さて、次女のピアノ発表会から一夜明け、気を取り直してもとの曲に戻った私である。
「アザリア ポルカ」。
次女との連弾に注力するあまり、約4ヶ月、まったく放りっぱなしである。ゼロからはじめるようなものだ……と、思いきや、去年の11月(この記事)に弾いたところまでは、なんとなく覚えていて、右手だけはたどたどしく弾けるのであった。
「ヘ(ファ)」のところにシャープがついているから、その1個上は「ト(ソ)」で、「ト長調」の曲だ。
オッサンは生きている。
さて、次女のピアノ発表会から一夜明け、気を取り直してもとの曲に戻った私である。
「アザリア ポルカ」。
次女との連弾に注力するあまり、約4ヶ月、まったく放りっぱなしである。ゼロからはじめるようなものだ……と、思いきや、去年の11月(この記事)に弾いたところまでは、なんとなく覚えていて、右手だけはたどたどしく弾けるのであった。
「ヘ(ファ)」のところにシャープがついているから、その1個上は「ト(ソ)」で、「ト長調」の曲だ。
今日は次女のピアノ発表会であった。私も連弾相手として、今日まで寸暇を惜しんで練習に励んできた。
次女は危なげなくテレマンの「アレグロ」とアルバート・エルメンライヒの「紡ぎ歌」を弾いた。「紡ぎ歌」はミスもなく、なかなか上手に弾いた。
私との連弾「王様の行進」、次女は実に堅実に弾いてのけたが、連弾相手の私が思いっきりミスをするなどし、わが子ながら申し訳ないことをした。
来年も機会があれば、ぜひやってみたいと思う。だが、次女のほうはうんと進歩するであろうから、進歩の遅い大人の私のほうが果たして耐えうるかどうか、心もとない。
発表会は3人の先生方のグループの、それぞれの教室同士の合同だ。演奏が終わってから、去年の次女の発表会でお会いして1年ぶりのN先生という男の先生が、「今年はソロで出てくださると思っていましたのに(笑)」と惜しんで下さった。「いやあ、どうも、腕前のほうが上がらなくて気後れしたものですから…」と正直に申し上げると、「来年こそゼヒ」とすすめてくださった。…プレッシャー(笑)。
楽しかったな。
長女が小学校を卒業した。今日は卒業式であった。
雨が強かったが、気にすることはなかった。長女は誂えておいたフォーマルな服を着て、髪を結んで出かけた。
100年以上の歴史を誇る公立の古い小学校なので、派手なことや珍しいことは特段何もなく、あっさりしたものだった。しかし、落ち着いた、真心のこもった卒業式だった。
長女の担任は、6年間、優秀で熱心な先生ばかりであり、本当にお世話になった。また、私などが子供の頃はなかった「縦割り教育」が充実していて、小さな子供たちは卒業生を本当に惜しむのである。「ゆとり教育」と内容も調べずに批判ばかりする人も多いが、よく実態を自分の目で見たほうがよい。良いことが沢山ある。
卒業したのは2クラス、68名。本当に子供は減っている。
長女は近所の公立中学校に通う。公立一直線だ。近頃の公立中学校についてはいろいろとよくないことも耳に入る。だが、揉まれて強くなってほしいとも思う。程度の低い者とばかり付き合うと荒んでしまうかもしれないが、だからと言って賢い人とばかり付き合っていると、大人になってからクレーマーだのモンスター父兄だのモンスター患者だのと言った未知の対人関係に対処できぬ人になってしまうだろう。
長女には、なんとかうまく、難しい人の波を泳ぎ切ってほしい。
今日の午前中は次女のピアノの先生に、次女との連弾の稽古をつけていただいた。
今日はもう、発表会の一週間前だから、それほど沢山のご指導はいただかなかった。次女の弾くのによく合わせて、息をそろえることであると思う。それと、曲中の「盛り上がり」などについて、得るところ大であった。
稽古が終わってから、先生に少しお願いして、5分ばかりピアノを触らせてもらった。先生の教室のピアノは、ヤマハのグランドだからだ。すばらしい音が出る。それで、いつも家で練習している曲を弾かせていただいた。すばらしい音が出るから、なんだか、名人になったような気がして、気分が良かった。
家に帰ってから、さらにせっせと稽古に励む。今日もustreamで「だだ漏れ」稽古である。
大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫) 価格:¥ 1,000(税込) 発売日:2003-04 |
このブログの右ペインの「最近読んだ本」に出している本である。
この本やその世界観に批判的な人の言に、「本当に戦時中、こういう軍人がいたというなら、日本は戦争に負けなかったはずだ」というのがある。つまり、手っ取り早く言うなら、この本に書かれていることは、ウソか、贔屓目に見ても大袈裟だ、というのである。
だが、私はこの本に書いてあることは、多分本当だろうと思う。
著者の坂井氏は、まちがいなく実在の人物だ。そうして、坂井氏を知る戦友は、戦後も沢山生きている。その戦友や関係者を、坂井氏は実名で、本の中に沢山挙げている。
ウソを書けば、坂井氏は生き残りの戦友や戦死者の遺族に指弾されてしまうだろう。
そのこと一事をもってみても、坂井氏はウソを書くことが出来なかったであろうと推定できる。
発表会が近づいてきたので、今日は次女のピアノの先生に、次女とともに連弾の稽古をつけていただいた。
午前中お邪魔して、さっそく見ていただいた。
強弱などに懇切・細心の指導をいただいた。それによると、次女の音を前に出すために私のほうは相当ウラに回った弾き方をしていたのだが、そこまで下がらなくてもよく、逆にやや歌ったほうがいいでしょう、とのことである。
私は3箇所ほど、まったく楽譜を間違えて弾いていたことがわかった。覚えてしまっていたのを、「楽譜を読み終わった」と思って、記憶ばかりを頼りに弾いていた。間違った音符を固く身に付けてしまったようで、なかなか直すのが難しい。
実は、楽譜のほうにも不備があり、一箇所、「#」の位置が長1度、ずれているのだ。それを無理やり弾いて、そのまま覚えて弾いていた。一つ目の音の直後に、ヘンなところに「♮」があるので、おかしいなあ、と思ってはいた。先生に見ていただいたところ、楽譜のほうが間違っていたのであった。 写真の#と♮、高さが違うでしょ?最初の#について、内心「なんでわざわざ、ミのシャープなんてヘンなこと書くんだろう、素直にファって記せばいいのに」などと思っていたのだ。
帰ってすぐに特訓し、これを直した。ふぅ、疲れた。