バイエル#85 その1

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 引き続きバイエル85番の練習を続ける。

 昨日までヘ長調で一旦練習し、いよいよ今日は出勤前の朝練習から変ロ長調に移行する。

 朝練習、帰宅してからの夜練習で、なんとかかんとか弾けるようになった。

 難しいのは、黒鍵が三つ入ること、黒鍵の間を弾かなければならないこと、といったあたりである。

バイエル#85 その0.5

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 変ロ長調版のバイエル#85、まずは変ロ長調で弾いては見たが、実にむずかしい。どこが黒鍵だか、混乱してしまう。

 そこでともかく、「まず、ヘ長調で練習してみましょう」との註のとおり、ヘ長調で練習した。5日ほどかかってしまった。

 あらためて聴いてみると、なんか、酔っ払ってるみたいですね(笑)。特に最後のあたり。

バイエル#85 その0

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 引き続きバイエルの練習を進める。

 今度は85番で、また黒鍵の三つある「変ホ長調」の曲だ。

 実は原書の調は「ヘ長調」で、この「全音・最新バイエル」では、変ホ長調の練習のために移調してあるのだ。

 ただ、やはり、黒鍵の間を弾くような曲だから、最初から変ホ長調ではむずかしい。そのことがあってか、楽譜の上に註して「まず、ヘ長調で練習してみましょう」と書かれてある。

 短いめの曲だから、弾けるのにそうはかかるまい。

バイエル#92 その1

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 変ホ長調版のバイエル92番、ようやく弾けた。練習5日目。

 中指のソが黒鍵の間を弾く。どうしてもソ#・ソbに当たり、うまく弾けない。

 強弱記号に気をつけて弾いたが、8小節目のミを轟音で弾いてしまったりもしている。

バイエル#92 その0

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 全音「最新バイエル」、今度は92番である。原曲の長はヘ長調なのだが、この「最新バイエル」では、先立って練習した変ホ長調に移調してある。

 ボチボチと楽譜を読んで弾き始めてみたが、黒鍵の間を弾かねばならず、なかなか難しい。今日はとても録音に足る演奏などできなかった。

変ホ調長音階の練習譜

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 全音最新バイエル、原調のハ長調からイ長調に移調された89番を弾くと、その次には「変ホ長調 Es dur」の練習譜が出てくる。いつもの「指くぐりの練習」みたいなアレだ。

 コイツももれなく練習する。

 黒鍵が三つあって、指またぎの後いつもの中指ではなく、薬指でまたいだりして、なかなかやっかいだ。

バイエル#89(ニ長調・イ長調) その1

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 ニ長調版のバイエル89番、なんとか弾けた。

 以前に弾けたものを移調しただけだから、すぐ済むだろうとタカをくくっていたら、あにはからんや今日までかかってしまった。

 黒鍵と白鍵の間のところを弾かなければならず、もしこれがAndanteじゃなくてModeratoとかAllegrettoだったら、ミスタッチの連続でとても弾けなかったろう。

バイエル#89(ニ長調・イ長調) その0

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 全音最新バイエル、原書と違って同じ曲を違う調で弾く所が2箇所ある。そのうちの一つがこの89番で、去年の暮れに原調のハ長調で弾いたところだ。

 今度はニ長調・イ長調である。ボチボチと譜読みをはじめた。

 一度は弾いた曲の移調版である。そう苦労することはあるまいと思う。

バイエル#81 その1

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 先週たしか土曜日から取り掛かっているバイエル81番、ようやく弾けた。

 先週火曜日頃には不完全ながら6割ぐらいのデキで弾けていたのだが、それをこのブログに書こうとしたらサーバメンテナンスで書けず、そのままほうっておいたのだった。

 ところが、その後がかかること、かかること。結局この曲に10日ほどもかかってしまった。

「高楼(たかどの)」

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 島崎藤村の「若菜集」に、「高楼(たかどの)」という詩がある。嫁ぐ姉とその妹との、夕まぐれのひとときの詩だ。

 唐突だが、私こと佐藤、オッサン流に現代調へ翻案してみた。

「展望台」 原詩 島崎藤村  現代調への翻案 佐藤

お姉ちゃんが結婚することになりました。
ずっと一緒に過ごしてきたお姉ちゃん。結婚式までの間、寝ても醒めても、お姉ちゃんのことで頭が一杯です。
いよいよ明日はお姉ちゃんの結婚式です。

「ねえ、お姉ちゃん。ちょっと、展望台に行ってみない?」
と誘いました。お姉ちゃんは「うん、いいよ」と言ってくれました。
小さい頃にお姉ちゃんと、この山の展望台に何度も登って、息を切らせながら下を眺め、それからいろんな遊びをしたものです。
このところ、お姉ちゃんは結婚の準備もあり、忙しくて話もできませんでした。
だから一緒によく登った展望台に、お姉ちゃんを誘ったのです。
久しぶりに登る展望台の上からは、子供の頃から慣れ親しんだ、私たちの育った街の眺めが既にもう懐かしく、いっぱいに望めました。

「お姉ちゃん、明日着る服って、もう全部出来てるんだよね?」
「あたりまえじゃない、結婚式の前にウエディングドレスがないなんて、そんなことありえないわよ」

「ねえ、お姉ちゃん、ちょっと寂しくない?」

私の問いに、ちょっと間を置いて、お姉ちゃんが答えました。

「お別れっていうのは、何度もあるわよ、あんたも、私も、これからずっと。・・・なによ、あんたがそんなこと言うから、ちょっとしんみりしちゃったじゃない、・・・あんたと私と、お父さんとお母さんと、昔からずっと一緒だったよね。」

「お姉ちゃんは幸せだよね、好きな人とずっと一緒になるんだよね。明日からもうお姉ちゃんに簡単に会えないって思うと、寂しいよ。」

「あんたは、私と年も離れてるし、これから楽しいことがいっぱい、それこそいっぱいあるわよ。恋だってするし、友達と仲良くなったり喧嘩したり、やり甲斐のあることだって見つかるかもよ?・・・そのたびに、私を思い出すかもね。私、お嫁にいったら、あんたと離れちゃうし、ひょっとしたら、もう一生のお別れかもよ?」

「お姉ちゃんって、小さい頃から私のお姉ちゃんだったよ。眼も唇も、髪も綺麗で、私、いっつもお姉ちゃんみたいになりたいって思ったよ。もう、今日でおしまいなんだよね」

「いつも、あんたが楽しく明るくしてくれたわ。お姉ちゃんが綺麗だなんて、よく言うわよ。あんたの方が優しくて楽しかったよ。歌もうまかったし、ピアノを弾いたりして、小さいころから、あんたは面白かったなあ・・・もうあんたの歌とかピアノとか、聞けないんだ」

「お姉ちゃん、結婚したら、けっこう、大変なんじゃない?家のこととか、全部お姉ちゃんがするんでしょ?お姉ちゃんホントに心配だよ、病気になっちゃうんじゃない?・・・私、今日、お姉ちゃんにあげる花でも買ってくればよかったなあ」

「もう、何泣いてんのよ、しょうがない子ね・・・もう、泣かないで、かわいい私の妹が台無しじゃない、・・・拭いてあげるから、よしよし・・・お姉ちゃん、幸せになるから。あんたのこと、絶対忘れないから。」