「俳句ポスト365」令和4年(2022)4月20日週の兼題「薔薇」で、中級者以上の部「並選」でした。
月: 2022年6月
テーマ詠「記念日」
水貝の馳走や叙勲たゞ一人
妻はこの季に生まれけり緑さす
夜釣
定年の日は目高ゐる庭の
今回のお題は、テーマ「記念日」です。
私事ですが、二日前が俳句一周年記念日でしたので。
どんな記念日でもいいので、
自分なりの何か記念となる日をテーマに、句にしてみてください。
誕生日、初デート、喧嘩した日、結婚記念日や何かをはじめた日もしくは辞めた日……季節自由です
— 村瀬っち⭐️ (@HOBTxW9oCPClU6J) June 25, 2022
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
テーマ詠「アイドル」
握手
とりどりの音
帽深く見覚えの
先日BTSが活動休止を発表しました。
そこで今回のじたばた句会のお題は
「アイドル」
聖子ちゃんキョンキョンからモー娘。AKB、〇〇坂などアイドルを写生しても良し、カラオケやモノマネ、日常のアイドルに関するネタに発想飛ばしても良し。
それではレッツDynamite!#jtbt— 企鵝 (@akipingg2) June 18, 2022
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
今週のさえずり季題
さえずり季題【602】は「梅雨闇」です。傍題「五月闇」「夏闇」とも呼ばれていて、梅雨時の鬱蒼とした暗さを表した季題ですが、今の時代の閉塞性を如実に表した言葉でもあります。さえずり派の皆様の自由な着想で高吟されてください。「すぐキレる奴ら梅雨闇に眼鼻」(金子兜太)
— M*A*S*H「野生の思考を紐解きながら、外星人としての生きざまを模索したい。」 (@kumakakiya) June 17, 2022
一字詠「傘」
それ〴〵に骨張る傘と
軒深く
ぶつ〴〵と文句の傘や夏芝居
傘の咲く
本日6月11日は、「傘の日」。
ということで、今回のお題は漢字一字「傘」の詠みこみ
です。季節は自由です。それでは、レッツじたばた! #jtbt
— いかちゃん (@okapie1018) June 11, 2022
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
フルワイヤレスイヤホンの値段がこなれてきたから買ってみた
前からフルワイヤレスイヤホン/ヘッドセットがいいなあと思っていたのだが、3~4万円程度と高く、手をつかねていた。AppleやGoogleのものは高価で、楽しみごとのために払うにはちょっと二の足を踏む。
だが、この1~2年ほどで値段がこなれてきて、相当良い品質のものでも1万円以下で手に入るようになった。
Victor/KENWOODブランドのものが9千円強程度で売られているので、買ってみた。
表面へのタップによって様々な操作をするようにできており、これが意外に複雑なタップを要求し、なかなか覚えられないが、まあ、だいたい使えるようになった。
これまで使用していたBluetoothレシーバーはイヤホンのコードがブラブラし、これが風切り音や体に触れる音を発して不快だったが、フルワイヤレスイヤホンにはそれがまったくない。実に快適である。
今週のさえずり季題
さえずり季題【601】は「青梅」です。まだ熟しきってない梅の実。梅は梅雨のころ、梅酢や梅酒、煮梅などを作る青梅の実を結びます。梅干しにはやや若い実ですね。「簾外のぬれ青梅や梅雨あかり 」( 飯田蛇笏)
— Seren (@Seren_kei) June 11, 2022
読書
引き続き平凡社の60年前の古書、世界教養全集を読んでいる。第22巻の最後、「アルプス登攀記 Scrambles Amongst the Alps」(E・ウィンパー Edward Whymper 著・石一郎訳)を帰りの通勤電車の中で読み終わった。たまの気晴らしで「THライナー」の座席指定券を買い、ゆっくり座って読み終わることができた。
本書は、ヨーロッパ・アルプスに於けるアルピニズム黎明期の第一人者、ウィンパーその人が記した名著である。
著者は職業的登山家ではなく、本職は画家であるが、かのマッターホルン初登頂をはじめとして数々の輝かしい登山歴を誇る。厳しい山岳記を想像して読みはじめたらこれが思いの
さすがは画家だけあって、本書の挿絵は著者本人の手になるものであるが、人物画などは実に精緻に描かれていて美しい。山の絵もつぼを得ていて、見やすい。
なお、この第22巻の解説は、一書ごとではなく、巻末に4書まとめてつけられており、その筆はかの「日本百名山」の深田久弥によるものである。
次
次は第23巻に進む。第23巻は「シルク・ロード The Silk road」(S.ヘディン Sven Hedin 著・長尾宏也訳)・「ベーリングの大探検 Vitus Berings eventyrlige opdagerfærd」(S.ワクセル Sven Waxell 著・平林広人訳)・「暗黒大陸 Through the Dark Continent」(H.M.スタンレー Henry Morton Stanley 著・宮西豊逸訳)の3書である。
この巻は「探検の巻」ということになるのだろうか。
テーマ写真詠「神橋」
今週のさえずり季題
さえずり季題【600】は「冷索麺」です。600回記念なのでもっと大きな季語と思ったのですが、夏の定番料理で。冷素麺、冷麺、索麺流しなどでも。喉越しのよい美味しそうな句をお待ちしております。冷索麺懐しき人皆透ける(川崎展宏) #saezuriha_odai #saezuriha
— yamanobe (@donsige) June 4, 2022