キーボード壊れた

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 愛用のWindows 2in1ノート、タブレットとしての機能がメインのASUS TransBook T101HA G128

 いつぞやインフルエンザで寝込んだ時にAmazonで購入して以来、誠に使い勝手がよく日々重宝してきたのであるが、キーボードの「O」のキーが反応しなくなってしまった。どうも水濡れが原因であるような気がする。

 参ったなあ……。

 Windowsタブレットで、フルサイズのUSBコネクタがついているから、外付けキーボードはいくらでも挿し放題ではあるし、Bluetoothキーボードをペアリングしておけばそれで済むと言えば済むのだが、しかし、コンパクトなオリジナルキーボードの使い勝手はやはりまさる。

 秋葉原あたりで中古を求めて、そのキーボードだけ取るというテもあるが、……。

 ……う~ん、どうしよう。本体も実は左スピーカーが鳴らなくなってるしなァ……機能上はまったく問題ないんだが。たいして小遣いもない折柄、う~ん、う~ん。

PC捨てる

投稿日:

 先日から自宅の屋根裏を片付けようと、少しづつ色んなものを捨てている。

 当節流行の「断捨離」なんていうほど気合を入れるといっぺんでヘトヘトに疲れてしまう。だから、気が向いたときに少しずつ捨てている。

 先月、古いPCのケースなど、捨てるのに少し困るものが出た。縦・横・奥行き、どれも50cm以下でないと不燃物で出せないのだが、古いATマザーとAT電源付きのフルタワーがあって、これはディスクグラインダーか何かで裁断しないと楽な捨て方ができない。

 それで、これはまあ春永(はるなが)に……などと玄関フロアに放置していたのだが、そのまま3週間ほど経ってしまった。私の妻は辛抱強いが、さすがに「お父さん、明日不燃物の日なんだけど、玄関フロアのアレ、……?」と言い出す。

 よしきた、始末しよう、と、ハンマー、グラインダー、ドリル、その他工具一式の店をひろげ、表でやかましい音を立ててやりはじめる。

 今日は他にもいろいろ捨ててやれ、と、30年前から後生大事に保管していた17インチと14インチのCRTモニタなど、いろいろと始末した。こんな古いもの、家電リサイクルもヘッタクレもないから、分解して捨ててしまう。ケースは20センチ角ほどに裁断し、基盤も割り砕いてバラバラにする。ブラウン管は陰極のところに注意深くドリルを立てて空気を入れ、ハンマーでパリンパリンと割り砕く。ガシャガシャのゴシャゴシャ、もはやただの不燃物である。

 勢いで、屋根裏でかさばる、これもまた20年以上放っておいた自作PCを捨てることにする。

 とてもPCには見えないが、その実これでPCである。段ボール箱に組み付けてある。

 段ボール箱を取り去ると、こういうふうに割と堅実に組み付けてある。

 これは、25年ほど前、PC/AT互換機の自作が定着し出したころに作ったものだ。マザーにASUSの「PI-XP55T2P4」という当時人気の名板を使い、CPUにPentiumの120MHz、メモリを変則で48MB、グラフィックにNumber 9、SCSIカードにAdaptecのAHA-2940UW、RealtekとDECのNICを2枚挿したマルチホームである。

 ケースにまで手が回らず、仕方がないので机の上に部品をゴチャゴチャぶちまけたまま使っていたが、片付かないのでその辺にあった木や金属で段ボール箱の中にまとめたのだ。

 まあ、今時(いまどき)こんなものを持っていたってしょうがない。HDDには念入りに9ミリの鉄鋼ドリルでゴリゴリ穴を空け、始末する。マザーとカード類は壁にでも掛けるべく取り外す。

 さらば、段ボールPC。

DTCP-IPクライアント

投稿日:

 妻と娘はいつもテレビの前にひしめいている。

 私はあまりテレビを見ない。しかし、たまに見たい番組もある。そういう時に限って愚妻愚娘(ぐじょう)によってテレビもレコーダーも蟠踞(ばんきょ)占有されている。

 子供の頃の私は父母兄弟によってテレビの前から追いやられ、見たいテレビなど見られない立場にあった。大人になってからは十何年もDQN(ドキュソ)屋敷の大部屋で暮らしていたので、そもそもテレビがどうとか言うような生活ではなかった。結婚してからは妻や娘がテレビを見るので、私は見たいものなど見られない。そうこうするうちにテレビなど見たくもなくなってしまい、今度は裏返ってテレビもテレビ局もマスコミも大嫌いになってしまった。

