ロード・オブ・ザ・リング~指輪物語

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 映画「ロード・オブ・ザ・リング」、第一作から「二つの塔」「王の帰還」までの3作、全部で9時間近くあるが、正月休みを使って全部見た。とても楽しかった。

 特に、第一作の最後から「二つの塔」の冒頭にかけて、魔法使いの賢老(イスタリ)・ガンダルフが地底に墜落しつつ死力を尽くして魔炎竜を(ほふ)るシーンにゾクゾクした。

 できれば、20年前の封切時に見たかったと思う。当時は子供が小さかったので、大人向けの映画を見ている余裕はなかった。

 今流行しているファンタジーものの下敷きは、全部このトールキンの手になる原作「指輪物語」にあるということもよくわかった。最近凝っている漫画とアニメ「葬送のフリーレン」で、魔法使いが魔法の杖を構えるポーズなんか、そのまんまロード・オブ・ザ・リングの登場人物、イスタリのガンダルフが魔法を放つところと一緒である。

 原作の翻訳は、評論社文庫から出ているようで、全10巻だ。そのうち読んでみたいと思う。

幸せ男

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幸せな男

 私は、自分が幸せな男なのではないかと思う。否、正確な表現ではない。自分が幸せだと思いやすい傾向をもった男なのではなかろうか、……こう表現すると正確かもしれない。

 と、言うのも……。

自衛隊の就職援護

 私は先月、9月30日の金曜日に、陸上自衛隊を定年で辞めた。ちょうど “幸せ男” の続きを読む

Amazonのアソシエイトアカウントが削除されてしまった。

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 このブログにはこれまで、読書などするとその本への画像リンクを、Amazonのアソシエイト・リンクで貼ってあった。

 ところが、先月、突如このアソシエイトのアカウントが削除されてしまった。

 理由もさっぱりわからないし、説明も杜撰で、何が言いたいのかわからない。もう一度新しくアカウントを取得してみたが、これもすぐに消された。

 来たメールには「お前のサイトからAmazonへのリンクをすぐに全部消せ」という意味のことが書かれている。

 しかし、このブログは10年以上も書いていて、Amazonのアソシエイト・リンクは1,000件近く貼ってあり、容易なことでは削除できない。

 しかたなく、Amazonのアソシエイト・リンクを機械的に別のリンクに置き換えるプログラムをPHPで書き、それに置き換えた。商品名などが出ないのでつまらなくなったが、やむを得ない。

カシオの電子辞書「EX-word XD-Z6500」を買う

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 カシオの電子辞書「EX-word XD-Z6500」を買った。3年半前の製品で、既に製造が中止された型落ち品だ。中古ではないが、旧モデルだから安くなっており、1万9千8百円であった。

 なんでそんなものを買ったのかというと、「角川俳句大歳時記」を手元に置きたくなったからである。

 私は普段、俳句を詠むのには、若い頃から愛用していた平凡社の歳時記と、10年くらい前に買った角川の合本歳時記第4版、同じものの文庫版、その他小さい季寄せの類を使っている。

 ちょっと難しい “カシオの電子辞書「EX-word XD-Z6500」を買う” の続きを読む

ターンバックルのネジはなぜウィッテ(W)規格ばっかりなのか

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 私は頭の鉢が意外に大きく、吊るし売りの帽子のサイズは大抵合わない。そのことでモヤモヤしていたところ、先日「ハットストレッチャ」という便利な器具を見つけ、愛用の帽子のサイズを自分の頭の鉢に合わせることができるようになったのは先日書いたとおりだ。実に気に入り、帽子もハットストレッチャも愛用していた。

 だが、後日談である。

 ハットストレッチャで引き延ばした帽子は、毎日被っていると汗などの浸潤と乾燥が交互に繰り返されるせいか、しばらくするとまた縮んでくるのである。それで、何日かに一回、帽子に霧など吹いて、また引き延ばし直すのである。

