#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
月: 2020年8月
庭
あまりにも長年にわたり庭を放置してきたため、さながら
庭の砂利下の全域に敷き詰めた防草シートの威力は絶大で、庭の雑草はほぼ一掃された。しかし、レンガの見切りや防草シートのわずかな隙間から、取り切れていなかった藪枯の小さい芽が幾つか、チラホラ顔を出している。きょうはこれを始末した。
IHヒーターコンロと大鍋を庭に持ち出し、熱湯を大量に沸かす。花壇の隅に取り残したものにはこの熱湯をたっぷりかけて、地下茎まで煮やして取り去る。花壇以外の砂利敷きの隙間から顔を出したものは、すぐに抜かず、葉に傷をつけて除草剤をたっぷりかける。除草剤は葉からしみ込んで根を枯らすので、抜いてはダメなのだ、
そのあと、泥だらけのままで、きれいにし切れていなかった砂利敷きの砂利を洗って敷き直す。
ホームセンター(ケイヨーデイツー)へ行き、
百日紅の品札には「ペチートサンシャイン レッドイムプ」と書かれている。調べてみると、これは矮性種で、大木にならず、しかも丈夫で育てやすいそうである。
東から三つ目の家寄りの花壇にこの百日紅と黒龍を植えた。
今週のさえずり季題
さえずり季題【508】は「二百十日」です。厄日、二百二十日でも。立春から数えて二百十日目で9月1日頃のこと。台風が来ることが多く、農家では厄日として警戒した。今年はコロナ台風が来ちゃいました。(例)八方に二百十日の海荒るる(稲荷島人) #saezuriha #saezuriha_odai
— yamanobe (@donsige) August 28, 2020
時事日乗
蓼 の花
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
庭
庭に
計1,410円、安いものである。
今週のさえずり季題
さえずり季題【507】は(蓼の花 赤まんま)です。
野原には馴染の草の七種の後に控へし蓼の花かも飯事遊びの土手の傍ら。
例句 ( 一ツ家の家根に蓼咲く山路かな 正岡子規 ) #saezuriha_odai #saezuriha pic.twitter.com/x5ElFz2vNs— 平坂謙次 (@hedekupauda) August 21, 2020
読書
引き続き、約60年前の古書、平凡社の「世界教養全集」を読んでいる。第10巻の途中だ。キリスト教一色であった前第9巻から打って変わって、第10巻は仏教一色である。
昨夕、帰りの電車の中でこの巻二つ目の収載作「般若心経講義」(高神覚昇著)を、解説だけを残して読み終わった。今朝の出勤時の電車の中で、解説も読み終わった。
著者の高神覚昇師は戦前から戦後にかけて、仏教の普及に最も功績のあった一人として知られ、真言宗智山派の名僧である。真言宗のみならず、大谷大学に国内留学して浄土真宗にも縁を持ち、華厳宗・三論宗をも論じた。そのため、この本のみならず、密教や空海・最澄に関する著書など、多くの著作がある。
高神師は戦前、ラジオで「般若心経講義」という番組を放送して好評を博した。その後、放送内容をまとめて出版したものが本書である。終戦後再版したようだ。既に著作権が消滅しており、青空文庫にも収められている。
内容は般若心経の一節一節を逐条的に、かつ、誰にでもわかりやすく、そしてまた、著者の西洋哲学や西洋文学に関する該博な知識と理解をも開陳しつつ講義していくものである。
気になった箇所
他の<blockquote>タグ同じ。p.125より
因縁の真理を知らざることが「迷い」であり、因縁の道理を明らめることが「悟り」であるといっていい。
何事によらず、いつまでもあると思うのも、むろんまちがいですが、また空だと言って、何ものもないと思うのももとより誤りです。いかにも「謎」のような話ですが、有るようで、なく、無いようで、ある、これが世間の
実相 です。浮世のほんとうの相です。
草履取りは草履取り、足軽は足軽、侍大将は侍大将、それぞれその「分」に安んじて、その分をりっぱに生かすことによって、とうとう一介の草履取りだった藤吉郎は、天下の太閤秀吉とまでなったのです。あることをあるべきようにする。それ以外には立身出世の秘訣はないのです。五代目菊五郎が、「ぶらずに、らしゅうせよ」といって、つねに六代目を戒めたということですが、俳優であろうがなんであろうが、「らしゅうせよ」という言葉はほんとうに必要です。
言葉
審か
「
「博く之を学び、審かにこれを問ひ、慎んで之を思ひ、明かに之を弁じ、篤く之を行ふ」
熟する
全然難しい
いうまでもなく惑とは、「迷惑」と熟するその惑で、無明、すなわち無知です。
「熟する」というと、普通は「この柿はよく熟してるなあ」というように、十分に時期が来て、よくこなれていることなどを言うのに使う。他方、「熟語」という言葉がある。この「熟語」という言葉には、 2字またはそれ以上の漢字で書かれる漢語という意味もあるが、「慣用によって、特定の意味に用いられるようになった語句」のことも言う。
- 熟語(じゅくご) の意味(goo辞書)
これを踏まえつつ、「熟する」という単語を調べると、「ある新奇な言葉が多くの人に使われ、一般に通用するようになる。」との意味があることがわかる。
- 熟する(コトバンク)
そうすると、「『迷惑』と熟する」とは、「迷惑、という言い慣わし方があることからも分かる通り」というほどの意味と言ってよかろう。
おもやすめども
これが、調べてもサッパリわからなかった。Googleで検索すると、この「般若心経講義」のテキストばかりヒットする。
娘をなくした母親を慰め顔に、「まあ、極楽へ嫁にやったつもりで……」といったところで、母親にしてみれば、それこそ「おもやすめども、おもやすめども」です。なかなか容易には諦めきれないのです。
文脈から恐らく「そのように思ってはいても」というような意味ではあるまいか。また、本書の他の部分で、浄瑠璃や義太夫などからの引用と思われる、著者独特の下世話に馴れた、
思いついたシャレ(笑)
本書を読んでいる最中にフッと思いついたのだが、データモデリングに使うER図の要素を仏教の
……い、いや。冗談なんで、軽く受け流してください(笑)。
次
引き続き第10巻を読み進める。次の著作は「歎異鈔講話」(
時事瞥睨
新型コロナより怖い
まったく、秋とは名ばかりである。
- 【速報】静岡県浜松市で日本歴代最高に並ぶ41.1℃を観測(ウェザーニュース、令和2年(2020)08月17日(月)12時14分)
- 熱中症の疑い 56歳女性が死亡(NHK、令和6年(2024)08月16日(金)20時45分)
- 都内 熱中症6日間で27人死亡(NHK、令和6年(2024)08月17日(土)11時56分)
さすがに、都内でたった6日間のうちに30人近くの死者は、新コロでは出てないもんな。暑熱のほうがよっぽど恐ろしい。
渡哲也氏死去
織田信長役や、晩年の東郷平八郎役など、実に味わい深いものがあった。
ああ、嫌だねえ、老害は。……俺もか(苦笑)
- 自転車で1.6キロあおり運転? 傷害容疑で男を逮捕(朝日、令和2年(2020)08月06日(木)05時30分)
多分この爺、「正しいことをした」とか思い込んでるんだろうなあ。おそらく警察のお世話になっても考えを変えることはなかろう。正味な話、こういう馬鹿は死ななきゃ治らんよ。
後生おそるべし、そういう気持ちで若者や子供を観ないといけない。