ヤマハの音楽教室に通う次女(当時4歳)のために、浦和のイオンの玩具売り場でキーボードを購入。19800円。ヤマハの「PSR-E303」。
買ってきたキーボードが面白く、ついつい次女を尻目に遊んでしまう。
1週間後、「弾いてみよう!はじめてキーボード」というサイトを見つけ、その記事にしたがってキーボードで遊んでいるうち、「きらきら星」がなんとなく両手で弾けてしまい、俄然面白くなる。
バイエルのMIDIデータがフリーであちこちのサイトに揃っていることを知り、ダウンロードして聞いたり、データから楽譜に変換してそれを見ながら少しづつ弾いて見たりする。
フリーのデータから起こした楽譜で、バイエル15番くらいまでは弾けたが、16番でつまづく。弾いてみたいなあ、と思うようになる。
それでもなんとかかんとか、5日ほどもかかって、バイエルの16番を弾く。
意を決して、それまで一度も入ったこともない楽器店というものに入り、全音の「最新バイエルピアノ教則本」を購入。
それから、バイエルを頭から1曲づつ弾いていくということをするようになった。
1年が経過し、バイエル70番くらいまで進んだ。その間、少し寄り道して、ショパンのプレリュードOp.28-No.7イ長調(『太田胃散』(笑)) を弾くなどした。
キーボードではやっぱりダメだと思い、1年がかりで貯金して、自分用のデジタルピアノを買う。ローランドのFP-7。
最終曲「バイエル106番」まで弾くことができた。
この前の年から、次女はヤマハをやめて近所のピアノ専門の先生に通うようになった。その次女のピアノの発表会に連弾相手として出て、「トルコ行進曲」を弾く。
次女と「トルコ行進曲」の連弾
「エリーゼのために」弾く。次女のピアノの先生に「単発レッスン」を一度お願いするなどしつつ、ほぼ8ヶ月がかりで弾けるようになった。
エリーゼのために
次女のピアノの発表会に連弾相手として出て、「王様の行進(ビゼーの『アルルの女』の一部)」を弾く。
全音「最新バイエルピアノ教則本」の一番最後の応用曲「アザリア・ポルカ」を弾く。
これで、この本に載っている音符という音符は、一例や例示、練習譜まで、一音符も残さず全て弾き終わった。
次女のピアノの発表会の連弾相手として「パッヘルベルのカノン」を弾くが、東北地方・太平洋沖地震による大災害のため発表会が中止になる。
名曲・ショパン「ノクターンOp.9-No.2」を弾こうと思い立ち、練習を始める。
ショパン「ノクターンOp.9-No.2」を弾く。7ヶ月がかり。
「ノクターン」を弾き終わってすぐ、この次の曲は何にしようと多少迷った挙句、今度はショパンの「雨だれ」を稽古し始める。
1年半以上かかって、なんとか「雨だれ」が弾けるようになる。
今度はエリック・サティの「ジムノペディ1番」を弾いてみようと思い立つ。