 それはそれでうまくいっていたのだが、毎回 “ターンバックルのネジはなぜウィッテ(W)規格ばっかりなのか” の続きを読む

切立(きったて)

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 以前から、円筒状の、真っ直ぐなマグカップで、大きさは ⌀7cm×T8cmくらいで、容量は200~250ccくらいの小さめのもの、そして何より、「無地の白」のものが欲しいと思っているのだが、これが店頭にはなかなかない。

 趣味の合わない絵柄が入ったものは結構あるのだが、「無地の白」がないのだ。

 こういう時は迷わず「Amazon」だろう、と思い、探してみると左のリンクのようにあることはある。

 ただ、Amazon Prime ではなく、マーケット・プレイスのほうの出品なので、値段は納得感はあるが、送料の\695は如何(いか)にも高く、パッと買おうという気にはならない。

 これが、350ccくらいの、少し大きいものならば Prime にあるのだ。右のリンクがそれだ。

 だが、350ccもの大きさは、ちょっと私には大き過ぎるのである。

 実は、コーヒーは、私は一度に500ccほどは飲んでしまう。カフェイン中毒だからである。だが、この量を大きいマグでまかなうと、飲んでいるうちに最後のほうがぬるくなり、コーヒーが不味(まず)くなってしまうのだ。それで、200ccくらいのマグで2杯飲むと、2杯目に再び熱いのが飲めるので、美味しいのである。

 「無印良品」あたりにないかな、と足を運んでみたが、ない。

 そんなことをしているうちに知ったのだが、この「真っ直ぐな円筒状」の陶磁器のデザインのことを、標記「切立(きったて)」と言うそうな。陶磁器業界の用語であるように思われる。

 どこかに安く置いてないものかしらん、「白・切立・200ccくらいのコーヒーマグ」。

迂闊

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 このブログのアクセスログを見ていると、見に来る方の中に、「唄入り観音経」の検索キーワードで行き当たったらしい方が多少おられることがわかる。

 唄入り観音経というと名人・三門博の一世一代の浪曲だ。戦前から戦後にかけての大ヒットである。

 主人公は「()(ねずみ)吉五郎」という盗賊だ。

 ところが私は、この木鼠吉五郎というのは、三門博の創作の、架空の盗賊であるとばかり思っていた。しかし、どうやらそうではないらしく、少なくともモデルとなった実在の木鼠吉五郎というのがいたらしい。

 上のWikipediaの記事を見て驚いた。

 というのも、唄入り観音経とは全く別の分野のこととして、私は岡本綺堂の「拷問の話」という本を読み、江戸時代の拷問が実はそうそう行われるものではなく、老中の許可などを必要とする実に煩雑な司法手続きであった、ということを知ったのであるが、その「拷問の話」に取り上げられているのが「播州無宿・吉五郎」とのみ記された盗賊であった。

 「唄入り観音経」の主人公木鼠吉五郎と、「拷問の話」の盗賊・播州無宿の吉五郎とは、私の頭の中では全く別物になっていて、一致していなかった。

 ところがどうやら、Wikipediaの記事と岡本綺堂の作品を読み合わせれば、これはモデルとしては同じ人物であることは明白だ。私としたことが、これは迂闊であった。20年以上もの間、このことを知らずにいた。

 しかし、いずれにせよ、唄入り観音経の中では改心して得度し、仏道に精進する吉五郎も、実際には太々(ふてぶて)しく27回もの拷問に耐えて同囚の尊崇すら集め、刑死後に名を遺した吉五郎も、どちらも大変な人物であることに違いはない。

「Manhattan Portage」の定番メッセンジャー・バッグ

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 今通勤などに使っているメッセンジャー・バッグは中国製の「アネロ」というブランドの安いものだ。シンプルで気に入ってはいるのだが、A4の大きさのファイルなどを入れるには、入ることは入るのだが、少し小さい。弁当持ちで通勤しているので、弁当箱を入れ、通勤中に読む本とノート、筆記具などを入れるともうパンパンだ。日曜日などに出かけるとき、デジカメにPC、モバイルバッテリーなど入れると、もう、ぎゅうぎゅう詰めである。

