国の面目を蹂躙するような者は許されない

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 ゴーン何某(なにがし)という犯罪容疑者が国外へ逃亡したという。

 (いま)だ裁判前とは言え、関係者間の係争で民事訴訟中などというような生易しいものではない。この男は特別法犯とは言え、犯罪の容疑者である。犯罪の容疑者ということは、人殺しや泥棒と同じなのである。動かしたと疑われる金の額から言えば、「万引き犯がお縄になって、チョイとお上の手を(わずら)わせた」などという吝嗇(ケチ)(くさ)い話とはわけが違う。

 そんな者が金にあかせ、楽器コンテナに潜り込んでレバノンへ逃亡したそうである。

 世界的著名人か何か知らないが、所詮、何もかも欲得ずくの商人でしかなかった、ということである。

 日本の国法の面目を蹂躙するような真似をしておきながら、彼の地で悠々と声明し、いわく、「日本の司法の不適切を自分が裁く時が来た」などと(うそぶ)いているという。

 日本の国法を蹂躙するということは、日本人全部に対し唾棄(だき)したということと同義である。

 恐らく我が国司直・政府は、この男に対して何の手も出せないだろう。従って、我々一般国民個々は、いかなることがあってもこのような人物を許さず、その犯罪と逃亡を永久に記憶し、「将来にわたって絶対に許さないこと」がなすべきことと考えられる。ゴーン何某はこれに対し、言論・出版・放送等を通じて弁明を試みるであろうが、この男の言説など絶対に理解するべきではなく、また、受け入れることもあってはならない。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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