時事沈々(ちんちん)

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 梅雨までのわずかな期間、初夏の風が薫る心地のする候となった。爽やかだ。

 しかし世相は依然猖獗(しょうけつ)を極めるコロナウイルスに(おのの)いている。

欧米人の入国禁止、旅行移動禁止というのは、今どうなっているのか

 これを見れば、いまや欧米諸国人が疫病蔓延の元凶であることは明らかである。ところが、数か月前、「中国人を入国させるな」などと(わめ)き立てたほどの強さでは、「アメリカ人を拒否しろ」とか「イギリス人を拒否しろ」なんてことは、誰も言っていない。

 おかしい。

 これは、テレビや新聞が悪い。検察官の定年なんぞで扇動なんかしていやがって、木っ端役人の1年や2年の分限(ぶんげん)(ごと)き、どうだっていいんだよそんなことは。

 仕事をしろよ仕事を>ブン屋どもめ

これ、被害者ぶってるけど、おかしいよ

 違うな。

 中国を責める前に、「米国大統領は力及ばず、国内で新型コロナウイルスを培養・蔓延させ、数多くの自国民を病死させてしまったばかりか、これを欧州その他世界へ再びばら()く愚をも犯してしまった」……っていう、まず第一にそこなんじゃねぇの?

 迷惑だよ。

 だいたい、今日現在、8万5千にも及ぶ死人を出してるんだぜ米国は。よろしいか、感染者じゃないぞ。死人だぞ、死人。もはや亡くなった人々を哀しみ(いた)み、沈々粛々としておれるような情緒的レベルなど、とうに逸脱している。犯罪行為だよこんな米国みたいな国のすることなすことは。

 中国なんぞに因縁つける前に、もっとしっかり、国民が政治をせい。

本来の危険な核武装国家はどこか

 ……。

 こんなニュースを見るにつけ、いつも感じるのだが、そもそも、北朝鮮なんかより、米、露、中、仏、英なんかのほうが、よっぽど怖くねえか?核とかICBMとか核原潜とかそういう危険なアレやコレやが常態化しちゃってるってだけであって。

どうしても中国を敵とみなしたいんだろうなあ

 中国に対する米国の態度は、そのままでは首肯できかねるものも多いが、これはなんとなく、「ああ、そういうサイバー攻撃なんかは、ありそうだな」と思わせる。

 しかし、読売の書きっぷりも「中国『系』ハッカー集団」などと記していて、「系」ってなんだよ「系」って、はっきり書けよオラ、……という感じもする。多分、そこいらあたりがどうもうまく調べられないのだろう。

 さておき、戦争マニア国家米国は、「敵」「我」という、戦争を想定した対立軸でしか国のアイデンティティを保てない。もはや哀れである。

超軍事国家

 マァ、さすが、あの狭い国土にいまだに70万人もの地上兵力を擁し、徴兵制を()いて旧日本陸軍もかくやという地獄のシゴキ兵営を保ち続ける超軍事国家・韓国、ではあるわな。

 国民を監視カメラで追い掛け回して感染源を徹底追及しようってんだから、北朝鮮も真っ青だな。

 で?何?「韓国が優れたコロナウイルス対策をして称賛されているから日本政府も見習え糞アベガー」……ですか?

 ……嫌です、そんなの。私は日本流がいい。今のところ日本のコロナ対策は世界に冠たるレベルにあると自信を持って言える。

米国人が下品だなんてことは、昔から全世界的な共通認識である。

 これ、さあ。トランプ氏の下品さが際立つように思うでしょ?

 私が思うに、それは違うな。トランプが下品なんじゃない。アメリカ人なんて、どいつもこいつも、もともとこれくらい下品なんだよ。このトランプ氏の言動って、普通~ぅの米国人の、(ごく)ごぉ~く普通の感情を代弁してんのさ。アイツら、腹の中では、9割とは言わない、そこまでひどくはなくても、まず6割5分くらいの人間が、「チャンコロ、シナの黄人のクセに幅効かせてやがって、いつか皆殺しにしてやるからな」くらいにしか思ってないのさ。

 ましてや、日本なんぞ。米国人なんてものは、日本人なんか、鼻糞くらいか、それ以下の塵埃(ゴミ)とか恥垢(チンカス)くらいに思ってますよ。「もう一発原爆見舞って殺してやろうかい」ぐらいの、それぐらいの尊大倨傲(きょごう)ですよ、こんな奴ら。

 キリスト教徒のクセして、愛なんてゼロだよ。

時事疑義

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何かおかしくないか

 米国の死人の増加っぷりは、何かおかしくないだろうか。本日(令和2年(2020)5月8日(金))現在、7万5千5百43人という常軌を逸した人命が失われているというのだが……。

 自由な国である代償か、もともとよくわからない死人が多い国柄なのだが、そういう死人を新型コロナウイルスのせいにして誤魔化しているのではないか?