 それで、()()ねもう少し大きいものが欲しいな、と思っていた。

 街中でも提げている人をよく見かける「Manhattan Portage」の定番メッセンジャー・バッグ「MP1606VJR」がちょうどいい大きさなのだが、11,000円と、少々高い。

 だいぶ迷ったが、Amazonで「エイヤッ」と買った。

 チャック付きのつつましいポケットが一つある以外は、余計なポケットなど何もついておらず、内部にただただ大きな空間が「不便だったら別のインナーバッグでも使え」とでも言いたげに設けられているという、シンプルそのものの作りだ。野太い肩掛けベルトは頑丈一点張りで、「嫌なら切って使えよ」とでも言わぬばかりにこれでもかと余長があり、武骨な金属製バックルで留めてある。純正の「コーデュラ・ナイロン」でできていて、数十年使っても擦り切れそうもない。説明書には「むしろ、衣服などの方を毛羽立たせるかもしれませんから、お気を付けを」というような意味のことが書かれている。

 気に入った。

 防水スプレーを用いた方が良い、と説明書に書かれていたので、手持ちのスプレーを十分に振りかけた。

家の周囲の手入れ

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 玄関先が雑草だらけになった。雨も降るので、草が伸びるのは仕方もない。

 防草シートを買い込み、施工することにした。Amazonでポチ。

 雑草を全部抜き、表面の砂利と土を5センチほど()き取る。ついでに庭の雑草も全部抜く。

 玄関前の土混じりの砂利を(ふるい)にかけて砂利と土を()り分ける。

 土を鋤き取ったところへ除草剤を撒く。ここで園芸を楽しむつもりもないから、まずこれでよい。

 砂利を水で洗っているところへ、Amazonで注文した防草シートが届く。適当に切って敷き込む。

 洗った砂利を防草シートを敷いた上へ()いて作業終わり。

 こうして書くとまるであっという間の作業に見えるが、実際は丸一日かかってしまった。(かが)み込んで働き続けたので、腰が痛くなった。

自分のPCのSSD換装と、妻のPCへのWindows10インストール

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 自分のPCのHDDの速度が気に入らなくなってきた。それと同時に、容量(1TB)も、足りなくなってきた。YouTube動画など増産したからである。

 他方、妻のPCをWindows Vistaのまま長年放置してきている。とうにサポート期間も終了し、最早(もはや)セキュリティがどうとか言い得る状態ではない。恥ずかしいことだが、「ITストラテジスト」の資格を持つこの私、職場では大いに専門性を発揮して口を(のり)しているが、自宅のPCとなると「家でまで仕事みたいな真似をしたくない」というような気分が働いてしまい、どうも何やら、こういう杜撰(ずさん)なことになってしまうのである。

 これでは新型コロナウイルスにやられる前にコンピューター・ウイルスにやられてしまう。意を決し、自分のPCを改良するとともに妻のPCもアップグレードすることにした。

 そこで、秋葉原でWindows10 Home 32BitのDSP版(Delivery Service Partner version)を2TBのSSDと一緒に購入しようと思い立った。廉価なDSP版は、PCの部品と一緒でないと購入できないからだ。そして、OSは妻のPCへインストール、SSDは私のPCへビルトイン、という腹案を立て、去る4.16(木)の夕刻、秋葉原の九十九(ツクモ)電機へ行った。

 新型コロナウイルスの蔓延と緊急事態宣言のため、秋葉原は閑散(かんさん)としていた。ところが、九十九電機のある、中央通りから一本西へ入った「メイドさん通り」では、メイドさんたちがウイルス感染リスクも(モノ)かは、ミニスカートの素足も(あら)わに客引きに励んでいる。

