このブログは、なぜか「2550コネクタ」で検索して見に来る方が多い。
なにかニーズでもあるのかしらん、とも思うので、圧着方法を動画に撮って解説してみた。ピンボケだが……
● 過去記事
● 2550コネクタ、QIコネクタの圧着
● 2550コネクタ、またはQIコネクタ
オッサンは生きている。
このブログは、なぜか「2550コネクタ」で検索して見に来る方が多い。
なにかニーズでもあるのかしらん、とも思うので、圧着方法を動画に撮って解説してみた。ピンボケだが……
● 過去記事
● 2550コネクタ、QIコネクタの圧着
● 2550コネクタ、またはQIコネクタ
なぜか、標記「2550コネクタ(QIコネクタ)」について調べる方が多い。
以前にこんな記事を書いたのだが……
……この記事を見る人が非常に多い。多分、電子工作をするときにこのコネクタの圧着で、うまく行かない方がけっこういるのかもしれない。
私はこのコネクタを作るのは、得意だ。他のサイトでも詳しく書いておられるところがあり、私がいろいろと書くのは余計な気もするが、少しばかり知っているコツもあるので、ひとつ、世の中への奉仕のため、それを書き留めておこう。
QIコネクタの金属のカシメ部分は2ミリほどの長さがある。電線の芯線がちょうどここに収まるように被覆を剥くのが基本だ。しかし、日曜工作で電線の被覆を2ミリピッタリに剥くのは難しい。被覆に弾力があって伸び縮みするからだ。それで、私は4ミリほど剥いている。この4ミリ、私が使っている「大西工業(株)No.150 MINIクリンピングプライヤー」の場合、工具の厚みが3ミリほどであり、また、被覆を剥く刃の部分の、斜めになったところが4ミリほどなので、これに電線をあてて4ミリの目安にしている。
金具に電線をつけて工具に噛ませようなんてしても、絶対にうまく行かない。金具だけを先に工具に軽くかませる。
その時、この金具はちょっと力を入れても、すぐにカシメられてしまうので、やさしく工具を握る。
私の持っている工具の場合は、一番手前の、「AWG22/0.3mm^2」のダイスが2550コネクタ用である。ダイスの中央部分に、金具のカシメ部分がちょうど乗るように良く見て噛ませる。
写真のようにする。
あとは、おもむろに「キュッ」と握ってカシメると、ポリッ、と手ごたえがあってしっかり締まる。
被覆部分の「巻き締め」は、以前にも引用したデジットのブログを参考にするとよい。
Raspberry PiのGPIOに何かをつなごうとして、何の用意もしていないと戸惑うのが、
「Raspberry PiのGPIO端子は、オスだ」
……ということかも知れない。
Raspberry Piの端子は、2.54mmピッチのピンヘッダだ。このピンヘッダには、2550、あるいはQIとも言われるコネクタを使うと接続することができる。
上の写真はそのQIコネクタ類だが、それで言えば、一番左のメスの端子を切り外し、適切な電線に圧着してハウジングを取り付ければ、それをRaspberry Piに接続できるようになる。
ところが、どうもこの「QIコネクタ」、情報が少ない。作り方にも多少のコツがある。それで、私が書こうか、と思ったら、既に詳しく紹介されているサイトがあった。
もう、このサイトが書いておられること以上には付け加えることなどないが、工具については、5年前に私のブログでも紹介しているので、参考にする方がいるならお役立ていただきたい。エントリは5年前のものだが、昨日(平成27年8月15日(土))千石電商本店の1階に立ち寄ったところ、まったく同じ工具がほぼ同じ値段で売られていたことを付け加えておきたい。
私のエントリで紹介している工具は、大西工業株式会社の「No.150 MINI クリンピングプライヤー」である。この工具を使う場合は、一番手前の「AWG22・0.3mm^2」のダイスで導線をかしめ、被覆は一つ隣の「20・0.5」のダイスで半分だけかしめて、残りを普通のラジオペンチで締めあげるとよい。
私のエントリでも触れている通り、QIコネクタは、Raspberry Piや電子工作だけではなく、PCの内部など、いろいろなところで使われている規格なので、覚えておけば何か修理や改造の必要に迫られたときに役立つと思う。
QIコネクタやそのハウジングは、秋葉原千石電商本店なら、入り口から見て左側の、一番奥より少し手前の小さい抽斗の中段くらいに入っている。
5年前当時は、使い方が良く分からなかったので、レジの店員さんに「このコネクタ、カシめ方と、使う工具を教えてもらえませんでしょうか」と頼んだら、得たりとばかりの落ち着いた態度で、実際の使い方とコツ、注意点を、店のディスプレイ用にとっておいてある端子だと思うが、それで実演してくれたものであった。若い店員さんだったが、その該博な知識と技に驚嘆したものであった。
先日、八潮の秋月電子の初老の店員さんは、「これにハウジングみたいなモンは存在しませんよ」と言っていたが、千石電商にはあるので、秋月に行って見つからなければ、千石電商で買うとよいと思う。
私も、秋月電子八潮店で、「いや、ありますよ」と店員さんに直接教えて上げられればよいのだが、私は素人なので、プロに対してそこまでする義理はないだろう。
帰宅。
今日は日本ITストラテジスト協会関東支部の月例会があったが、仕事と用事が重なり、行けなかった。今回の月例会のテーマ別ディスカッションもぜひ聞きたいと思っていた内容だったので、残念である。人生、なかなか、こうしたいああしたい、と、思ったようには運ばぬものだ。
