無駄遣い

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 秋葉原ヨドバシで無駄に買い物をする。

 前からボイスレコーダーが欲しかったので、買った。

 だが、それで何ができるわけでもない。職場は私有デジタル機器持ち込み禁止であり、ボイスレコーダーで上司の声を常時録ってイヤガラセするなんてことができるはずもない。まあ、何かあった時のために持っておきたいというただそれだけのことだ。

 このモデルは「570F」と「575F」の2種類があり、違いは内臓メモリの大小である。値段の違いは3000円ほどで、4GBと16GBの違いだ。12GBの差に3000円払うくらいなら、256GBのSDを3000円くらいで買って挿したほうがよっぽど得だから、「570F」の方を買う。

 今はスマホで音声くらいいくらでも録れるが、掛かっている最中の通話は録りにくいということもあるし、すぐに録ろうとするともたつくということもあるから、欲しかったのである。

 世の中良くしたもので、電気的な接続はなしに電話の音声を録れるマイクもある。それも一緒に買った。

 家の有線電話を録りたいこともあろうか、と、電話への直接接続キットを買う。オレオレ詐欺がかかってくる歳でもないのだが、そういうことがあれば面白かろうとも思ったからである。

 ロジテックの緑レーザーポインター、「R800t」というのを一つ求めた。これは仕事で時々必要だからでもある。これまで使っていた同じロジクールの赤色ポインター、「R400f」のラバーコーティングの可塑剤が溶け出し、ニチャニチャになってしまったので、新しいものが欲しくなったのだ。ついでに、赤色レーザーはダサいので、最新流行の緑色レーザーが前から欲しかったということもある。

 余談であるが、マウスその他、こうした製品のラバーコーティングが溶け出してニチャニチャになるのはよくあることのようである。ラバーの可塑剤が溶出するのが原因だ。これはティッシュペーパーを「無水アルコール」で十分に濡らして拭き取れば、簡単にサラサラになる。注意すべき点は、無水アルコールは可燃かつ爆発性の危険な液体であるから、火の気を近づけないことであろうか。

 さておき、次にオーディオ売り場へ行き、Bluetoothのトランスミッターを一つ買う。テレビにつなぐためのものだ。型番はMM-BTAD5。サンワサプライの製品だ。実は同様のものを前から持っていた。中国製のTx8という型番のものだ。それはそれで活用していたのだが、どうも愛用のBluetoothレシーバー、SONYのSBH-24と相性が悪いのか、接続するたびに失敗するなどして難渋していた。今度は安心して使えるとよいのだが。

 各フロアで一点ずつ買っては「ヨドバシポイント」を充当したので、多少安い。

 それから、外に出て、ボイスレコーダーに挿す microSD を「あきばお~」へ買いに行く。SanDiskの256GB。2800時間は録れる計算で、まあ、事実上無限に録れると言っていい。

 なんにせよ、どれもこれも生活必需品と言うでもなく、趣味の買い物、気晴らしである。

自分のPCのSSD換装と、妻のPCへのWindows10インストール

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 自分のPCのHDDの速度が気に入らなくなってきた。それと同時に、容量(1TB)も、足りなくなってきた。YouTube動画など増産したからである。

 他方、妻のPCをWindows Vistaのまま長年放置してきている。とうにサポート期間も終了し、最早(もはや)セキュリティがどうとか言い得る状態ではない。恥ずかしいことだが、「ITストラテジスト」の資格を持つこの私、職場では大いに専門性を発揮して口を(のり)しているが、自宅のPCとなると「家でまで仕事みたいな真似をしたくない」というような気分が働いてしまい、どうも何やら、こういう杜撰(ずさん)なことになってしまうのである。

 これでは新型コロナウイルスにやられる前にコンピューター・ウイルスにやられてしまう。意を決し、自分のPCを改良するとともに妻のPCもアップグレードすることにした。

 そこで、秋葉原でWindows10 Home 32BitのDSP版(Delivery Service Partner version)を2TBのSSDと一緒に購入しようと思い立った。廉価なDSP版は、PCの部品と一緒でないと購入できないからだ。そして、OSは妻のPCへインストール、SSDは私のPCへビルトイン、という腹案を立て、去る4.16(木)の夕刻、秋葉原の九十九(ツクモ)電機へ行った。