 生きるためとは言え、誠にご苦労なことである。

 九十九電機は()いていた。2階のディスク売り場へ行き、2TBのSSDでDSP版は購入できるか、と聞くと大丈夫だと店員さんは言う。それで「Homeの32Bit版を」と注文すると、(あに)(はか)らんや「今はもう32Bit版はありませんよ」などと店員さんは言うではないか。

 う~ん、こりゃ困った。Amazonで探すか、と何も買わずに帰宅した。新型コロナウイルスで要警戒の東京の市街地からは早々に退散するのがよい。

 Amazonで探すと、どういうわけかDSP版よりもパッケージ版の「USBメモリ」製品のほうが安いことがわかった。2018年版とあるが、なに、インストールしてからアップデートすればよかろう。他にも、「DOS/Vパラダイス」や「九十九電機」の通販サイトも覗いたのだが、「10・Home・32Bit・DSP」は、意外に安くなく、1万7千円だのと言う値段がついていたりした。パッケージ版は\13,280-.である。

 それから、SanDiskの内蔵2.5インチSSD、2TBの「SDSSDH3-2T00-G25」を一つ。

 更についでに、3.5インチベイに取り付けるためのアダプタ金具も一つ。

 これらを注文しておいて、自分のPCの下ごしらえをする。

 現在の環境はHDDが1TBなので、ディスクのフォーマットは「MBR」にしてある。しかし、将来2TB以上の大きなディスクを使用するときのためには、「GPT」フォーマットにする必要がある。ところが、ディスク移行ツールなどを使用する際、「MBRからGPT」、あるいはその逆だと、失敗することがままあるらしい。

 そこで、次の各サイトさんの解説を参考に、現在のディスクをGPTに変換しておくことにした。

 上記サイトさんでも各々述べておられるように、変換には「mbr2gpt.exe」というコマンドラインツールを使う。コツは「ユーザアカウント制御(UAC)」「システムの復元」を無効にし、シェルは「Windows PowerShell」をAdministratorで起動することだ。

PS C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFullos
MBR2GPT: Attempting to validate disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Validation completed successfully
PS C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS

MBR2GPT will now attempt to convert disk 0.
If conversion is successful the disk can only be booted in GPT mode.
These changes cannot be undone!

MBR2GPT: Attempting to convert disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Trying to shrink the OS partition
MBR2GPT: Creating the EFI system partition
MBR2GPT: Installing the new boot files
MBR2GPT: Performing the layout conversion
MBR2GPT: Migrating default boot entry
MBR2GPT: Adding recovery boot entry
MBR2GPT: Fixing drive letter mapping
MBR2GPT: Conversion completed successfully
Call WinReReapir to repair WinRE
MBR2GPT: Failed to update ReAgent.xml, please try to  manually disable and enable WinRE.
MBR2GPT: Before the new system can boot properly you need to switch the firmware to boot to UEFI mode!
PS C:\WINDOWS\system32>

……というようなコマンドライン経過で、2~3分で変換は完了する。その後、忘れずに「ユーザアカウント制御」と「システムの復元」を元に戻す。

 翌日、4.18(土)、USBメモリ版のWindows10とSSDが自宅に届いた。で、SSDを取り付ける前に、一度PCの電源を切り、念のため起動を確かめておこうともう一度電源を入れる。

 ……アレ?

 全然立ち上がらなくなっている。どうも、GPTへの変換に失敗し、ブート領域を壊したらしい。う~ん、参った。ITストラテジストが聞いて笑うワイ(恥)

 インストールメディアで立ち上げだな、こりゃ、……というわけで、もともとWindows8からのオンラインアップグレードでWindows10にしたマシンなので、Windows8のインストールメディアを取り出そうとした。

 ところが、ナイ。見つからない。あっれ~??

