読書

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 引き続き60年前の古書、世界教養全集を読んでいる。第21巻のうち3書め、「北の人」(金田一京助著)、早朝の通勤往路の、秋葉原の駅構内で、歩きながら読み終わる。

 金田一京助と言うと、私などが子供の時分、国語辞典の編者に必ず名前が載っていたものだが、実は私は、この人がどんな業績を残した人かはよく知らなかった。

 本書は金田一京助が若い頃から没頭した「アイヌの研究」に関する思い出などを記した随筆である。

 この書のテーマなど知らないままに読みはじめたのだが、この書によって金田一京助の業績の大きなもののうちの “読書” の続きを読む

雛祭

投稿日:
(ひな)(まつり)写真の次女にロゼ()げば

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha #俳句ポスト365

 「俳句ポスト365」で中級・並選でした。

一字詠「鉄」

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引鉄(ひきてつ)のなじかは痛き花の雨
たはむれの打鉄(うちがね)春に(ひうち)うつ
鉄脚も老ゆひと休み花ながら
恐ろしき鉄扇(てっせん)の師の春彼岸
鉄瓶の(たぎ)(かすみ)の庭古し

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

花の雨

投稿日:
()る水の駅にかそけし花の雨
花の雨(きり)()の景気いまひとつ
()(りん)()む花の雨には(きり)()よき

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

今週のさえずり季題

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読書

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 引き続き60年前の古書、世界教養全集を読んでいる。第21巻のうち2書め、「山の人生」(柳田國男著)、早朝の往きの通勤電車の中、北千住と南千住の間のあたりで読み終わった。著者は前読書「海南小記」と同じ、日本民俗学の泰斗、柳田國男その人である。

 この書も一体何がテーマなのかわからないままに読みはじめたのだが、読んでみてなるほど、これは柳田國男一流の民俗学小論であることがわかった。すなわち、日本の各地に、誰某(だれそれ)が山に入って行って帰ってこなくなったとか、それが時折人前に姿を現すことがある、などの言い伝え、また或いは山男、山姥、(うぶ)()、巨人などの半ば神霊めいたものや神隠しなど、深山に対する畏敬が根底にあるとみられる伝承がある。これらは全国に様々な口碑などになって残っているが、うっすらとした輪郭に、なんとは言えない共通項の存在が感じられる。

 この書はそれらを概観しつつ、 “読書” の続きを読む

春分の日

投稿日:

天皇陛下万歳

 祝日「春分の日」である。自宅の軒先に国旗を掲げ拝礼する。

 畏きあたりにおかせられては春季皇霊祭を斎行あそばされるが、我々一般庶民の仏教の習慣でも彼岸の墓参をする。

 疫病、戦争、災害、悩みはつきないが、自分でどうこうできることではない。ならば、億兆の先祖の魂とともにあって、宇宙に同期して生きることであろう。

音韻詠「しん」

投稿日:
一心に(おろが)む男春彼岸
うらゝかや墓碑に信女(しんにょ)の文字()りて
しん〳〵と上下左右に石鹸(しゃぼん)(だま)
文法に飽く日やしんと釈奠(おきまつり)
春の蠅町内会の打診()

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

投稿日:
(いくさ)()むべし桜咲く頃は今
子規の句碑あり(はや)(ざくら)たゞ一樹
堤防路自転車によき(さくら)(がり)

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

今週のさえずり季題

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