 新型コロナウイルスの蔓延と緊急事態宣言のため、秋葉原は閑散(かんさん)としていた。ところが、九十九電機のある、中央通りから一本西へ入った「メイドさん通り」では、メイドさんたちがウイルス感染リスクも(モノ)かは、ミニスカートの素足も(あら)わに客引きに励んでいる。

 生きるためとは言え、誠にご苦労なことである。

 九十九電機は()いていた。2階のディスク売り場へ行き、2TBのSSDでDSP版は購入できるか、と聞くと大丈夫だと店員さんは言う。それで「Homeの32Bit版を」と注文すると、(あに)(はか)らんや「今はもう32Bit版はありませんよ」などと店員さんは言うではないか。

 う~ん、こりゃ困った。Amazonで探すか、と何も買わずに帰宅した。新型コロナウイルスで要警戒の東京の市街地からは早々に退散するのがよい。

 Amazonで探すと、どういうわけかDSP版よりもパッケージ版の「USBメモリ」製品のほうが安いことがわかった。2018年版とあるが、なに、インストールしてからアップデートすればよかろう。他にも、「DOS/Vパラダイス」や「九十九電機」の通販サイトも覗いたのだが、「10・Home・32Bit・DSP」は、意外に安くなく、1万7千円だのと言う値段がついていたりした。パッケージ版は\13,280-.である。

 それから、SanDiskの内蔵2.5インチSSD、2TBの「SDSSDH3-2T00-G25」を一つ。

 更についでに、3.5インチベイに取り付けるためのアダプタ金具も一つ。

 これらを注文しておいて、自分のPCの下ごしらえをする。

 現在の環境はHDDが1TBなので、ディスクのフォーマットは「MBR」にしてある。しかし、将来2TB以上の大きなディスクを使用するときのためには、「GPT」フォーマットにする必要がある。ところが、ディスク移行ツールなどを使用する際、「MBRからGPT」、あるいはその逆だと、失敗することがままあるらしい。

 そこで、次の各サイトさんの解説を参考に、現在のディスクをGPTに変換しておくことにした。

 上記サイトさんでも各々述べておられるように、変換には「mbr2gpt.exe」というコマンドラインツールを使う。コツは「ユーザアカウント制御(UAC)」「システムの復元」を無効にし、シェルは「Windows PowerShell」をAdministratorで起動することだ。

PS C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFullos
MBR2GPT: Attempting to validate disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Validation completed successfully
PS C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS

MBR2GPT will now attempt to convert disk 0.
If conversion is successful the disk can only be booted in GPT mode.
These changes cannot be undone!

MBR2GPT: Attempting to convert disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Trying to shrink the OS partition
MBR2GPT: Creating the EFI system partition
MBR2GPT: Installing the new boot files
MBR2GPT: Performing the layout conversion
MBR2GPT: Migrating default boot entry
MBR2GPT: Adding recovery boot entry
MBR2GPT: Fixing drive letter mapping
MBR2GPT: Conversion completed successfully
Call WinReReapir to repair WinRE
MBR2GPT: Failed to update ReAgent.xml, please try to  manually disable and enable WinRE.
MBR2GPT: Before the new system can boot properly you need to switch the firmware to boot to UEFI mode!
PS C:\WINDOWS\system32>

……というようなコマンドライン経過で、2~3分で変換は完了する。その後、忘れずに「ユーザアカウント制御」と「システムの復元」を元に戻す。

 翌日、4.18(土)、USBメモリ版のWindows10とSSDが自宅に届いた。で、SSDを取り付ける前に、一度PCの電源を切り、念のため起動を確かめておこうともう一度電源を入れる。

 ……アレ?

 全然立ち上がらなくなっている。どうも、GPTへの変換に失敗し、ブート領域を壊したらしい。う~ん、参った。ITストラテジストが聞いて笑うワイ(恥)

 インストールメディアで立ち上げだな、こりゃ、……というわけで、もともとWindows8からのオンラインアップグレードでWindows10にしたマシンなので、Windows8のインストールメディアを取り出そうとした。

 ところが、ナイ。見つからない。あっれ~??

