スウェーデン

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スウェーデン、NATO加盟

 ついにあの、永世中立の王国スウェーデンが、「もう中立やめますッ!」と、ブチギレてしまった。

 無論、ウクライナ紛争の影響によるものだ。

 勿体(もったい)ない。スウェーデンは、実は戦闘機を含 “スウェーデン” の続きを読む

デケェ(ささや)き声

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 あれはたしか、定年で自衛隊を()める1年くらい前、最終ポストの、情報セキュリティや守秘の責任室長(情報保証・保全室長)をしていた頃のことだったか。新コロの猖獗(しょうけつ)っぷりたるや、もはや最大火力と言ってよいほどの猛威を極めていたが、紙の秘密文書を(つかさど)らなければならない仕事の特性上、テレワークへのシフトが難しく、私はガラ空きになってしまった通勤電車で毎朝毎晩、自宅から市ヶ谷まで通勤していた。

 その日、私は早めに仕事を切り上げ帰りの電車の中の人となった。都心から北千住に向かう日比谷線は三ノ輪と南千住の間で地上に出る。次第次第に陽永(ひなが)となる心地よさ、暮れ(なず)んでいる黄色い光の中を電車はのんびりと走っ “デケェ(ささや)き声” の続きを読む

ほんのわずかの時間くらい

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 東京勤めが長い。埼玉の住居(すまい)から都心まで満員電車で通勤するようになってから、はや20年以上が過ぎた。

 ここ数年感じることだが、満員電車に乗り降りする時や、混雑した駅のホームを歩くときに、ずっとスマホを操作している男が多く、これが前にいると実に迷惑極まる。スマホの操作に夢中になっているため、降車する客の邪魔になる場所に立ってしまっていたり、2秒3秒、歩き出しが遅れて、後ろの人の邪魔になっている。ホームを歩きながらスマホを操作している男も、どうしても歩度が遅くなり、混雑時など後に続いている人の迷惑になっている。

 他人のスマホの画面をのぞき込む趣味は私にはないが、し “ほんのわずかの時間くらい” の続きを読む

ジェーン年鑑の思い出

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 新聞の軍事に関する記事などで、データの出典元として、かつてはよく「シプリ年鑑」などとともに「ジェーン海軍年鑑」という書名が記載されていたのをご記憶の方も多いと思う。

 実は、「ジェーン海軍年鑑」という書名の本は、ない。図書館へ行ってこの書名のとおりで探しても、出てはこない。そもそも、この本は図書館にはない。

 英国ジェーンズ社の浩瀚(こうかん)にして膨大な年鑑群「ジェー “ジェーン年鑑の思い出” の続きを読む

給料一件顛末

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 今の会社に雇い入れて貰ったときに給料の相談をした。

 会長は私が提出した当時の源泉徴収票などを仔細に検分し、「あなたが今貰っている程度までなら払える」と言った。が、私はあべこべに、慌ててこれを辞退し、「その半分でお願いします」と値切ってのけたものだ。これを私は、前代未聞の珍事だと評価している。給料を貰う側が値切るなんて、実際珍事だろう。

 会長も耳を疑ったようで、「ハァ?!何を言ってる。……ど “給料一件顛末” の続きを読む

変人落想

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 このところ、よくアニメや漫画を見たり読んだりするようになった。若い頃は活字だけでなく漫画もよく読んでいたが、ここ数十年は活字にばかり親しんでいたので、60歳を前にしてまたずいぶん変わったものだと我ながら思う。

 アニメや漫画は楽しい。

 このところ楽しんでいるのは、「異世界おじさん」「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」だ。「薬屋のひとりごと」は単行本は買っていないが、「異世界おじさん」と「葬送のフリーレン」は単行本も全部買って読んだ。

 これら3作品のうち、「異世界おじさん」と「葬送のフリーレン」には、「旅」が共通項としてあるが、「薬屋のひとりごと」に旅の要素はない。他方、これら3作品に共通しているのは、いずれも「主人公が相当な変人 “変人落想” の続きを読む

自衛隊の戦い

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 私は自衛隊にいた40年もの間、ミもフタもない端的な言いかたをすれば、人殺しの仕方を一貫して鍛え続けていたわけであるが、どの自衛官もそうであるように、それによって人を殺したことはない。

 だがしかし、そうやって対人戦を鍛え続ける一方で、自衛隊は常に人ではない他の何かと戦っていて、今もそれは続いている。

 思いつくまま挙げれば「ウイルスとの戦い」「牛との戦い」「鶏との戦い」「トドとの戦い」「鹿との戦い」などがある。

 こうした人外のものどもとの戦いの中には、珍 “自衛隊の戦い” の続きを読む

なんでボイス

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 私如き素人からここまでの報道を見ると、海保機長が指示を取り違えたということで概ね決着なのだろうと感じられる。

 他方、航空機のようなハイテクの塊の管制が、未だにボイスで行われていることに疑問を覚える。

 航空機の管制は、ボイスで、しかも “なんでボイス” の続きを読む