なりふり構ってないよな、もはや。

 いや、敵を求めたいのはわかるが、真珠湾ってのは違うだろ。アレはむしろ、米国のほうが馬鹿だったから招き寄せた結果だぜ?

 もしも日本か、その他の誰かから「広島・長崎へ原爆を投下したことの報いが微生物禍となって米国を襲っているのだ」(など)と言われたとして、お前ら米国は気分がいいか?よくないだろ。

 だったら真珠湾なんか引き合いに出すような言い方をやめろ。戦争野郎め。

腹が(よじ)れるよ

 いやもう、馬鹿馬鹿しくって阿呆らしくって。

 こんなことにゼニカネ注ぎ込んで、愚かなことだなあ、と思う。まあ、馬鹿は他にも大勢いるから、この人たちばかり責めるわけにもいくまい。

 パチ玉がそのまま煮るか焼くかでもして食えるようになるとかすれば、生活必需ということになる気もするが、あんなもの、煮たって焼いたって食えるものではない。結局は、やくざ者や北朝鮮~韓国への送金にしかならんのだからなあ……。

だいぶ前の記事だが

 良い記事だ。多分、山林でも河川でも農地でも、似たような環境維持が行われているのであろう。

時事訥々(とつとつ)

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ウイルスはウイルスでも

 新型コロナウイルスの蔓延による在宅ワークの急増で、管理されざる私物PC、つまり限りなくシャドウITに近いBYODと、そこからの通信トラフィックが増加していると思われる。

 悪人は何でも使う。これを見込んで、コンピュータ・ウイルス、マルウェア、ハッキングが横行するだろう。

 テレワークをやれと言われるのは必ずしもIT強者だけとは限らぬ。よくわからないまま、変なURLにアクセスしてしまったり、よく確かめないまま慌ててビデオチャットシステムと思い込んで変なソフトをインストールしてしまったり、また外出自粛の一方でAmazonなど通信販売を多用した結果、ついAmazonを(かた)るフィッシング・メールを踏んでしまったりするかもしれない。また、企業や官庁で枢要な地位にある者は、会社や庁舎でよりも、自宅での方がいわゆる「APT攻撃」(Advanced Persistent Threat)に()うリスクは増大すると思われる。

 私も気を緩めず、自宅のコンピュータ・セキュリティを一新する所存である。それもあって、先日のようなドタバタもあったのだ。

やっぱりアホなんだよ、この人たち

 そりゃまあ、5万人もの人が亡くなり、これは朝鮮戦争の戦死者の数をゆうに超えるというのだから、(わら)をも(すが)る気持ちになるのはわかる。しかし、消毒薬なんか飲んだり()ったりしていいわきゃネェだろ。

 米国人ってのは冗談好きで人のいい(ほが)らかな国民性だと思っていたが、もはや冗談もわからんのか、冗談も。

Torbjörn(トービヨルン) Åhman(オーマン)

 この人、本当にいい感じなんだよねえ……。ところどころ挿入される、北欧スウェーデンの長閑(のどか)で美しい自然や行事の様子も素晴らしい。

 スウェーデンは相当新型コロナウイルスの被害が著しいと聞く。どうか無事であってほしいものである。

Black Beard Projects

 この人もまた、なんだかマニアックなものを作っている。面白い。

時事哀挙

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岡江久美子氏死去

 俳優の岡江久美子氏が時も時、新型コロナウイルスで亡くなったという。

 私などが子供の頃から、NHKの「連想ゲーム」の回答者として活躍していたことが印象に残る。当時、紅組に岡江久美子氏、白組に大和田獏氏が出ていたことも懐かしい。後に大和田氏と岡江氏は結婚したのであった。

 祈冥福(めいふくをいのる)

覚悟を決めて生き、死なねばならぬ

 私も未練を残すまい。

 私はいまや、各種保険に十分に加入しておいてよかったと思うし、およそ40年もの間ただのひと月も欠かさず年金を払い続けてきて本当に良かったと思う。もし仮に新型コロナウイルスに感染して来週死んだとしても、今後遺族が十分に食っていけるだけのお金は残るし、遺族年金も出る。

