「ITストラテジスト」の偏差値

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 おお、これまたなんだか、ちょっと偉くなったような気分になるなあ。

 「ITストラテジストの偏差値は『71』」と来た。……何を基に計算したのか、まるで謎ではあるが。

有田芳生

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 これは有田芳生(よしふ)という立憲民主党の国会議員だそうだ。平和主義や反差別が信条のようである。それはそれで立派で結構なことであるが、どうもこの写真は差別主義者を暴力をもってしてでも圧伏するというメッセージであるらしい。

 こんな風にバットをかざして「『レイシストをしばき』たい」なぞと文字をちりばめれば、「このバットで殴るぞ」と言わぬばかりである。

 こんな写真を撮ってふざけているのは、頭がおかしいからである。こんな頭のおかしい者を国会議員として選挙で選んでしまったのだと思うと、何やらこちらまで恥ずかしくなってしまう。いや、私はこんな者に投票はしていないが、しかし一国民として責任の一端はなくもない。

 ともかく、こんな者は国民の代表としての資質に欠けている。昔は選良と言ったものだったが、とても「良」などとは言えない。どちらかというと「悪」の臭いまでする。

 議員先生が何をどうしようと知ったことではないが、平和主義や反差別主義を標榜する人が暴力をちらつかせるなど、批判したくなるのを通り越して、もはや憫笑(びんしょう)するより他にない。

スナックボウル開け

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 なるほど……。

 これからは「パーティー開け」ではなく、「スナックボウル開け」だそうである。

読書

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 井上靖の「おろしや国酔夢譚」が、最寄りの図書館「越谷市立図書館南部分室」に在架であることを知る。

 大黒屋光太夫について書かれた小説では、吉村昭の「大黒屋光太夫」よりも井上靖の「おろしや国酔夢譚」のほうが昔に書かれているから有名ではある。ならばやはり、これも読んでおかずばなるまい。

 但し、何日か前に書いたように、「おろしや国酔夢譚」のほうは、大黒屋光太夫に関する重要な資料が発見される前に書かれているので、光太夫帰国後の状況について、やや事実と異なるそうである。

 それにしても便利な時代である。自宅に居ながらにして最寄り図書館の在架状況がわかるのだから、本当にいい時代だ。

 今読んでいる「北槎聞略」を読み終わったら、「おろしや国酔夢譚」も借りて読んでみよう。

オモロイからもっとやれ

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 おお、こ、これは……。

 オモロイからもっとどんどんいがみ合うといいと思うね。どんどんやれやれ、もっとやれ(笑)。

残照、昭和は遠く遠くなりにけり

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 誰しも老いれば亡くなるのは当たり前とはいいながら、それでも、あな悲し、である。今日も切なく昭和の残照が遠のいていく。

 祈冥福。

青空、古書

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 早春らしく暖かさが増し、青空の広がる好日であった。

 用事があって市ヶ谷まで行った。用事を済ませ、桜樹の蕾に鬱勃と内包されるものが予感される靖国通りをぶらりぶらりと歩き、九段坂を下った。

 神田の古書店街の一画にある蕎麦のチェーン店で遅い昼食(ひる)をとる。最近躍進中の「嵯峨谷」という店だ。このチェーン店は十割蕎麦を290円で出すことで知られる。麺は更科蕎麦に似ているが、これは韓国冷麺のように押し出し式の製麺機で茹で湯に直接押し出して作るのだという。トラッドな蕎麦屋が聞いたら怒り出しかねないが、しかし、この斬新な製法を編み出したことにより、驚くほど安い値段で更科蕎麦によく似た十割蕎麦を供し、しかも食味は悪くなく、すんなりとしなやかで香りも豊かだというのだから、大したものである。

 「出羽桜」を一杯たのみ、「天もり」を肴に飲みかつ手繰ったが、これで千円以下、700円台だというのだから恐れ入る。

 さっさと帰ればよかったのだが、天気が良く、陽気に常日頃の殺伐とした気持ちを(そぞ)ろ忘れ、古書店街でつい足を止めてしまった。

 本屋、とりわけ古書店街で足を止めてしまうと、そのまま古書の瘴気(しょうき)(から)め取られて正気を失い(笑)、ふと我に返ると無駄な買い物をしてしまっていたりするからいけない。だから、普段はガマンして足早に通りすぎるようにしているのだ。それなのに今日は、つい足を止めてしまった。

 2、3時間ばかり時間を(つぶ)してしまう。古典文学の全集もののバラ売りに、「太平記」がないかと探す。

 そうするうち、三茶書店という古書店で、新潮の「日本古典集成」の5冊揃いで4000円というのを見つけた。小遣いもあったし、買いかけたが、正気を失わなかった。ガマン。ホッ。

 ちなみに「太平記」は、岩波文庫の新品だと6巻セット箱入りで、8千円近くする。

 図書館で借りるのではなく、蔵書にしてゆっくり読みたいのだが、金もないことで、仕方がない。

 結局古書は何も買わず。しかし心苦しくもなく、三省堂に立ち寄って1階の洒落た雑貨などを見、それからのんびりと秋葉原まで歩いた。

 早春の風が光る。

 家への土産がわりに、新越谷のスターバックスでマグボトルにコーヒーを詰め、ココアパウダーで香りをつけた。

 ゆっくり歩いて帰宅。

渡り漁夫

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読書

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 「北槎聞略」、さっそく通勤電車の行き帰りの楽しみに読書中である。

「北槎聞略」読書メモ
距離

ロシアの1里 500間 約900メートル
1間 約1.8メートル
10丁 約1090メートル
送還船エカテリーナ号の大きさ 長さ15間幅3間弱 長さ27メートル幅5.4メートル弱
当時の千石船の大きさ 長さ29メートル幅7.5メートル

その他

 北槎聞略の口語訳は、雄松堂書店から7200円で出ているものしかないことを知った。

 私が他のものを何も見ずに口語訳するのもいいかな、と思った。……暇がないし、一文の得にもならないが。