 家じゅうひっくり返して探したが、ナイ。土曜日半日つぶして探したが、ナイ。

 どうも、家族か私か、誰かが誤って捨てたようである。

 う~ん、う~ん、アホじゃなかろうか、私。

 ええいままよ、と、妻のPC用に買ったWindows10を、急遽自分のPCへのクリーン・インストール用に使用し、妻のPCのWindows10ライセンスは改めて別のを購入することに決した。

 SSDを取り付け、Windows10のUSBメディアでクリーン・インストールする。USBでのクリーン・インストールは誠に速く、あっという間に終了する。

 元のディスクを取り付け、データを引き上げる。ブート領域が壊れただけなので、大事なデータは全部アクセス可能である。

 元の容量(1TB)の倍(2TB)のSSDを購入したわけなので、元のディスクは丸ごと適当なところにコピーしてしまうことにする。そのままだとアクセス制御がかかっていてコピーできないファイルなどが出てくるから、ディスク丸ごと、所有者を自分に変更し、フルアクセス権限を全部のファイルやフォルダにつける。ディスクのプロパティの「セキュリティ」タブで簡単に操作可能である。システムからいくつかのファイルやフォルダについて拒絶されるが、無視する。

 それから念のため、Explorerで操作すると、何かと失敗も多いから、ここは「robocopy」を使用する。コマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げ、

C:\WINDOWS\system32>cd c:\

c:\>robocopy /e /r:2 /w:0 f:\Users\自分\Documents\ C:\Users\自分\Documents\古い方のディスク
(以下略)

……等とすれば、素晴らしいスピードでコピーが始まり、そもそもコピーが無理なものはいい加減に試行して適当にすっ飛ばしてくれる。

 移行は終了、起動も動作も実に快適になった。素晴らしい速度である。

 それから妻の分のWindows10をAmazonで購入する。4.21(火)にそれが届く。最初に買ったものと同等のものなのだが、\11,260-.と、2千円ほど値段が安くなっており、なんだか悔しいが、気にしないことにする。

 自分のPCから取り外した古いHDDを妻のPCに取り付け、古いWindows Vistaの管理コンソールを使って変なパーティションを全部開放する。それから届いたWindows10をサクッとクリーン・インストールし、OSやWindowsセキュリティを最新版にアップデートする。

 それからアプリを再インストールし、妻と子供たちの古いデータを「robocopy」でディレクトリツリー丸ごと新しいディスクに移行する。

 次女は「SAI」というペイントツールを使用してイラストを数多く描いていたが、これはダウンロード販売のものだ。そのライセンスキーが必要である。古い方のHDDのインストールディレクトリに拡張子「.slc」で「(数字).slc」というファイルがあるが、それがSAIのライセンスキーだ。新たにインストールしなおしたSAIのインストールディレクトリにそのファイルをコピーすれば、これまで通りに使うことができる。

 これらをさっさと済ませ、終了。

 その際、面白いことがあった。妻のPCのCPUは「Celeron」である。Celeronというと古い32ビットCPUのような気がするし、実際発売日は平成20年(2008)の4月、つまり今から12年前で、もはや骨董(こっとう)とも言えるレベルである。作動させていたOSも「Windows Vista」で、32bitであった。

 DSP版は64bit版と32bit版は別製品になっているが、今回使用したパッケージ版のWindows10の場合は64bit版と32bit版の両方がインストールメディアに入っている。これをインストールする際、64bit版と32bit版のどちらをインストールするか選択肢が出るが、上のような事情であれば、その時に何となく32bit版を選ぶのが常道のような気がする。しかし、「64bit版を選んだらどうなるのかな?」と持ち前の茶目と実験精神が出て、64bit版を選んでみた。そうしたら、別段なんということなくインストールされ、動作もむしろ高速に感じられるようになった。

 さもあろう、妻のPCのCPUはCeleronはCeleronでも、「Celeron Allendale(アレンデール)-512K E1400 2.00GHz」なのであった。実はこれ、古くてもれっきとしたx64 CPUなのである。

 そのようなわけで、自分のPCと妻のPCの能力向上とアップグレードはなんということなく終了した。