 しかし、ごくたまに見たいドキュメンタリーやドラマもある。年に2、3番組というところか。今夜放映のNHKスペシャル「人類誕生第3集 ホモ・サピエンス ついに日本へ!」は、見たい。

 リアルタイムで見ると途中で便所にも行けないから、当然ハードディスクレコーダで録画だ。しかし、見たい時間帯は愚妻愚娘どもとぶつかる。

 他方、ハードディスクレコーダはPCから接続できる。今時家庭内のLANにつながらないハードディスクレコーダはないので、電気的にはPCとつながっているのが普通だ。加えて、最近のオーディオ・ビジュアル機器には大抵「DLNAサーバ」という機能がついている。私の家のハードディスクレコーダはパナソニックの「DIGA」DMR-BW690という古い機種だが、これにも勿論DLNAサーバの機能がある。

 一方のPCは、これも最初から「DLNAクライアント」というプロトコルがインストールされている。Windowsに最初からインストールされている「メディアプレイヤー」にも、このDLNAクライアントの機能がある。DLNAとは「Digital Living Network Alliance」の略であり、つまり業界標準の映像等共有配信プロトコルと思えばよかろう。

 但し、DLNAサーバやクライアントがあるだけでは、ハードディスクレコーダ内の録画番組をPCで見ることはできない。録画番組の一覧を見ることができるだけだ。自分で家庭用ビデオやデジカメで撮った動画をハードディスクレコーダに移した場合などはそれをDLNAプロトコルで見ることができるが、放送の録画は見られないのだ。これは、「DTCP-IP」、すなわち「Digital Transmission Content Protection – IP」という規格により番組がプロテクトされているためである。このプロテクトがかかった番組をPCで見るためには、正規のコピー制御機能を実装した「DTCP-IPクライアントソフトウェア」をPCにインストールする必要がある。

 このDTCP-IPクライアントにはフリーのものはなく、通常は有料である。とはいえ、1900円とか、そんな値段だから心配はいらない。

 私はネットの評判を参考に、「sMedio TV Suite」というソフトウェアをMicrosoft Storeから入手した。体験版は6日間無料である。

 こうして、愛用のWindowsタブレット「ASUS TransBook T101HA-G128」でテレビが視聴できるようになった。家族一同リビングでくつろぎつつ、しかしお互い別の好きな番組を(いさか)いなくのんびり見ることができるわけである。

ASUS TransBook T101HA-G128 BIOSパスワードのリセット方法

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 昨夜、寝床でPCを使用していた。先日購入したASUSの2 in 1ノート、「TransBook T101HA-G128」だ。夜中のこととて、イヤホンを挿入した。ところが、「オーディオ機器が接続されました」とのメッセージは表示されるのに、音が出ない。

 前のTransBook(T100Chi)では、タッチパネルが動かなくなることが多く、そういうときはBIOSのデフォルトをロードしなおして再立ち上げすると直った。時計が遅れる現象などもこれで直ったものだ。

 このPCもそうだろう、同じようにすれば直るのでは、と思い、BIOSセットアップ画面を出した。T100Chiと比べて、T101HAはキーボードがBluetoothではなく、物理接続なので簡単だ。電源投入直後、「ASUS」ロゴの表示画面で[F2]キーを押し下げながら起動すると、BIOSセットアップ画面が表示される。

 BIOSセットアップに入るためのパスワード画面が出る。一昨日、他人に悪用されることがないようにとBIOSパスワードをセットしておいたのだ。Administrator・User両方ともである。

 得たり、とセットしておいたAdministratorのパスワードを入力する。

 「Invalid Password」とはじかれる。あれ?慎重にもう1回……あれ?もう2回……

 パスワードは3回はじかれて、画面がフリーズした。

 電源を入れなおしては数回試みるが、同じである。

 幸いにUserパスワードのほうは正しくセットされていなかったらしく、無入力+EnterでBIOS画面だけは出すことができた。だが、Administratorではないので、デフォルト値ロードなどの肝心の選択肢が使えない。

 うーむ。参った……。

 ……と、いうようなわけで、ネットを渉猟し、「ASUS TransBook T101HA-G128」の「BIOSパスワードリセット方法」が分かった。

 検索して出てくる方法は、少し情報が古かったりするようなので、私が実行してうまくいった最新の方法をここに書き留めておきたい。多分、私と同じようなハメに(おちい)った人が、検索して役立てるだろう。

