年末にあたり

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 年末にあたり、今年1年を総括する。

 年頭には・・・

https://satotoshio.net/oldblog/my_housing/2007/01/post_ce72.html

  1.  バイエルを100番弾くこと、できることならショパンのノクターン2番も。
  2.  テクニカルエンジニア(システム管理)の試験に、今年こそ合格すること。

 こういう二つを目標に掲げていたのであった。

 このうち、「2.」の、「テクニカルエンジニア」については、天も照覧あれ、見事なしとげることができた。ただ、その後、目標になかった「システムアナリスト」を受けて落ちたため、なんだか今年前半のテクニカルエンジニア合格までが汚れてしまったような気がして残念だ。

 で、「1.」の、「バイエルを100番弾くこと、できることならショパンのノクターン2番も。」というのは・・・今となってみては無謀といわざるを得ぬ。いや、マジでムリですって、コレ(笑)。

 そんなワケで、ま、総評50点ですな、私の平成19年は。 

バイエル#98 その2

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 バイエル98番、前回の録音はテンポが遅いとかどうとかより大変な間違いをしでかしている。どういうわけか明瞭な記号の見落としをしていたのだ。それは、「スタッカーティッシモを全部無視しちゃっている」ことである。

 文字で書くとすると、

 「ラ~シ♭レ~ド~♪」・・・じゃなくて、

 「ラ~シ♭レッ、ド~♪」、と、弾む感じである。

 それをよく銘肝して、できる限りスピードを出して弾いた。

 年が明けるまでになんとかミスせずに弾こう、と思い、ところがなかなかうまく弾けず、あせるほどにますますダメで、何度もやり直して手がプラプラになってメゲそうになって、3日にわたって練習して、ようやく弾いたのがこれである。いや~ァ、ヤレヤレ。

バイエル#98 その1

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 バイエル98番、かなりテンポがゆっくりではあるものの、ようやく弾けた。

 何が難しかったかと言えば、この曲、左手のリズムが、四分音符一つぶん遅れながらついてくるような曲なのだ。最初は脳と指がこんがらがった。次には、同じようなフレーズでも指づかいが一つ変わったりするところがあるので、これもなかなかクリアできなかった。

 さて、今度はテンポを早くしなくてはならない。例のサイトを見ると・・・

 ・・・付点四分音符=80以上、となっており、これは本当に早い。とてもそんなスピードでは弾けそうにないのだが・・・。

 

バイエル#98 その0.1

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 暮れだ!!休暇だ!!一挙にバイエル練習の進捗だ!!・・・などと思いはすれども、師走のこととて意外と悠長にピアノを弾いているヒマはない。

 今月中旬、去る15日にバイエル98番の譜面を読み始めたところからこっち、職場に泊り込んだり上司に噛み付いたりシステムアナリストの試験に落ちたり仕事の始末をつけたり猟銃殺人事件の報道に憤ったり大掃除をしたり庭の木を植え替えたり子供をディズニーランドに連れて行ったり年賀状を書いたり・・・、そうこうしているうちに2週間などあっという間に過ぎ去り、今日になった。

 手をつけかけのバイエル98番、ここまで練習に間があくと、再びゼロから練習するようなものだ。四苦八苦でもう一度楽譜を読み直し、エッチラオッチラ弾き始める。

 つっかえつっかえ、苦しく弾いているのがミットモナイが、そんな自分がいとおしかったりする。まったく、このデータを聞いてみようという奇特な方には私のこのブログなど、ひとりよがりもいいところでしょうが、マァ、いいんです、それで。

殺人事件

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 猟銃による殺人事件があった。http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/sasebo_shooting_incident/

 痛ましい事件であり、あたら前途ある尊い人命が失われたことを悲しむ。被害者とその遺族の心情を思うと酸鼻きわまる。亡くなった方の冥福を祈るよりほかにすべもないのが残念だ。

 しかるに、事件の報道は遺憾といわずしてなんであろうか。犯行の動機の解明を待つこともなしに、ただただ「猟銃の怖さ、日本に銃があることのおそろしさ」という点へばかり傾いているのは間違っている。

 もし、この犯人に銃がなく、持っていたのが包丁かナイフだったとしたらどうだろう。この被害者の敵、蔑むべき犯人は、それでもやはり人を殺しただろう。この男に包丁もナイフも無ければどうしただろうか。この男は自動車で人をはね殺しただろう。それもなければ、扼殺に及んだであろう。そのゆえに、猟銃は原因ではない。

 報道は「猟銃とそれを許可した警察のみが悪い」と言い切っているではいか。

 原因は犯人にある。

 顧みよ、飲酒運転がようやく批判されるようになった。飲酒運転をする者は殺人者である、と、ようやく正しい規律の萌芽が日本にも見られるようになった。だが、「自動車の蔓延と恐怖」などという報道がかつてあったか?