 過密・密集・密接・密室・密談・密着・内密・秘密、……などと、3密どころか蜂蜜(ハチミツ)ならぬ8密(ハチミツ)、否、八十(やそ)密と言っても過言でない東京などという馬鹿げた(うんこ)のような街へ何十年と通勤し続けていて、それでもし心ならずも新型コロナウイルスに感染して死んだとして、これは命運と言うほか、なにものでもなかろう。

 願わくば、私の死後、家族と親戚一同が、いつまでもグズグズ悩んだり悲しんだりせず、早々に私のことなど忘れ去り、「嫌な奴が死んで本当によかった」とでも言って、清々(せいせい)、晴れ晴れとしてくれればよいのだが。

時事漫(すい)

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筋金入り

 右のようなニュースがあり、ほう、さすが、と驚いた。

 御歳(おんとし)99歳とある。これは間違いなく第2次世界大戦の生き残りの老兵だなと思い、検索してみるとまさしくその通りであった。

 2等兵からの叩き上げ帝国陸軍大尉(Imperial Army Captain)、印・緬方面で日本軍相手に死闘し、復員している。筋金入りの大尉だ。そりゃあ、根性が違う、根性が。

関東は嵐

 窓外に風雨が吹きすさんでいる。

 私の住まいあたりでは、昼から雷雨の予報すら出ている。

 コロナウイルスも洗い流してくれないものだろうか。

今こんなこと(あげつら)っても

 しかし、ねえ……どうなんだろ。アメリカにもいろいろと言い分はあるんだろうけれども、たった1週間で死者が1万5千人も積みあがって、今や累計3万5千人にも(のぼ)る膨大な死者を出しているアメリカが、「今やること」ではないように思う。犯人捜しをして国民の怒りの矛先をどこかへうっちゃってしまおうとしているように見える。

コロ対でうまくいってる国の首相は皆女性

 なるほど、台湾・蔡英文、ドイツ・メルケル、ニュージーランド・アーダーン、フィンランド・マリン、……新型コロナウイルス対策がまずまず上出来な国の統領、宰相は、皆女性である。

 頑固な爺ィが仕切ってる国は、軒並み全部、ダメだ。アメリカ、中国、イギリス、フランス、イタリア、スペイン。特にアメリカなんて頑固爺の代表みたいな人物が大統領だし、イギリスなんて、首相自身が死にかかったんだから。

 ……日本もことによると、ことによるぜ……。

麻生さんも総理の時は馬鹿だのなんだのと襤褸(ボロ)(クソ)に言われたモンだったが、蓮舫も大概(笑)

 蓮舫。……まったく、こ奴も、向こうを張って引けを取らぬ阿呆(アホウ)よの。だって、国債は国の債務、つまり、「国民が貸してる金」で、「国民が借りてる金」では全然ないわけだからさ。

 しかし、まあ、野党とは言え、特別職国家公務員たる国会議員・蓮舫も、一般の人から見れば政府側の人間だから、そうすると、「アタシの借金」という意味で「国民の借金」と言ったのだとすれば、まあ、そんなにもハズれてはいない……いや、いやいや、違う違う。ハズれてる。ウン。

時事雑片

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この驚くべき後進性。欧米白人如き。

 土人、ですかな。家の中でも土足だしねえ。

 欧米白人は、今後も永久に「マスクは嫌だ」という生理的嫌悪感に固執して、バタバタと死に続けることだろう。気の毒だが、それは世界の平和のためになるとも言える。

米国人と言うのは、馬鹿なのかね

 米国では新型コロナウイルスが猖獗(しょうけつ)(きわ)め、既に1万6千人を超える人々が亡くなったという。感染者数ではなく、亡くなった人の数であるから、その恐ろしさは日本人が彼らをせせら笑っておれる(てい)のものではないと言わざるを得ない。深甚に失われた人命を哀悼したい。

 しかし、そのような国難の中、米国人たちは日本人に想像もできないことを突き進めようとしている。大統領選挙だ。

 これが日本だったら、選挙を先送りにするとか、さまざまな措置が講じられたことと思う。しかし、大国にしては動きの敏捷な米国政府も、大統領選の予定だけは止められないとは、なんとも憫笑すべき後進性ではないか。日本で喩えると、この「緊急事態宣言」の最中(さなか)に「内閣総辞職・衆参同時選」を敢行するようなものだ。ありえないだろう。