「ASUS TransBook T101HA-G128」のBIOSパスワードリセット方法
  1.  PCの日付を「2011年11月23日」にする。
  2.  ネットのほかの情報では「2002年1月2日にする」と書かれているものがあるが、私の環境ではなぜかうまくいかなかった。おそらく機種や発売時期で異なるのだと思われる。

  3.  再起動し、ASUSロゴ表示前に[F2]キーを長押し等する。長押しでうまくいかない場合は、間欠的に指を離してまた押す等するとよい。
  4.  パスワード入力画面が表示される。
  5.  なんでもいいので、何か文字を入力し、一旦Enterする。「Invalid Password」となる。Enterキーを押す。
  6.  (おもむろ)に [Alt] + R を入力する。(←重要!)
  7.  画面に「Enter Rescue password / 2011/11/23」と表示される。
  8.  「A1AAABBA」とパスワードを入力する。この際、シフトキー等を使用しない。
  9.   BIOSのAdministratorパスワードが解除された状態でBIOSセットアップが起動する。

 これで無事、自分のPCの支配権がすべて自分に戻ってくるのであった。めでたしめでたし。

その他の補足情報

 実は上記に行き着くまでに、ほかの方法もいろいろと試した。結局あまり意味はなかったが、副産物として後々参考になりそうな事項があったので、以下に書いておく。

BIOS等のバイナリファイルの16進及びASCIIダンプの取り方

 昔は「dump」などのコマンドがMS-DOSの拡張キットなどに入っていたと記憶するが、Windows 10のコマンドラインツールにはない。

 しかし、代替手段はある。証明書関連の諸作業に使用するコマンドの「certutil.exe」を使えばダンプをとることができる。

 例えば下記は、そのcertutil.exeを使用し、ASUSのサイトからダウンロードした本日現在最新のBIOSのダンプをとっているところである。

C:\>certutil -f -encodehex C:\T101HAAS.304 C:\T101HAAS.304.dmp
入力長 = 6293504
出力長 = 29824512
CertUtil: -encodehex コマンドは正常に完了しました。

 こうすると、「C:\T101HAAS.304.dmp」にテキストでダンプが取れるから、それを見て解析するとよい。注意すべき点は、バイナリ形式の中での文字列は、一文字ごとに0x00が入ったりすることなので、「ALAA」という文字列を探す場合は、「A.L.A.」……というふうに探さないと見つからない。また、改行も入るから、文字列を当てにしての検索はあまりうまくいかないと思ったほうがよい。

ASUS「WinFlash」で無理やりBIOSを書き換える方法

 実はBIOSを強制的に上書きすれば、BIOSのAdministratorパスワードもリセットされるのではないか、と思ったのだ。結果は「リセットされなかった」ので、無駄であった。ネットのQ&Aなどで「BIOSをアップデートすればパスワードもリセットされますよ」などという解答があったのだが、これは誤りとみてよい。また、機種等にもよるのであろう。

 だが、何か他のことで、BIOSを無理やり上書きしたいという人もいるかもしれないと思うので、その情報を書いておく。

 標記「WinFlash」はASUS純正のBIOSアップデートユーティリティだ。安全にできており、日付などでうまく制御され、無駄なダウングレードなどはできない仕組みになっている。

 しかし、コマンドラインオプションをつけて起動することで、強制的に書き換えたり、日付を無視してダウングレードなどすることができる。

 ネットでは「/nodate」オプションが第三者によって紹介されているが、このプログラムのダンプをとると、次のようなコマンドラインオプションがあることがわかる。

/nodate ダウングレード等のため、タイムスタンプを無視する。
/force 強制的に書き換え
/nowmsg 不明(メッセージの抑制ではないかと思われる)
/nodefault 不明

 私は上のうち、「nodate」と「force」の両方を試し、特にシステムが破壊される等の支障はなかった。BIOSはきれいに上書きされた。……パスワードは初期化されなかったので、意味はなかったが(苦笑)

 しかし、意味もなく上記のオプションをつけてWinFlash.exeを実行し、PCがおかしくなったとしても、私の知ったことではない。

cmospwd

 他に、「cmospwd」というフリーソフトを使ってCMOSをフラッシュする、という情報がネットに多く見つかるが、どうもASUS TransBook T101HA-G128には適合しないらしく、うまくいかない。「ioperm」というシステムのインストールを求められるのだが、それがうまくいかない。

