以前、屈託して気晴らしにどこかへ行ったりすると「屈託するとここへよく来る」なぞと書いた。
最近屈託しているけれど、以前のように「屈託している」と書かなくなった。悔しいとか負けたような気がするとか認めたくないとか、そこまではいかない、だが、なんだか、もやもやとした、ソッチの方向に向いた気持ちがするからだ。
それに、明らかに屈託しているのに、屈託なんかしていない気もするのだ。
どちらも本当だ。
もう、本気で腹の底から怒ろうと思っても怒れないのと同様、芯から悔しいと思おうとしても思えない。まあ、オッサンなんてそんなものだ。