忙中有閑。仕事は朝に引けたから、帰りに秋葉原へ寄り、挨拶がわりにヨドバシのスタインウェイをちょっと弾く。
いつものショパン3曲弾くなど。
千石電商と秋月電子で少し買い物をする。2000円ほども使えばたっぷり楽しめる。我ながらなんとささやかなこと。
今回買ったもののうちでも、出色の傑作は、このたった250円の小さなキットだろう。
これは、TTL5VでAC100Vを扱うためのリレーなのだが、昔のリレーとは違って、機械電磁式ではなく、電子式の無接点で、部品点数も極めて少ない。しかも100Vで25Aも流せる。これは、この方のブログ記事で見て知ったのである。
それから、もうひとつはこれだろう。Arduinoのシールド基盤に小さなブレッドボードを載せることができるもの。
帰宅してみると、先週作った「メールサーバお知らせランプ」、赤い点滅で、100通以上の未読がある。
電子メールを読み出すと、動画のように緑色の点灯に変わる。
さて、一週間、誤動作なく動いていた「メールサーバお知らせランプ」だが、さっさと回路をバラしてしまい、次の作品を作ることにする。
秋葉原で買ってきたものを取り出し、半田鏝を温めて、なにやらごそごそと活動する。
このちっぽけな基盤がAC100VをTTLで扱うためのキモである。
これを、Arduinoにつなぐ。先日買った超音波センサを、今日買ったブレッドボードシールドに取り付け、回路はこんな具合にする。
スケッチを書く。こんな感じだ。
// // superSonic2AC100.ino // 27.06.21(日) 1500~ // SatoToshio // Arduino + 超音波センサ + ソリッドステートリレーで、 // 人が近接したら扇風機などを回す。 // const int TRIG = 8, ECHO = 9, SSR = 10; float ranges[10]; int arrcount = 0; const float THRESHOLDRNAGE = 100.0; void setup() { Serial.begin(9600); pinMode(TRIG,OUTPUT); pinMode(ECHO,INPUT); pinMode(SSR, OUTPUT); digitalWrite(SSR, LOW); } void loop() { float range = 0.0; delay(1000); range = ranging(); ranges[arrcount++] = range; if(arrcount >= 9){ arrcount = 0; } // THRESHOLDRANGE以下が何割かを調べる。雑音除去のため。 int rangecount = 0, i = 0; for(i = 0; i <= 9; i++){ if(ranges[i] < THRESHOLDRNAGE){ rangecount ++; } } Serial.println(range); Serial.println(rangecount); if(rangecount >= 6){ digitalWrite(SSR, HIGH); }else{ digitalWrite(SSR, LOW); } } float ranging(){ float time = 0.0, range = 0.0; digitalWrite(TRIG,LOW); delayMicroseconds(1.1); digitalWrite(TRIG,HIGH); delayMicroseconds(1.1); digitalWrite(TRIG,LOW); time = pulseIn(ECHO,HIGH); if (time > 0.0) { range = (time / 2.0) * 340.0 * 100.0 / 1000000.0; if(range > 500.0){ range = 500.0; } return(range); }else{ return(9999.0); } }
で、これで何をするかというと、「人が近づくと部屋のミニ扇風機が回る」というのをやりたかったわけだ。暑いから(笑)。
組み付けたプロトはこんな感じだ。100円ショップで買ったアクリルの仕切りグッズにスペーサーで取り付けてある。
自分の部屋に入ると、扇風機が回り出し、涼しい。
またまた、このブログに書くには珍しい、また私としても珍しい記事を備忘録代わりに書く。
先日3万円以下で購入した標記のパソコン、近所のPC屋さんのオリジナルショップブランド「OZZIO」MX1460N、値段の割には性能もよく、満足している。前面パネルにUSBやIEEE1394コネクタがあるが、IEEE1394コネクタはダミーで、蓋がしてある。
だが、私はIEEE1394のPCIカードを持っており、前のパソコンでもこれを使用してビデオなどを取り込み、このブログに載せるなどしてきた。背面のコネクタに挿せばいいのだが、せっかくのフロントのコネクタを、使えるものなら使いたい。
そこでケースを開けてみると、前面パネルのIEEE1394コネクタは、内部では「MILピンコネクタ」になっている。6ピンの一列だ。で、ここが困った点なのだが、これがオスなのだ。
出来合いの「ケース用1394ケーブル」というのを買うと、バラピンと呼ばれる、配列を変えることができるピンプラグが付いているが、これがまたオスである。
スマートにつなぎたい。だが、ケーブルはない。
・・・と、いうわけで自作した。少々小遣いはかかったが、要点は次のとおりである。
1 2 3 4 5 6
白 黒 赤 緑 橙 青