他のパスワード

 ASUSのBIOSパスワードに関することはネットに情報があり、PCに設定する日付ごとにパスワードが変化するようである。

 実際に入力して試してはいないが、次のような情報がある。

日付 パスワード
2011-11-23 A1AAABBA
2011-11-24 AL11LAAA
2011-11-25 ADH0AHBB
2011-11-26 AAAAB1BL
2011-11-27 A9BOCAAD
2011-11-28 A0B0ADBD
2011-11-29 AADD0L2B
2011-11-30 L1DDO1AB
2011-12-01 0DADBALA
2011-12-02 LA9AC0BA
2011-12-03 L9L1ACAA
2011-12-04 B0L00ALA
2011-12-05 BBAAAA0B
2011-12-06 2ABOHBAL
2011-12-07 2OA0BALD
2011-12-08 1BADLL0D
2011-12-09 1H9A2BAB
2011-12-10 B9BA0BDB
2011-12-11 BBB1AAL0
2011-12-12 OBDH4LAL
2011-12-13 OAAABBDB
2011-12-14 AO2OLBL2
2011-12-15 AB40BAA1
2011-12-16 A4ADAHD1
2011-12-17 AABAO1LC
2011-12-18 AAB1AAA9
2011-12-19 A1DHDBDB
2011-12-20 AADHLHBA
2011-12-21 AOAAB1AA
2011-12-22 AL1BAADA
2011-12-23 A4HB0BBA
2011-12-24 AAADALAA
2011-12-25 AAOADABB
2011-12-26 A2021BBL
2011-12-27 B0D4ALAD
2011-12-28 BLAAB9BD
2011-12-29 LA1BAA2B
2011-12-30 BACBOBAB
2011-12-31 AAOLDOA0

新しいPCのセットアップ

投稿日:

 流感(インフルエンザ)の熱は下がったものの、油断は禁物であり、まだまだ横臥したままである。

 そのような中ではあるが、自宅に宅配便で届いたPCのセットアップをする。

 「嗜み、嗜み」などとつぶやきつつBIOSをデフォルトに書き戻したら、今まで見たことも聞いたこともない「Windows Bitlocker」などという画面が出て、ひょっとしてウィルスにでもやられたか!?とめちゃめちゃ焦り、そうでないことはネットで検索したらすぐわかったものの、なんだかものすごく長大な解除キーを入力しなければならないことがわかり、参ってしまう。ASUSのタブレットは、以前はしょっちゅうタッチパネルが動かなくなり、そのたびにBIOSをデフォルトに書き戻さないと回復しなかった。今度の機種も同じだとすると、こりゃ相当シビれてしまう。出掛け先などでタッチパネルが動かなくなったらお手上げだ。

 それはそれとして、スタートメニューなどをちゃっちゃと整理し(=ほとんどのものを中身も見ずに消してしまい)「TeraTerm」(4.97)と「Kaoriya版vim・64ビット版」(8.0.0596)を有り難く頂いてインストール。これでもう無敵だ(謎)。

 ところで、ふと思い出したことがある。私のような爺はviが好きなので、若者に殊更viを押し付けて迷惑がられるわけである。もう迷惑がられるのも嫌なので、職場の若い人には何も言わないようにしている。さておき、「viは範囲の選択やコピーがダメだ」というが、そんなことはない。「マーク」を使えば縦横自在である。

 行aから行bまでをコピーして貼り付け

  1.  行aでコマンド「ma」(これは「そこを『a』行とマーク」の意)
  2.  行bでコマンド「mb」(これは「そこを『b』行とマーク」の意)
  3.  カーソルはどこでもいいので、コマンド「:’a,’by」(これは「a行からb行までをヤンク(コピー)」の意)
  4.  貼り付けたい場所にカーソルを移動
  5.  貼り付けたい行でコマンド「p」

 この際、「移動」したい場合は、「ヤンク」のところを「デリート」にすればよい。すなわち「:’a,’bd」である。

ASUS TransBook T101HA-G128 届く

投稿日:

 先日、高熱でうんうん唸りつつもAmazonでポチッておいた「ASUS TransBook T101HA-G128」が届く。

 なんだかまた、間のいいような、悪いような……。

 しかし、倦怠感の去らぬ体でセットアップ。といったって、昔のパソコンに比べりゃたかが知れている。20回くらいクリックして、3つ4つ名前やらパスワードを入れて、あとは放置しておけばよろしい。

