時事瞥睨(べつげい)

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新型コロナより怖い

 まったく、秋とは名ばかりである。

 さすがに、都内でたった6日間のうちに30人近くの死者は、新コロでは出てないもんな。暑熱のほうがよっぽど恐ろしい。

渡哲也氏死去

 織田信長役や、晩年の東郷平八郎役など、実に味わい深いものがあった。祈冥福(めいふくをいのる
)

ああ、嫌だねえ、老害は。……俺もか(苦笑)

 多分この爺、「正しいことをした」とか思い込んでるんだろうなあ。おそらく警察のお世話になっても考えを変えることはなかろう。正味な話、こういう馬鹿は死ななきゃ治らんよ。

 瞋恚(しんに)を去る。……こんな昔から言われていることが、今や「アンガーマネジメント」などという横文字の化粧を施した嘘臭い言葉で言って回らないと理解されない。嫌な世の中である。耳順(じじゅん)従心(じゅうしん)にもなろうかという歳の者でもこうなのだから、始末に負えぬ。

 後生おそるべし、そういう気持ちで若者や子供を観ないといけない。

(だしな)みとCOVID-19異説

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 誰が言ったのかは知らないが、「27℃くらいのぬるま湯を飲めばコロナウイルスは死ぬ」なぞという駄法螺(だぼら)があり、Twitterなどで拡散されていた。

 科学的に考えて、27℃なぞという温度は体温より低い温度であり、27℃でウイルスが死ぬなら人間の体に触れた途端ウイルスも体温で死滅する理屈だから、こんなことでウイルスが死滅するなら今般の恐慌や緊急事態宣言などありうべくもなく、さすがにぬるま湯が効くなんぞというのは荒唐無稽なガセネタに過ぎなかった。

 しかし、「外から帰ったら上着にアイロンをあてて身(だしな)みを整える」というのは、どうやらコロナウイルス感染予防に有効であるようだ。アイロンは低温でも80度ほど、高温だと200度近くにもなる。科学的に考えて、あながち無効でもないだろう。

 ただ、毛織や絹、繻子織(サテン)など、高温に弱い上等の布はダメだ。100度前後では、相当長時間アイロンがけをしないと、ウイルスは死なないだろう。綿・木綿・ビニロン混紡など、高温でのアイロンがけが可能な「単衣(ひとえ)の厚地」を通勤時にも着ている私のような貧乏人でなければ、アイロンによる衣服の消毒は難しい。

 ふふ、つまり、これで金持ちに勝った。