(ジン)(チョウ)()

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 (かね)て庭に(ジン)(チョウ)()を植えようと思っていた。香りもよいし、わりあいに頑丈な木本性で、育てやすいようだ。ただし植え替えを嫌うという。

 植え時を調べると「9~10月から翌梅雨時頃まで」等とあり、それならまさしく今頃である。

 近所の園芸売り場などへ電話して「沈丁花の苗はありますか?」と聞いてみた。ところが、どこにもない。三郷のスーパービバホームのガーデンセンターに問い合わせたら、「季節柄、いまはちょっとありません」と言われた。

 なるほど、そうか。園芸店などは花(どき)に店頭に並べるんだな、ということを薄々知った。そりゃ、そのほうが客も買うだろう。しかし、花時は植え時ではなく、植物の側から言えば店に並べられるのは迷惑なのだろうな、と感じた。

 こういう時はネットに限る、というわけで、Amazon で探すと、赤花と白花の沈丁花を2株組で出しているところがあった。これを購入した。

 木曜日、大きな箱に入って届いた。天気予報を見ると、土曜日はわずかに雨、とあり、あまり降らない予報だったので、土曜日に植えるつもりでいた。

 しかし生憎、土曜日の今日になってみると、天気予報は変化していて、一日雨である。

 しかし、いつまでも暗い箱の中に閉じ込めておいてはいけないから、多少の雨は厭わず植え付けてしまうことにした。以前白花の馬酔木を植えた奥の花壇に赤花の沈丁花を、逆に赤花の馬酔木を植えた中央の花壇に白花の沈丁花を、それぞれ植えた。

 来年の春の花時、うまく咲けばよいが。

 これでだいたい、庭に植えたいと思っていたものは、8割ほどは植え終わった。あとは中央の花壇に皐月(サツキ)を植えようと思っている。花木はそれくらいで終わりにして、あとは低いところに龍の髭などを少しずつ植え、気が向いたら1年草の花などを植えるつもりだ。

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 あまりにも長年にわたり庭を放置してきたため、さながら(こう)()()密林(ジャングル)かとでもいう様相を呈していたのであるが、意を決し、この梅雨(つゆ)前頃から庭の手入れに精を出している。その時、かなり気合いを入れて蔓延(はびこ)っていた藪枯(ヤブガラシ)を始末したのだが、地下茎の全部は取り切れていなかった。

 庭の砂利下の全域に敷き詰めた防草シートの威力は絶大で、庭の雑草はほぼ一掃された。しかし、レンガの見切りや防草シートのわずかな隙間から、取り切れていなかった藪枯の小さい芽が幾つか、チラホラ顔を出している。きょうはこれを始末した。

 IHヒーターコンロと大鍋を庭に持ち出し、熱湯を大量に沸かす。花壇の隅に取り残したものにはこの熱湯をたっぷりかけて、地下茎まで煮やして取り去る。花壇以外の砂利敷きの隙間から顔を出したものは、すぐに抜かず、葉に傷をつけて除草剤をたっぷりかける。除草剤は葉からしみ込んで根を枯らすので、抜いてはダメなのだ、

 そのあと、泥だらけのままで、きれいにし切れていなかった砂利敷きの砂利を洗って敷き直す。

 ホームセンター(ケイヨーデイツー)へ行き、百日紅(サルスベリ)の苗木と龍の髭(リュウノヒゲ)(黒龍(コクリュウ))をそれぞれ一つ買う。

 百日紅の品札には「ペチートサンシャイン レッドイムプ」と書かれている。調べてみると、これは矮性種で、大木にならず、しかも丈夫で育てやすいそうである。

 東から三つ目の家寄りの花壇にこの百日紅と黒龍を植えた。

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 庭に折鶴蘭(オリヅルラン)5株、龍の髭(リュウノヒゲ)(玉龍(タマリュウ))3株植える。折鶴蘭\198×5×1.1=\1,089、龍の髭\107(内税)×3=\321.

 計1,410円、安いものである。

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 5月の末頃から長い間かかって家の周囲の砂利の下に防草シートを施工し、ジャングルのように荒れ放題だった庭の雑草を全部抜いて砂利を除け、こっちにも防草シートを施工し、砂利をふるい分けて敷き直した。荒れ放題だった花壇をきれいにして、防草シートを敷き、バークチップや砂利で覆った。

 煉瓦(れんが)やモルタルを買い込んできて、新しい花壇を3つ積み、(ふる)った土を入れた。余計なところには砕石を詰めて突き固めた。

 今日の午後までかかってやっと考えていたところまでできた。結構な重労働で、一人で運び入れた砂利やセメントは合計300kgほどにもなり、反面、私の体重は5キロも減って56kgほどになってしまった。まるで中学生だ。タニタのヘルスメーターで計ると、体脂肪が9%くらいになってしまった。

 余談だが、ダイエットに悩む向きは、めしを食わずに庭でもいじるといいと思う。

 長年空き地だった庭側の裏によそ様の家が建ち(写真の左)、庭は日陰になった。庭づくりには今一つ面白くないが、こういう庭はシェード・ガーデンと言って、日陰だからこそ楽しめる植栽もあるという。

 八手(ヤツデ)や龍の髭、雪ノ下、石蕗(ツワブキ)沈丁花(じんちょうげ)馬酔木(あせび)など、日陰ならではの植物があるというから、ひとつ今度はこれらを試してみよう。