一杯

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 一日雨模様だった。

 10年使わないものは捨てよう、というわけで、屋根裏部屋にため込んでいる古いデジタル機器やケーブル類を捨ててしまうことにした。

 その中に「Lotus Super Office 96」同じく「97」なんていうズッシリと重い大箱もある。当時はオフィス・スィートをめぐって、ロータスとマイクロソフトが争い、当初は機能で劣るマイクロソフトが苦戦したものの、すぐに競り勝ち、ロータスを叩きのめしてしまった。

 ロータス社の「Notes」は一時代を画したグループウェアの泰斗と言えたが、今はそれを言うべくもない。

 メルコの「Melware」のフロッピーディスクも出てきた。私はMelware派ではなく、メガソフトの「MemoryPro 386」を愛用していたのだが、そのディスクは見当たらなかった。

 Lotusの「123」と並ぶワードプロセッサソフトの名品、「AmiPro」なんていう懐かしいフロッピーディスクも出てきた。

 「CCT-98」というのはパソコン通信ソフトで、高機能だったものだ。「MIFES」に「TURBO C」、「Windows 3.1」、「WXⅡ」なんてのもある。

 ディスクのラベルを見てもらえばわかる通り、これらはすべて、正規品を私費で購入したものだ。

 懐かしい。

 Turbo Cでは、職場で使うプログラムをたくさん書いたっけ。本当に、色々書いた。

 ディスアセンブラの名品、「SOURCER」なども一番右の下から2番目にある。これで市販のソフトのプロテクトを外したりしたっけ。

 よく見てもらうと、「SOUTHERN ALL STARS」というフロッピーディスクがある。一番下、右から二つ目だ。当時Rolandから出ていたMIDIデータで、サザンオールスターズのヒット曲集である。考えてみれば、これらのフロッピーディスクの中で、生のまま生き残っているのはサザンオールスターズだけである。なにやらいろいろと示唆しているような感じがして、考え込んでしまわざるを得ない。

 犬小屋みたいな大きな箱に入った、「Borland C++」のフロッピーディスクも出てきた。CD-ROMが一般的でなかったので、フロッピーディスクのほぼ100枚組であったりした。インストールに丸1日かかったものだ。

 しかし、今はこれを持っていたからと言ってどうなるものでもない。捨てるにしかず、である。

 数時間、梯子(はしご)を上ったり下りたりして、だいぶ汗をかいた。

 一息つき、一杯やりはじめる。

酒肴 冷蔵庫の野菜入れから茗荷(みょうが)、ピーマン、(ねぎ)胡瓜(きゅうり)を取り出し、同じくらいの長さの細切りにして塩を少々、マヨネーズをかけ回して一味唐辛子を適量ふる。

 それでウィスキーを飲む。旨い。

 今日も動画はなし。

一杯

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 今年の台風は随分早い。

 だが、その早い台風、3号「セーパット」はそれほど大した威もふるわず、昨日の朝、太平洋岸の当たり障りのないコースを慎みやかに過ぎていった。今日はもう温帯低気圧に変わってしまっているが、それが北からの冷気を巻き込むのか、小雨(こさめ)模様で鬱陶(うっとう)しくはあるものの、涼しい土曜となった。

 植栽に心を込めている近所の家々の紫陽花(あじさい)額紫陽花(がくあじさい)が雨に濡れて美しい。

 ところどころ、蔓性の、(だいだい)色の鮮やかな、喇叭(ラッパ)形の大らかな花の咲く庭も見かける。この花は何というのだろうと検索してみると、これは「凌霄花(のうぜんかずら)」というのだそうである。

 最寄駅新越谷の南東、イオン(旧ダイエー)の北側に駐輪場があり、その車道沿いに赤い実の()る街路樹が植えられている。

 毎年変わらず実をつけているのだろうけれども、今まで気にしたことがなかった。居住20年になんなんとする今になって、ああ、赤い実が生るのだな、しかも大量に、今の時期に実をつけるのだ、と気づいたのだ。「この木は私の気にしない間、何十年とここで毎年赤い実をつけてきたんだな」と思った。

 少し調べると、山桃の木であることがわかった。食せば美味らしい。山桃は「山桜桃(ゆすら)」とも称するが、「山桜桃梅(ゆすらうめ)」とは別物のようである。

 さておき、今日は自家用車の6箇月点検で、午後遅く運転しなければならなかったので、このところの休日ごとの楽しみ「蕎麦屋のパトロール」はなし。

 自動車は特に悪いところもなく、エンジン油を換えた程度。

今日の酒肴・竹輪と茗荷と紫蘇の酒肴 運転の用事が済んでから、肴をこしらえて一杯。

 竹輪(ちくわ)茗荷(みょうが)紫蘇(しそ)を細く切り、塩を一(つま)み、檸檬(レモン)汁を適量、いつもの冷や酒を三合()む。

 今日はなんだか気分が乗らないので、動画はなし。

半夏生(はんげしょう)