 今度は前機のように充電ポートの傷みで悩みたくないから、マグネット式のケーブルを購入する。これを使えば、本体側は傷めずに済む理屈だ。

モバイルPCを壊してしまう

投稿日:

 インフルエンザ3日目。朝38度あった体温が午前中下がり、37.7度ほどになったかな、と見る間、午後にまた38.3度ほどになってしまう。

 ひたすら安静にしているより他にない。

 安静にしているといっても、はたまた、インフルエンザのために頭脳が若干痴呆化しているとは言っても、全く何もせず、考えることもなにもしない、というのは、僧侶でもない私には難しい。寝付くのを見越して、金曜の仕事帰りに図書館へでも寄って帰ればよかったが、当時発熱のために苦しく、そんな心の余裕がなかった。

 そういう無聊(ぶりょう)の間の寝床の友はモバイルPCである。

 この愛用のモバイル、ASUSのTransBook T100Chi Z3795だが、一昨年の夏買ったばかりだというのに、もう充電用のUSBポートがイカれはじめ、充電が難しくなってきた。

 そもそも、MicroUSBなんてものは、日用品と化したスマホやモバイルに、頻繁に抜き差ししたり、いわんや挿入したまま鞄やポケットに突っ込んで持ち運んでも大丈夫というような強度や形を持っていない。誰だこんな規格を考えやがった奴ァ(笑)。Nintendo DSのコネクタにもっと学べ!!

 怒りはさておき。

 所有のT100Chi Z3795は、まずはじめにキーボードの充電ポート(これは充電のみのポートなのに、規格をそろえるためであろう、MicroUSBになっていた)がイカれ、修理の見積をとってみると2万9千円などと言う。あきらめて別のBluetoothキーボードで使用していたが、もともと怪しかった本体側の充電ポートがおかしくなった。

 これまでにも充電できたりできなかったりということを繰り返してきていたのだが、昨日、遂に充電できなくなった。わずかな接触不良らしく、コネクタに触れたり、前後上下左右いずれかに押したりすると、どこかしらの接点の塩梅でふっと充電ランプが点灯したりする。しかし繰り返すうち、次第にそれもダメになった。

 それで、寝床でああでもない、こうでもない、押したり引いたり、内部の端子を磨いてみたり、「謎・コンタクトR」なぞという技を試してみたり、色々やった挙句、ふとコネクタを引き抜いたら、本体側メスコネクタの中央の、樹脂製の「舌」が、ブチッと千切れて、オスコネクタと一緒に出てきてしまった。

 こうなったらもう、ダメである。もしこの本体を修理に出したら、これがまた3万円近くの修理代となるだろう。3万いくらで買ったパソコンに、キーボードと本体と合わせて5万円以上の修理代をかけていては、バカと言われてしまう。

 廃棄して買い替えるにしかず、どうせそうなら、ちょっと正面パネルを取り外してみようか、もし外れて、MicroUSBコネクタの取り付け箇所にアクセスできたなら、ひょっとして自力修理の手もあるかもしれん、なぞとパネル周囲をいじくりまわしていたら、「ぺきっ」と、案外軽やかな音を立てて、正面ガラスが割れてしまった。

 買い替えるに決する。ASUSは気に入っているので、同じASUSの「TransBook T101HA-G128」をネットでポチ。

 今度充電コネクタで悩むのはもう真っ平なので、最近よく使われている「マグネット式」のアダプタを一緒に購入することにした。

 それから、レザーケースも。

 今回壊してしまった「TransBook T100Chi Z3795」は、文字通りCPUにIntelの「Atom Z3795」という非常に高性能なものが使われていて、作動も速く、画面も高解像度で申し分なかったのだが、電源コネクタなどと言う下らんところが弱く、実に惜しいことをした。

妻の携帯電話を安いものに替える

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 先週の日曜日、妻の携帯電話を安SIMとともに新調した。今日(6日後の土曜の昼)に届いた。ASUSの「ZenFone 4 Max (ZC520KL)」だ。

