほ。

いやんナニこれダメ怖い

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