クリスマスの日にち

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 「オイ長女、クリスマスって何日だっけ、24だっけ、25だっけ!?」

……と気楽に質問して、「ええええ~っ、なんだよこの親父ッ!?」みたいな、「信じられませーン」みたいな顔を返される。

 だって、そんなもん、あんた、わからんやろ。クリスマスって、イブとかあって、どっちがどっちだかわかんねえんだもの。

「お父さん、それ、わざとギャグで聞いてない?……ギャグだったとしても、全然面白くもないしさあ」

 ええい、キリストの誕生日が一日ズレたからって、天皇誕生日を間違えることに比べたらそんなもんどうだってええんじゃあ、と叫び出しそうになるが、辛うじて思いとどまる。

 わからん。ワカランに決まっとるッ。なぜなら、私はキリスト教徒ではないからだ。

 では、あんたは何教徒なんですか、と問われるとグッと答えに詰まる。仏教徒ですと答えておけばあたりさわりはないが、仏教徒としての暮らしや精神を守ってなどいないし、神道ですなどとは言うも愚か、禊もしないし拝礼もしていないのであって、宗教的なあれこれなど、はっきり言って何もしていないのである。

 結局、ひょっとすると、俺は「共産主義者なのでは……」とすら思えても来るのである。共産主義者は、そりゃあ、宗教なんてありますまいよ。

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