 SIMは加入しているプロバイダ「OCN」がサービスしている「モバイルONE」だ。マツコ・デラックスが宣伝しているアレである。

 これまでにも娘二人の携帯電話はキャリア純正からMVNOの安SIMに移行してきており、経験済みの事ではある。

 妻と一緒にさっそくセットアップを始める。この際、妻は常に傍に居させなければならぬ。パスワードなどのセットアップがあるからだ。

 用意するものは、前の電話で使っていたLINEやGmail、プロバイダのpopメールその他のアカウント、申し込んでおいた「MNP予約番号」、クレジットカードの番号、その他一切である。

 それらを手元においておき、箱をあけ、中に入っている紙を読み、全部を書いてある通りに進めれば、なんてことなく移行は終わりである。

 あとは妻に携帯電話を渡し、「しかるべくイジり倒して研究せよ」と言っておけば終了、である。特に気を付けることもない。

 購入した「ZenFone 4 Max (ZC520KL)」だが、気を付けておきたいことがある。スペック表の「無線LAN」の欄を見ると、

無線LAN IEEE802.11b/g/n (周波数帯域:2.4GHz)

……とあることだ。つまり「a/ac」がない、ということで、要するに、

「5GHzのWiFiが使えない」

……ということである。私も私の妻もこれで特段不便を感じるわけではないが、Bluetoothやご近所の無線LANとの干渉が気になる向き、また、(もっぱ)ら5GHzのWiFiを利用しておられる向きなどは、この点を把握しておいた方が良いかもしれない。

キャリア回線、家族で一人になってしまった

投稿日:

 妻の携帯電話を買い替え、同時に「MVNO」、つまり安いSIMに替えることにした。これで、家族のうち妻と子供たちは皆MVNOになり、キャリア純正回線はついに私だけになってしまった。

 妻と私の携帯電話はNTTドコモのもので、6年前の「SONY Xperia A SO-04E」である。当時二人で揃えて買ったのだ。同じものにしておけば、私が利用方法などを調べ、ITに(くら)い妻に手っ取り早く教えることができたからである。

 私のほうの電話は一昨年の夏に一度、「ほとんど丸ごと交換」というくらいの大修理が無料で施されているからまだまだ使えるが、妻のほうはUSBの端子などがダメになってしまい、修理の見積に持って行くと「ウン万円」で、しかも新機種への交換を勧められ、これがまた「ウン万円」だという。

 これはもう、安い端末買って、回線もMVMOのSIMに乗り換えだな、ということに決した。多少の途中解約金を払うことになるが、そんなの、3カ月ほどで相殺されてしまう。

 妻は携帯電話の多彩な機能を大いに活用するというほうではない。そこで、無駄な機能がなく、しかも普及している「iPhone SE」を妻にすすめた。長女の携帯電話がiPhone SEなので、使い方などをお互いに聞けるだろうと思ったのだ。だが、妻は画面の小さいのが嫌だという。さりとて、iPhone Xなどには使わぬ機能が多すぎる上、高価すぎる。それで安いAndroidを選ぶことにした。結局ASUSの「Zenfone 4 Max」にした。

 SIMは娘たち二人に与えているOCNの「モバイルONE」、月3GBの回線で、月々1500円かそこらで済む。それに、OCNはNTTの系列企業なので、物理回線は結局のところNTTドコモのものを使っており、回線の網羅度合いや品質の点で安心である。

 「MNP」で同じ電話番号を引き続き使えるようにした。

 すべては自宅からのネット手続きだから、居ながらにして手軽に契約できるが、免許証の画像を送信するなど、細々(こまごま)としたことが多少あり、小一時間ほどかかる。

 さて、妻の回線が安くなったが、うーん、もういっそ、自分のもMVNOにしてしまおうかなあ……。

まいったなあ

投稿日:

 愛用のモバイル、ASUS T100Chi「TransBook」、まことに気に入っているのだが、やはりMicro USBの充電コネクタは傷みやすく、なんだか怪しくなった。

 ついにキーボードの充電コネクタ内部にある「舌」のような構造が折れてしまい、充電不能になってしまった。

 販売店の秋葉原ヨドバシへ修理持ち込みをしてまずは見積もりをとることにした。見積には2週間ほどかかって、返事が来たのだが、それがなんと、修理には2万数千円を要するという。

 いやはや、全部で3万いくらのモバイルの、キーボードの電源コネクタの修理に2万いくらってのは、これはちょっと払い過ぎですわなあ……。

 それで、修理はあきらめて、品物は引き取ってきた。

 うーん、しかし、気に入っているから、困ったなあ。

 中古の完動品を探して、そのキーボードを使う、ってのもあるが……。うーん。どうしよう。