「大空のサムライ」の内容を、なぜ本当だと思うか

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大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫) 大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫)
価格:¥ 1,000(税込)
発売日:2003-04

 このブログの右ペインの「最近読んだ本」に出している本である。

 この本やその世界観に批判的な人の言に、「本当に戦時中、こういう軍人がいたというなら、日本は戦争に負けなかったはずだ」というのがある。つまり、手っ取り早く言うなら、この本に書かれていることは、ウソか、贔屓目に見ても大袈裟だ、というのである。

 だが、私はこの本に書いてあることは、多分本当だろうと思う。

 著者の坂井氏は、まちがいなく実在の人物だ。そうして、坂井氏を知る戦友は、戦後も沢山生きている。その戦友や関係者を、坂井氏は実名で、本の中に沢山挙げている。

 ウソを書けば、坂井氏は生き残りの戦友や戦死者の遺族に指弾されてしまうだろう。

 そのこと一事をもってみても、坂井氏はウソを書くことが出来なかったであろうと推定できる。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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