 人を死なせて「間接選挙制の皇帝を選ぶ」。まるで理解しがたい、アホな国情である。選挙がなけりゃ自動的に変なデブが選ばれる北朝鮮の方がまだマシなのではないか?。

しかし、アホというと日本人もアホの見本市である。

 さいたま市岩槻区表慈恩寺、無職、橋本佳朋容疑者(54)。

 本当に知能の低い奴はやり切れぬ。マスクがないなら自分で工夫して作るなりなんなり出来ぬものなのか。(よわい)五十、天命(てんめい)も過ぎた男が人騒がせな。

 真面目に働いて金を貯め、それを学費にして幼稚園から通いなおすがよかろう。

大林宣彦氏死去

 「時をかける少女」「ねらわれた学園」など、懐かしい。祈冥福(めいふくをいのる)

時事放挙

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ウイルスと三密

 「三密」だそうな。

 私如き古風には、「三密」というと大乗仏教に曰く、「身密、口(く)密、意密」、つまり「身口意(しんくい)」三乗のゆかしい言葉である。聖なる言葉であって、それを(けが)れた微生物禍に軽々しく使ってほしくはないものだが、この時勢、仕方もあるまい。

 今思うに、読経前の「十善戒」、すなわち

弟子某甲(それがし) 盡未来際(じんみらいさい) 不殺生(ふせっしょう) 不偸盗(ふちゅうとう) 不邪淫(ふじゃいん) 不妄語(ふもうご) 不綺語(ふきご) 不悪口(ふあっく) 不両舌(ふりょうぜつ) 不慳貪(ふけんどん) 不瞋恚(ふしんに) 不邪見(ふじゃけん)

……というのは、まさしく(しん)()()の三密加持と同じことを言っていたなあ。

もう、飽きるどころかコレ一色

 ほんと、一度、コロナの話、「もう飽きた」とか書いてしまいましたが、スミマセン。飽きません。それどころじゃないッス。私が悪かったです。

「仏」ですか「死」ですか

 「仏の死者」の「仏」ってところは、言うまでもないが(フランス)なのである。……なのであるが、なんだか「仏」「死」っていう漢字にゾクゾク来てしまう私なのであった。

 「仏」で「死」ですよアナタ。……こ、怖いッ。

そんな折にもゼニカネ

 まあ、いいんですけど、それにしてもアンタら、本当にゼニカネ好きだよな。

 人が死んでて、それでいて株価は二番底も打たずたずに反発。……あきれるよ。

時事漫覧

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そりゃまあ、今時(いまどき)煙草(たばこ)()みなんざ、感度の低い証拠だよ

 ま、私なんざ、1日100本のヘヴィ・スモーカーだったのを、20年ほど前、即日キッパリと()めたがね。

 エラそうに上から目線で言わせてもらえば、ま、止めた方がいいよ、煙草なんざ。

 しかし、煙草(たばこ)()みに「煙草なんか止めた方がいいよ」なんぞと(すす)めるのは、下策である。そんなことを勧めても、意地になって余計に吸うだけだ。今の時勢に煙草を吸っているような奴は一種の病気にかかっているからこそ吸い続けているのであり、周囲の言葉如きではどんなことがあっても絶対に止めることはない。だから、愛のない無関心、憫笑(びんしょう)を含んだ放置プレイ、(あわれ)みによる寛容をもって、全くの知らんふりをしておいてやるのが良い。

 もっといいのは、

「もっと吸え、どんどん吸え、俺は気にはならん、吸いたいだけ腹いっぱい吸え、肛門(ケツメド)から煙が出るまで吸え。副流煙?さあ、知らんな。お前の女房子供もいいって言ってンだろ?お前の家族の体のことまで俺は知らんよ」

……と言ってやることだ。煙草服みにこんなことを言うとさすがに怒り出すだろうが、やがてしんどくなってきて自分で()めるか、さにあらずんば家族や周囲に迷惑をかけて死ぬかだ。

 当節流行「電子煙草」これに同じ。

 ただ、他人だからこう言うだけだ。自分の家族だと、また違った対応だろう。煙草服みの亭主を持った身重の妻は煙草を止めなければ離婚だと言いもするだろうし、身重で煙草服みの妻を持った亭主はやはり煙草を止めろと妻に懇願するだろう。それはケース・バイ・ケースである。