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WordPressの共有ボタンの設定のコツ

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 このブログはWordPressを使用している。便利にするため、様々な機能を提供する詰め合わせ的なプラグイン「Jetpack」を導入している。有名なプラグインで、定番と言えるだろう。サーバは「ロリポップ」だ。

 FacebookやTwitterの共有ボタンはJetpackの機能で貼り付けている。

 ところが、最近Facebookの共有ボタンが出なくなってしまった。どれ、設定し直そうか、とJetpackの設定画面に行き、

「設定」 → 「共有」 → 「共有ボタン」 → 「共有ボタンを設定する」

 と操作する。

 ここで、以前は自分のサイト内の設定画面が表示されていたように思うのだが、なぜか「wordpress.com」のほうの設定画面に飛ぶようになった。

 ふぅん、まあ、いいか、ぐらいの気持ちで共有ボタンを再配置し、保存ボタンをクリックすると、あれれ……。

 「変更を保存する際に問題が発生しました。もう一度お試しください。」

……などという赤色のメッセージが右上に表示されて、設定が保存できないのである。

 何度試しても同じである。

 まあ、Facebookのボタンが表示されようがされまいが、ブログ自体に何か大きな影響があるわけでもなし、あきらめてしまえばいいようなものだが、使いたい機能が使えないというのはなんとなく気持ちが悪い。

 ググッてみても、あまり情報はない。

 どうしようかな、と少し考え(あぐ)んだが、ふと、「レンタルサーバのほうの設定なのでは?」と思いついた。wordpress.comの画面が表示されるので、これはwordpress.comの方のバグか何かで、自分のサーバの設定ではないのではないかと思いがちだが、実際はwordpress.comから更新のリクエストが自分のサーバに送られるのではないか、と思いついたのである。

 ロリポップはウェブアプリケーション・ファイアーウォール、通称「WAF」が非常に厳しく、クロスサイトで機能を提供するようなものがしょっちゅうひっかかることで知られている。何か変だな、と思ったら、これを有効にしたり無効にしたりして試すことで、だいたいうまくいく。

 そこでさっそく、その設定画面に行ってログを見てみた。

 私はいくつかのドメイン名でこのブログを上げているが、そのうちの一つのログに、案の定、先ほどJetpackの設定変更を保存しようとしたときの日時で、アクセス拒否したログが残っていた。

 そこで、一時的にWAFを無効にする。

 ロリポップのWAFの操作の難点は、この「有効・無効」の切り替えに5分~10分かかることだ。これが「試しに設定を変えてみる」という「感度試験」の実行を面倒臭いものにしている。

 さておき、WAFの設定が変更されるのをしばらく待つ。

 そうして、(おもむろ)にJetpackの共有ボタン設定の「変更を保存」ボタンをクリックする。

 そうすると、右の画面キャプチャのように、「設定を保存しました」の緑色のメッセージが右上に表示されて、無事共有ボタンの設定が保存されるわけである。

 この件でお悩みの向きが他にいるとも思えないのだが、一応、人様の参考になるかもしれないから、ここに書き記してネットに放流しておきたい。

時事雑挙

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アメリカ人がアメリカで素っ裸になろうがどうしようが

 だいぶ前の記事だが。

 このキム・カーダシアンなる女性がイランとどういう関係にあるかが記事には全く書かれていない。要するに、この女性はれっきとしたアメリカ人である。

 アメリカ人がアメリカで素っ裸になろうがどうしようが、そんなの勝手と言うものであり、なんでイランを挑発することになるのか、サッパリわからない。多分、イラン政府がが怒っているなんていうのも、嘘か()ッち上げだろう。

 そうでないなら、記者は例えばキム・カーダシアン氏の先祖がイラン人だったとか何とか、そういうことを記事の中に書いておかないといけない。

著名な医師にして世界的ピアニスト

 スゲェな。

 こんな人もいるんだなあ。

 ピアノの朝練習と言うと、僭越ながら不肖この私も、ちょっと思い当たる。仕事をしていると夜はいろいろ忙しくて稽古にならないのだ。それで、出勤前の朝、毎日稽古するのである。わかるわかる、と感じる。

 ……と言って、私はもうすっかり朝の練習も()めてしまっているわけだが……。

なんというか、当たり前すぎて

 それがどうした、という感じがする。

 そりゃ、貧乏人よりカネ持ってる奴と結婚したいでしょ、普通。

 というか、別の角度から、この記事が何を言いたいかをズバリ一言にするならば、「暗に『一夫多妻』『多夫無妻』への動機の、消極的追認」である。

祈冥福(めいふくをいのる)

 晩年は鬱病で苦しんでいたとも聞く。祈冥福。

はたして

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 花王のキッチンハイターが水虫に効くらしいということを知り、ひとつ試してみようかと一昨日買い込んできた。

 今日入浴時、キャップ2杯分ばかり、しこたま患部にふりかけて、洗面器の温湯に15~16分ばかり漬けこんでみた。

 心なしか痒みが低減したような気もするが、気のせいかもしれぬ。

 広告は2.5リットル入りのものを貼ったが、買ったのは1.5リットル入りだ。1.5リットル使い切るまでに、水虫がなおるかどうか。ハテ。

時事雑挙

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大阪の新しいJR線

 数か月前の記事だが。

 大阪にそんな路線が出来ていたなんて、さっぱり知らなかった。この前老親の顔を見に大阪へ行ったが、本当に顔を見ただけですぐ帰ったので、全然興味もなく、気付きもしなかった。