 家じゅうひっくり返して探したが、ナイ。土曜日半日つぶして探したが、ナイ。

 どうも、家族か私か、誰かが誤って捨てたようである。

 う~ん、う~ん、アホじゃなかろうか、私。

 ええいままよ、と、妻のPC用に買ったWindows10を、急遽自分のPCへのクリーン・インストール用に使用し、妻のPCのWindows10ライセンスは改めて別のを購入することに決した。

 SSDを取り付け、Windows10のUSBメディアでクリーン・インストールする。USBでのクリーン・インストールは誠に速く、あっという間に終了する。

 元のディスクを取り付け、データを引き上げる。ブート領域が壊れただけなので、大事なデータは全部アクセス可能である。

 元の容量(1TB)の倍(2TB)のSSDを購入したわけなので、元のディスクは丸ごと適当なところにコピーしてしまうことにする。そのままだとアクセス制御がかかっていてコピーできないファイルなどが出てくるから、ディスク丸ごと、所有者を自分に変更し、フルアクセス権限を全部のファイルやフォルダにつける。ディスクのプロパティの「セキュリティ」タブで簡単に操作可能である。システムからいくつかのファイルやフォルダについて拒絶されるが、無視する。

 それから念のため、Explorerで操作すると、何かと失敗も多いから、ここは「robocopy」を使用する。コマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げ、

C:\WINDOWS\system32>cd c:\

c:\>robocopy /e /r:2 /w:0 f:\Users\自分\Documents\ C:\Users\自分\Documents\古い方のディスク
(以下略)

……等とすれば、素晴らしいスピードでコピーが始まり、そもそもコピーが無理なものはいい加減に試行して適当にすっ飛ばしてくれる。

 移行は終了、起動も動作も実に快適になった。素晴らしい速度である。

 それから妻の分のWindows10をAmazonで購入する。4.21(火)にそれが届く。最初に買ったものと同等のものなのだが、\11,260-.と、2千円ほど値段が安くなっており、なんだか悔しいが、気にしないことにする。

 自分のPCから取り外した古いHDDを妻のPCに取り付け、古いWindows Vistaの管理コンソールを使って変なパーティションを全部開放する。それから届いたWindows10をサクッとクリーン・インストールし、OSやWindowsセキュリティを最新版にアップデートする。

 それからアプリを再インストールし、妻と子供たちの古いデータを「robocopy」でディレクトリツリー丸ごと新しいディスクに移行する。

 次女は「SAI」というペイントツールを使用してイラストを数多く描いていたが、これはダウンロード販売のものだ。そのライセンスキーが必要である。古い方のHDDのインストールディレクトリに拡張子「.slc」で「(数字).slc」というファイルがあるが、それがSAIのライセンスキーだ。新たにインストールしなおしたSAIのインストールディレクトリにそのファイルをコピーすれば、これまで通りに使うことができる。

 これらをさっさと済ませ、終了。

 その際、面白いことがあった。妻のPCのCPUは「Celeron」である。Celeronというと古い32ビットCPUのような気がするし、実際発売日は平成20年(2008)の4月、つまり今から12年前で、もはや骨董(こっとう)とも言えるレベルである。作動させていたOSも「Windows Vista」で、32bitであった。

 DSP版は64bit版と32bit版は別製品になっているが、今回使用したパッケージ版のWindows10の場合は64bit版と32bit版の両方がインストールメディアに入っている。これをインストールする際、64bit版と32bit版のどちらをインストールするか選択肢が出るが、上のような事情であれば、その時に何となく32bit版を選ぶのが常道のような気がする。しかし、「64bit版を選んだらどうなるのかな?」と持ち前の茶目と実験精神が出て、64bit版を選んでみた。そうしたら、別段なんということなくインストールされ、動作もむしろ高速に感じられるようになった。

 さもあろう、妻のPCのCPUはCeleronはCeleronでも、「Celeron Allendale(アレンデール)-512K E1400 2.00GHz」なのであった。実はこれ、古くてもれっきとしたx64 CPUなのである。

 そのようなわけで、自分のPCと妻のPCの能力向上とアップグレードはなんということなく終了した。