 完全に煙草をやめ、自由になったヘヴィ・スモーカーは、煙草服みを上記のように見ているんだということを知るとよい。

言ってるそばから、いたんだ、こんな奴(笑)

 あ~あ~、「今年のエイプリル・フールは、洒落(シャレ)になんないジョークはやめておこうね」って、世界中で言ってんのに、感度の低いニィチャンだなあ。

酒か消毒か

 ははァ、これはなかなか理に(かな)っている。

 水や果汁、ソーダで割って飲んでもよいし、消毒に使ってもよいわけである。消毒用のアルコールは時として毒性のあるメタノールが混じっていたり、あるいは消毒性能を高めるための添加剤が入っていたりするから飲用は不可であるが、逆に飲用のアルコールは消毒にも使えるわけである。

コリンファーズ

 このオッサン、ホンマにオモロい。

戦時て、こりゃ、強烈じゃな
英国、皇太子だけでなく総理大臣もか
ついにここまで来た

 現政権には何かと批判があるが、私は男・安倍晋三、不退転の決意で頑張れ!!……と励ましたい。

 ゴチャゴチャ文句だけ言う奴ァ、できるもんならお前が内閣総理大臣を安倍晋三の代わりにやってみろ、と言いたい。どうせ、できはせん。

 政府の動きが遅いなどと言う向きもあるようだが、それなら、なぜ先日までの国会・衆参両予算委員会で、「森友」だの「桜を見る会」だの、あんな噴飯物の議題を蒸し返したんかね。その時、野党は新コロや国民の健康に関する質問を徹底的にすべきじゃなかったんかね。あんな馬鹿な審議で時間を潰していたからこんなことになったのと違うんかい。

この時勢に、アホだの~……

 まあ、研修医と言うから、20代の若い人たちなんだろうけれども、なんというか、想像するに「俺らは大丈夫」「私たちは関係ない」みたいな、根拠のない確信みたいなのがあったんだろうねえ。

米国人など子供同然

 ハハ、笑った。

 米国人も、嘘つきというよりは、嘘つきに近い軽率者、粗忽(そこつ)者が多いんだろうなあ。よく言えば大ざっぱで人が好いが、悪く言えば国民が成熟しておらず、幼稚である。

 日本人が40歳の大人だとすれば、米国人など8歳くらいの男子程度だろう。

 ……やった、言ってやった。ザマを見ろい。

緊急事態宣言

 まあ、そりゃそうだろ。以てよしとすべし。

(だしな)みとCOVID-19異説

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 誰が言ったのかは知らないが、「27℃くらいのぬるま湯を飲めばコロナウイルスは死ぬ」なぞという駄法螺(だぼら)があり、Twitterなどで拡散されていた。

 科学的に考えて、27℃なぞという温度は体温より低い温度であり、27℃でウイルスが死ぬなら人間の体に触れた途端ウイルスも体温で死滅する理屈だから、こんなことでウイルスが死滅するなら今般の恐慌や緊急事態宣言などありうべくもなく、さすがにぬるま湯が効くなんぞというのは荒唐無稽なガセネタに過ぎなかった。

 しかし、「外から帰ったら上着にアイロンをあてて身(だしな)みを整える」というのは、どうやらコロナウイルス感染予防に有効であるようだ。アイロンは低温でも80度ほど、高温だと200度近くにもなる。科学的に考えて、あながち無効でもないだろう。

 ただ、毛織や絹、繻子織(サテン)など、高温に弱い上等の布はダメだ。100度前後では、相当長時間アイロンがけをしないと、ウイルスは死なないだろう。綿・木綿・ビニロン混紡など、高温でのアイロンがけが可能な「単衣(ひとえ)の厚地」を通勤時にも着ている私のような貧乏人でなければ、アイロンによる衣服の消毒は難しい。

 ふふ、つまり、これで金持ちに勝った。

時事瞥見(べっけん)

投稿日:

 ニュースは「新コロ一色」となった。

志村けん氏死去

 なんと、事態はついにここまで来た。

 もはや現実離れし、急にはニュース内容を呑み込めない気もする。テレビでは追悼番組と称してあけすけに昔の「8時だヨ」や「バカ殿」を放映しており、さながら釣瓶(つるべ)打ちのはしたなさである。

 懐かしいお笑いスター。昭和の残照がまたひとつ消えた。寂寥(せきりょう)祈冥福(めいふくをいのる)