ああ、そこだ

 私は改革が嫌いだ。だから、「変わらない勇気」という文言に強く心()かれる。

 やみくもに固執しようということでも、めったやたらに変えようということでも、どちらでもない。

 不易流行、ということである。

キャバクラであろうと学校や会社であろうと

 これもSNSでフィードされてきた誰かの文筆だが。

 下らない話かと思いきや、なかなか含蓄に富んでおり、発見と指摘がよく盛り込まれていて、文章も上手く、読ませる。

そりゃまあ、他人の映像で稼いじゃイカンわな

 これも数か月前のブログエントリだが。

 そりゃまあ、生のままのゲーム画面の撮りっぱなしでは、まるっきり他人のコンテンツで儲けるようなもんだもんなあ。いずれはこういうことにもなるであろうという気はしていたが。

 しかし、現在有名になって稼いでいるYouTuberは、多かれ少なかれゲーム実況で出世したって人も多いから、痛しかゆしのところもあるんだろうね。

へえ、しかし、権威嫌いというのも、一種のアメリカ人らしさでもあるわな

 GAFAが嫌われているという記事があった。

 えっ、ウソッ、アメリカ人って、自国の大企業を誇りに思ったりして鼻を高くしてるんじゃないの、と思ったら、案外そうでもないようだ。

 言われてみれば、確かに、トランプ大統領の票田であったデトロイトなどの「赤錆地域(Rust belt)」の、一昔前のアメリカ人らしいアメリカ人あたり、GAFAなんて嫌っていそうだ。

 日本だって、ソフトバンクみたいな新興大企業やその経営者が嫌い、って人、いるもんな。

まず初めに憎まれ、謝罪させられなければならないのは、犯罪人の方である。

 横浜地検が刑務所に収容される前の犯罪人を逃走させてしまい、問題となっている。

 無論、司直の側の不手際は否めない。否めない、というか、大失敗ではある。

 しかし、この粗悪な犯罪人を排撃非難することもなく、検察や、(いわん)や警察の不手際のみを責め立ててばかりいる世間の論調には反対だ。

 まず、この粗暴凶悪そのものの犯人を責めねばならぬ。狩り出し、罪を償わせ、謝罪させねばならぬ。それがまず先だ。それがあって、それから、「司直もどうなの」となる。それが順序と言うものだ。

 悪いのは犯人なのだ。この男が罪を犯さなければ、また逃走しようとしなければ、こんなことは起きなかった。刑が確定しているから、刑務所に送り込まれればこの男の管理は法務省、要するに刑務所に移る。刑務所において徹底膺懲(ようちょう)すべきである。

 あと、どうでもいいけど、この小林誠なるポン中、裁判で確定判決が出て刑務所への収容が決定している犯罪人なので、「容疑者」という肩書は正しくない。「容疑者」というのは、「罪を犯した疑いを()るる余地ある者」という意味であって、まだ「疑い」の域を出ないからだ。今回の逃走そのものに関してはまだ容疑者だが、全体としては容疑者ではないのである。が、さりとて、まだ刑務所に収容されているわけでもないので、「小林収容者」などという呼び方も正しくない。ただ一つ、法定の犯罪人名簿に載る犯罪人であることは間違いない事実だから、社会的な肩書は「犯罪人」である。メディアも「小林犯罪人」とでも呼んだらどうか。

追而(おって)書き

 ニュースを見ていたらこの逃走犯、逮捕されたようである。

 それにしても、大捕物(おおとりもの)になっちゃって、まあ……。公器を無駄にふりまわし、無関係の人々に迷惑をかけおって、恥ずかしい犯人だ。日本中の人に謝れ。

なかなか面白い、だが……。

 SNSでフィードされてきた知らないブログのエントリが興味深かった。

 そこそこ面白かったのだが、しかし、どうも、論理を分かり易くする為もあるのだろうけれども、単純に過ぎて、大人の賞翫に耐えるようなところには達していないと思う。

ロシアの半分玄人(ハングロ)、スゲェ

 YouTubeのホームでリコメンドされてきた動画なのだが、ロシアの趣味人が自動車のターボファンを取り外して自家製のジェットエンジンを作り、ラジコンに搭載して飛行させるまでを撮影している。

 趣味人と言っても、多分、半分プロ、すなわち、所謂(いわゆる)半分玄人(ハングロ)」なのだろうとは思う。だが、それにしても凄い。力量も凄いし、昔のソ連、あるいはソ連崩壊直後のロシアと違い、こういうことを余力でやる豊かさや、それをYouTubeで公開できるようになったロシアの自由さ、こういうことが趣味でできるような工業技術の普及と、層の厚さ、そういうものに感心する。

富士雪解(ゆきげ)

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