 思い見よ、猟銃による死者と自動車による死者と、どちらが多いか。

 誤解を制する。私は「自動車を撲滅せよ」と言っているのではない。刃物、鈍器、否、石ころでも電気でも、いかなる物も現象も、すべて殺人兵器たりうるのだ。ご飯だって、それで赤ん坊の鼻口を塞げば、立派な殺人武器だ。「この痛ましい事件を永久に封殺するために、米の生産とご飯の調理のような野蛮で非文明的な行いは永久にやめましょう、またこのような危険なものを野放しにしている農林水産省の責任は重大であり、担当官僚を免職すべきだ」などという極端な意見が馬鹿げていることなど、いかなる人にとっても自明である。

 殺人以外の目的を有しない原子爆弾も、それのみでは人を殺さない。アメリカ人という殺戮族がいてこそ、初めて殺人武器たりえた。憤ろしいことには、文明棄却の咎は原子爆弾の存在に帰せられ、アメリカ人、含んで原子爆弾を作った科学者や技術者は免責されて尊敬や羨望すらされている。こうした歪んだ情の流布を悲しむ。

 なにゆえかかる謬見邪見がまかり通るのであろう。戦争でも犯罪でも、果は、いつに、人に因がある。

バイエル#89 その1

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 バイエル89番、ようやくミスタッチなく弾けた。

 これは2回続けてミスタッチなしで弾けた録音の、2回目のほうである。表現のほうは、まだとても。

 それにしても、この曲になんでこんなにかかってしまったんだろう。難易度的にはこの前弾いた67番と同じ程度に感じるのだが・・・。

ローランドFP-7で保存されるmidiデータをPCで鳴らす方法

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 嬉しく新しい愛機、ローランドFP-7は非常に便利である。さまざまな機能が満載だが、その中の一つに「演奏データを市販のUSBフラッシュメモリにサクッと保存できる」ことがある。

 しかも、そのデータはそのまんま拡張子が「.mid」だったりする。

 だが、残念なことに、このデータをPC上でダブルクリックしても、そのままでは音は鳴らない。PCで鳴らすためにFP-7本体側でなにか調整項目があるのかも知れないが、私にはわからない。

 PCで鳴らす方法はそれほど難しくないのだが、どうもその方法はメーカーのサイトにもネット上にも、どこにも書かれていないようだ。

 そこで、私が見つけた、ローランドFP-7から吐き出されるmidiデータをPCで鳴らすための手っ取り早い方法を紹介する。このブログで既に発表している2~3のつたない演奏データも、この方法で修正してアップロードしている。

  •  用意するソフト: フリーソフト「Music Studio Producer」(ダウンロード:窓の杜)
  •  上記ソフトを使用して、 保存されたデータの不要なイベント(初めの3つ)を消去することでPCでも鳴るようになる。すなわち・・・
  1.  USBフラッシュに保存されているFP-7のデータ(『FP007なになに.MID』というファイル名、例えば『FP007001.MID』等)をPCにコピーする。
  2.  前記「Music Studio Producer」を起動する。コマンドメニューを「ファイル」 → 「開く」と操作し、1.項のファイルを選んで開く。
  3.  通常、トラックナンバー「004」に演奏データが入っている。このトラックの左端の選択欄をクリックして黒くする。Event_list_2
  4.  イベントリストを表示するボタン(右図に赤矢印で示す)をクリックする。
  5.  表示されるイベントのうち、上から3個(『コントロール』・『コントロール』・『プログラム』)の左端の選択欄をクリックして黒くし、Deleteキーを押してこれら3個のイベントを消去する。消去したらイベントリストは閉じる。
  6.  「トラック」のウィンドウに戻り、トラックナンバー「004」の「Patch」の欄をクリックする。楽器の名前の一覧が出るので、番号1の「Piano 1」を選んでOKボタンをクリックする。
  7.  コマンドメニューを「ファイル」 → 「上書き保存」と操作して保存する。

 以上で、保存したデータはPCで鳴るようになる。