ほほ~、変節したね

 米国人と言うのは、ほんと、コロコロと。……コロナだけに、と言って洒落(シャレ)にもならぬ。

 この前まで「マスクなんて意味がねェ!」みたいなこと言ってなかったっけ。まあ、日本人からはなかなかわかりづらい衛生意識ですな。もっとはっきり言えば不潔だ。

 こんなニュースもある。

 ところで、「ウイルスの大きさとマスクの目の細かさ」を問題にする向きがある。私は専門家ではなく、また私見であるが、科学的・物理的な事実から言って、そんなことを問題にするのはナンセンスである。

 と言うのは、次のような事実があるからだ。

 新型コロナウイルスを完全に濾過(ろか)するためには、このウイルスの大きさが0.1ミクロン(100ナノメートル=1万分の1ミリメートル)であることから、マスクの目も0.1ミクロン未満である必要がある。

 そして、完全に濾過材を通過した空気しか体内に入らないようにするには、例えば顔全体をゴムのようなもので覆い、鼻や口の部分が完全に濾過材部分のみと通行するようにしなければならない。要するに、軍用の「防毒マスク」のような構造にしなければ意味がない。

 実際に生物兵器に対応した軍用の防毒マスクを着用して見ると(わか)るが、これを()けて呼吸するには、胸郭(きょうかく)や腹筋に相当な力を入れて横隔膜(おうかくまく)を動かす必要がある。力を入れて呼吸しないと、空気が入ってこない。こういう性能の濾過材だと、ウイルスどころか空気の通行すら制限されてしまうのだ。着けたまま1キロほども疾走すると、体力のない人などは呼吸困難による酸欠で昏倒する場合もある。

 完全にウイルスを濾過できるような目の細かさを持った濾過材だと、そういうことになってしまうのである。

 黄熱病の研究に挺身した英世野口清作の伝記を読んで見て貰いたい。その昔、研究者たちは黄熱病の原因を突き止めるため、病原が含まれているとおぼしい液体を片っ(ぱし)から濾過(ろか)器に通し、何度も検討・検証した。しかし、黄熱病の病原は分離できなかった。何故(なぜ)なら黄熱病の病原は細菌ではなくウイルスだったからである。細菌を濾過し分離・特定するのには、「素焼き」の濾過器を使う。植木鉢などを思い浮かべて貰えばよい。細菌の大きさは1ミクロンほどだ。つまりウイルスの10倍である。素焼きの濾過器の目は1ミクロン未満であるが、0.1ミクロン未満まではいかない。つまり、当時の素焼きの濾過器ではウイルスを分離・検出することはできなかった。こうしたこともあって、あわれ野口英世は、黄熱病の病原を発見するどころか、黄熱病ウイルスに(むしば)まれて没してしまったことは歴史上の事実として記憶されている。

 素焼きの盃や鉢にぴったり口をつけて空気を吸い込むことができるかどうか、イメージすればいろいろと納得できるだろう。ウイルスの10倍の直径を持つ細菌を()すことのできるものから空気を吸おうとしても、それが至難であることは知れ切った理屈である。ましてウイルスをや。

 逆に言うと、不織布でせいぜい鼻や口の周りを覆うだけのマスクに0.1ミクロンの細かさを要求すると、吸気のための抵抗が大きすぎ、マスクの目からはほとんど空気など通行できない。ではどこから空気が入ってくるのかと言うと、鼻や目やあごの下に空いた隙間から入ってくるのである。実際、そうした「性能の高さ」を売り物にするマスクを入手し、普通にこれを着け、両手の親指と人差し指で輪を作り、マスクの上から鼻や口の周りをその指の輪でしっかりと押さえつけ、マスクを通った空気のみを吸って見るがよい。(なさけ)()(かな)、多分、息苦しくて5分ももたないだろう。

 だから、ウイルスの濾過云々(うんぬん)だけを取り上げてマスクの効能を論じること自体、まるで意味がない。

 (しわぶき)や咳のための(たん)(つば)鼻水(はなみず)鼻糞(はなくそ)等体液や汚物の飛沫(ひまつ)を直接まき散らさない、あるいは直接浴びない、また吸気の乾燥を防ぎ保湿することにより炎症をやわらげる、そういった効果こそがマスクの効能であって、それは上のように少し考え、実体験を積んでおればわかることだ。そして、われわれマスク好きの日本人には従来からわかりきったことであった。