時事放挙

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ウイルスと三密

 「三密」だそうな。

 私如き古風には、「三密」というと大乗仏教に曰く、「身密、口(く)密、意密」、つまり「身口意(しんくい)」三乗のゆかしい言葉である。聖なる言葉であって、それを(けが)れた微生物禍に軽々しく使ってほしくはないものだが、この時勢、仕方もあるまい。

 今思うに、読経前の「十善戒」、すなわち

弟子某甲(それがし) 盡未来際(じんみらいさい) 不殺生(ふせっしょう) 不偸盗(ふちゅうとう) 不邪淫(ふじゃいん) 不妄語(ふもうご) 不綺語(ふきご) 不悪口(ふあっく) 不両舌(ふりょうぜつ) 不慳貪(ふけんどん) 不瞋恚(ふしんに) 不邪見(ふじゃけん)

……というのは、まさしく(しん)()()の三密加持と同じことを言っていたなあ。

もう、飽きるどころかコレ一色

 ほんと、一度、コロナの話、「もう飽きた」とか書いてしまいましたが、スミマセン。飽きません。それどころじゃないッス。私が悪かったです。

「仏」ですか「死」ですか

 「仏の死者」の「仏」ってところは、言うまでもないが(フランス)なのである。……なのであるが、なんだか「仏」「死」っていう漢字にゾクゾク来てしまう私なのであった。

 「仏」で「死」ですよアナタ。……こ、怖いッ。

そんな折にもゼニカネ

 まあ、いいんですけど、それにしてもアンタら、本当にゼニカネ好きだよな。

 人が死んでて、それでいて株価は二番底も打たずたずに反発。……あきれるよ。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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